音声のみ『黒染め強要の懐風館高校校長の生徒への隠蔽指示』だそうです。



音声のみですが、大阪府立懐風館(かいふうかん)高校で行われた『黒染め強要の懐風館高校校長の生徒への隠蔽指示(リンク済み)』だそうです。
ポケットにでも入れた、携帯電話か何かのボイスレコーダーの音声らしく、声が遠く聴き辛い上に時折大きな雑音も入りますので、全体に何を言っているかはよく分かりません。また内容が内容ですので、いつYoutube上から削除されてもおかしくありません。


〈UP者の説明〉

2017年10月27日
当の本人および校長はこの隠蔽支持(「指示」の変換ミス?)の集会の前にどういう風に話そうか笑いながら話をしておりました。
隠蔽部分の発言は4:20からと


ここで言う「当の本人」とは生活指導の教諭か、教頭だと思われます。
まさか訴えた女子高生本人が、来ているとは思えません(ましてや、在校生や保護者には「退学」したと嘘付いているとか!)。

 



ただ後半で確かに、「~何でこうなったかは、既に君達はよく分かっていると信じる~」とか「~裁判中の事でも有り、この件をツイッターなどに書き込む事は、しないで欲しい」どうも「学校の外(家庭等でも)にもあまり詳い話題にしないで欲しい~」的な事も、発言しているように思えます。
そしてなんと言っても、「~下校中に新聞やTVなどのマスコミが、インタビューする事もあるかも知れないが(この辺よく分かりません)君達が答える必要は無く、もし話すなら『よくわからない』と言って下さい。詳しい事は学校が答えるべきなのですが、裁判中なのでそれは出来ません~」と言うような、話が聞こえました。

もしかしたら違うのかも知れませんが、不思議な事にあれほど話題になった「金髪留学生がいたとしても黒く染めさせる」と言うような、話題の要点の説明が一切ありません。
これではこの全校集会は、「在校生を守る為のもの」と言うよりは、「学校側の不祥事あるいは問題を、どのように隠すか?在校生になんと言えば、これ以上事態が悪化しないか?」と言う点に、力点が置かれていると思います。前半では、「この件に関して、学校としては真摯に対応して来た」と述べていますが、具体的な事は何も説明が有りません。

ただ「~君達も既に承知している通り~」とか、「~君達には分かって貰えると信じている~」と言う点を強調するのみで、本当に具体性がありません。
聞いていると、まるで北海道大学の前身・北海道農学校の初代校長「少年よ大志を抱け!」で有名な、クラーク先生が校則に関して事務方が挙げて来た、事細かなモノを一蹴して、ただ「紳士タレ!」とだけ紙に大書きした逸話を思い出しました。この学校はそれほど、生徒を信じているのか!?ちょっと、考え難いのですが・・・。
しかも、「~これは、大阪府の指導でもあるし(ゴニョゴニョ)裁判中でもあるので、これ以上詳しい事は言えない~」みたいな事も、言っています。
これは提訴発生時からの、一貫した学校と大阪府教育長の態度です。生徒相手にも貫くんですねェ~、こんなに信じているのに!ですので、これまでに出た情報は全て提訴者である、女子生徒側からのモノ。これを指摘して、一方の意見だけ鵜呑みにする危険を指摘する識者は多いのですが、最初から相手が「裁判で明らかにする」の一点張りでは、比較のしようがありません。

どこかに同級生の話として、「頭髪検査は厳しいけれど、予め地毛の色だと申告すれば問題ない」という話もありました。
ですが、もしそうならわざわざ全校集会を開いて、このような《箝口令》としか取れないような指導を、敢えて在校生に行う必要があるのでしょうか?座間の連続死亡事件並みの、しつこく粘着質などうでも良い事にも喰い下がる、今の日本のマスコミの実力を是非この件でも、見せて欲しいところです。



懐風館高校


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何だか多くない?鉄道で「人身事故」という名の・・・






鉄道人身障害事故(てつどうじんしんしょうがいじこ)とは、鉄道事故等報告規則(昭和62年02月20日運輸省令第8号)で定める列車または鉄道車両の運転により人の死傷を生じた事故を言う。
人の死傷が列車衝突事故、列車脱線事故、列車火災事故、踏切障害事故または道路障害事故による場合には、これらの事故に包含され、鉄道人身障害事故の扱いとはならない。

〈中略〉

一般的に、走行中の列車、車両に何らかの理由で人が接触等し、物理力によって人が死傷する事故であって、踏切以外で発生し、事件性もないものについては、単に人身事故(じんしんじこ)と呼ばれる。

〈後略〉



10日足らずで、全国8件の「人身事故!」続報が無いので、概ね自殺と見られます


03月01日 14時03分
JR常磐線柏駅で人身事故、上下線運転を見合わせ

02月27日 13時33分
人身事故でストップ、東急田園都市線が運転再開

02月27日 20時37分
JR中央線快速で人身事故、一時運転見合わせ

02月26日 15時12分
JR函館線、一部区間で人身事故一時運転見合わせ

02月25日 22時54分
小田急線、一部区間の上下線で一時運転見合わせ

02月23日 01時25分
小田急線、鶴川駅人身事故、運転を見合わせ

02月23日 06時53分
東武野田線、運転再開・・・人身事故で一時見合わせ

02月23日 13時18分
人身事故でストップの地下鉄御堂筋線、運転再開

02月22日 21時59分
人身事故の横須賀線・湘南新宿ライン、運転再開


ほぼ、日本全国で1日1件!って、多過ぎませんか?
特に首都圏がその内の6件!!って、異常じゃありませんかせんか?「自殺」以外の事故・事件性がある場合には、必ず続報が入りますのでそれが無いと言う事は少なくとも警察は、現時点で「事件・事故の可能性は低い」と判断している事になります。

年度末は、自殺シーズンと言われますが、「鉄道人身事故」が俳句の季語にでもなるようでは、悪い冗談にもなりません!
取り敢えず、ハード面ではJR山手線で効果が実証されているという、『ホーム・ドア』を特に首都圏をはじめ、大都市鉄道網発達地域には早急に設置もしくは可動式の配備を、進めてほしいと思います。その上で当然、ソフト面での心身のケアとしての《自殺防止への医療的な社会制度の構築》が不可欠ですが、こちらが一朝一夕とは行かない事は、「イジメ→自殺」問題が一向に改善されない事態を見ても、容易に想像が付きます。

安直で対処療法的ですが、少なくとプラット・ホーム上からの「鉄道人身事故」の削減には効果の有る、物理的な保護手段を優先的に進めるべきと思います。
どちらにしても、交通事故死者数を上回るような自殺者数は、どこにも誇れるものではありませんし、「鉄道人身事故」は公共交通機関の一時的な麻痺を引き起こし、社会的な影響も少なくありません。
このような時にその責任の所在が、一人当事者自身に降り掛かるような事態に収束する事は、より社会的な問題から目を背ける結果となり、全く根源的かつ根本的な問題解決とはならない事は明白です。イジメ自殺問題や過労自殺問題も含め、特に首都圏をはじめ大都市圏で多い「自殺」の闇を照らす事が、重要です。

繰り返しになりますが、安直な対処療法ではありますが、効果の期待できるホーム・ドア〈ホーム全体の工事を必要とする本格的なものでなくても、簡易な移動設置型や多様なドア位置に対応する、安価な可動式ホーム柵などの暫定利用フリー百科事典ウイキペディアWikipediaリンク済み〉を、御願いしたいものです。
























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『響け!ユーフォニアム』は児童ポルノと「解読」される?――日本のおたく文化とその国際性の限界



The Huffington Post(ハフィントン・ポスト)リンク済み』より
http://www.huffingtonpost.jp/kaoru-kumi/otaku-culture_b_8746632.html

【※】ハフポスト日本版は、12月02日に「『響け!ユーフォニアム』は児童ポルノ? アニメ評論家・久美薫さんの発言が物議」という記事を掲載しました。
記事中で発言を取り上げた久美薫さんから「この件で説明したい」と寄稿の申し出がありました。(ハフポスト日本版編集部)


『響け!ユーフォニアム』は児童ポルノと「解読」される?――日本のおたく文化とその国際性の限界(リンク済み)


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

〈問題の?ツィート内容〉



私たちは知るだろう、知らねばならない @ElementaryGard

こういうのが西洋人の目には児童ポルノと映ってしまう。
だから恥ずかしいということではなく、日本のおたくカルチャーは児童ポルノと同じ進化環境で進化してしまったということ。それにしても男根の代わりにでっかい吹奏楽器と絡むこの構図はいったい。


ユーフォポルノ2


2015年11月30日 18:14




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寄稿本文


見てもらったほうが早い。左は、『響け!ユーフォニアム』の原作小説2巻のオリジナルの表紙。右はアニメの版権イラストを使った新しいブックカバーだ。
現在発売中の小説本(の第1巻)はこのブックカバーがオリジナルの表紙の上にかぶせられている。



ユーフォ比較4


左が「響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ」(宝島社文庫)第2巻表紙

この版権イラストに描かれているのは、日本の女子高生にしては不自然なほど長く、艶めかしい生足。
性とは無縁の場所であるはずの高校の教室とおぼしい場所で、靴下もはかず、まるで映画『嘆きの天使』のマレーネ・ディートリッヒのようなポーズで、カメラ目線で上目遣い。そして金管楽器の冷たい感触と対比させるかのような暖色系の肌...

もうおわかりだろう。昭和臭すらする地味で堅実な表紙絵だったのが、アニメ化スタッフの手で、見る側の性的妄想をかきたてるような味付けが、こってりとほどこされているのである。

断っておくと私はこのアニメ『響け!ユーフォニアム』を児童ポルノであると決めつけているのではない。それどころか文系部活の青春物語としてよく磨き上げてあると思った。
来年4月に劇場版が、さらに後にはテレビシリーズ第二弾がお目見えするとの報に、ファンが歓喜し胸ときめかすのも理解できる。

しかしながら青春物語としてのこのアニメに私はいっさい思い入れがないことをまず告白しておく。それなのにどうしてわざわざ取り上げるのかというと、ずいぶん前から主に欧米圏で叫ばれる「日本のANIMEは性行為と暴力まみれだ」という声、たとえば「Why hasn’t Japan banned child-pom comics?(ANIMEやMANGAは児童ポルノだらけなのに日本はどうして取り締まらないのか?)」(今年2月にイギリスBBC記者がアキハバラを回ってまとめたレポート参照)という糾弾が続いている事実を紹介し、論ずるにあたって、この『ユーフォニアム』は非常に興味深い分析対象と考えるからである。



BBC記事2

BBC記事「Why hasn’t Japan banned child-pom comics?」



■『ユーフォニアム』は児童ポルノなのか?

まず反論からいこう。
アキハバラを彩る童顔美少女たちは児童ポルノとは血筋が全く異なる。

児童ポルノとは何か?国連の議定書によると「現実の若しくは疑似のあからさまな性的な行為を行う児童のあらゆる表現(手段のいかんを問わない)又は主として性的な目的のための児童の身体の性的な部位のあらゆる表現」のことだ。

言うまでもなくここにある「児童」とは、日本の法においてはCGやイラストの類ではなく実在する児童のことである(※1)。
日本のおたく文化のシンボルともいえる童顔美少女たちは実在ではないのだから、設定上7歳であろうが17歳であろうが児童ポルノと外国から断罪される筋合いではないだろう(※2)。


■京アニ作品「も」性的なイメージでいっぱい

だが、児童ポルノではないとして、ポルノグラフィーではないと言い切れるだろうか。

アニメ情報誌や公式サイトにあふれる『ユーフォニアム』の版権イラストを拝見するに、これらの絵を描いた人間が、見る側の性的妄想を喚起するしかけを、これでもかと挿入しているのがわかる。改めて原作小説の表紙と比較してみよう。



ユーフォ比較2



左は原作小説第1巻表紙。右はアニメ専門誌『アニメスタイル』第7号の表紙(メディア・パル)

いかがであろう。
右側の、まず中心に立つキャラクターを見てみよう。風でそっとまくれ上がっているミニスカートから伸びる足は、この童顔とはどこか不釣り合い。そのうえこの艶めかしい足と対比するかのように大きな金管楽器ユーフォニアムを抱えこむポーズ。右には巨大なチューバに手をかけながらミニスカ姿で膝づくキャラクター。建前は人物を三角構図に配置するためだとして、実態は屹立した男性器を服従ポーズをとって手と口で愛撫する(前の)ポーズに似せるためか。

金属楽器でないと肉体と金属の対比が演出できないことを意識してか弦楽器コントラバスは後ろに目立たぬよう配置され、一番奥に立つ人物が持つトランペットは、それほど大きくないため肉体/金属の対比インパクトが薄いと判断されたのか手前の人物の頭部でそっと半分隠される。

これだけではなく、現在出回っている同作品のほかの版権イラストを分析していくとさらに面白いものが見えてくるのだが紙面の都合でここでは省略する。「それはお前の個人的妄想だろうが!」 そうだろうか。
試しにGoogleで画像検索を「ユーフォニアム エロ 同人」でやってみれば、いろいろ刺激的なものが見つかるだろう。


■瞬間的に性的イメージを喚起するにはこれで十分

このアニメを作ったスタジオは、童顔美少女たちに性的なポーズを巧みにとらせる技に抜きんでている。

ぱっと目で、見る側に性的なイメージを喚起させ、よく見るとただの楽器であり吹奏楽部のユニフォームであり風の偶然であるとわかって「なあんだ」に着地する。だが一瞬とはいえ脳内に広がった性的イメージは見る側の無意識に沈殿していく。
作品自体は清楚でひたむきな青春物語だけれど、版権イラストを通して性的なイメージがたっぷりコーティングされるのだ(※3)。

いやもっと踏み込んで分析するならば、版権イラストではたっぷり性的なイメージがコーティングされているからこそ、私のようなひねくれ者がこのようなふとどきな分析を仕掛けてきても「作品を冒涜している!」とファンの力で封じ込められるよう、現在の日本のテレビアニメで追及できる最高の技術と演出力を投入して本編はとことんピュアでひたむきな青春物語に昇華しているのである。

誤解してほしくないが私は吹奏楽を楽しむ人間がそろって色情魔だとか罵倒しているのではなく、そのつもりもない。
ただ上に紹介したサブリミナルの技に秀でた人間の手にかかれば、カスタネットでもなんでもセクシャルなイメージ喚起に使いこなしてしまうだろうといいたいのだ。事実このアニメスタジオは数年前に女子高生のロックバンドを描いた『けいおん!』という作品(の版権イラスト)のなかで、ギターを巧みに男性器のイメージに転換してみせている。

「ギターの弦を奏でるのがどうして男性器の愛撫と同一視されないといけないの?!」「金管楽器は口でくわえたりしない!マウスピースもお前は知らないのか?」 もっともな反論だが、版権イラストを眺める者の脳内に瞬間的に性的イメージを喚起するにはこれで十分なのだ。細かな差異など遠くからは見えはしない。

ちなみにこうした技は日本の発明ではなく、20世紀前半にアメリカで花開いたSF雑誌のイラストあたりにもういくらでも確認できるし、今ではどの国でも広告をはじめ使い倒された手ではあるのだが、それが極限まで「洗練」されたのが日本のMANGAやANIMEやゲームやその周辺のもの、つまりおたく文化の現在の姿である。


■外国人には児童ポルノと見分けがつかない

見た目は清純でも、裏にはポルノグラフィーの感性がべっとりとくっついている... そういうものは日本だけではなく、ハリウッド映画のポスターでもなんでもいくらでも類例は見つかる。

だが「子ども」向けとされるものに、そういう性的イメージをこれでもかと盛り込むのはやはり日本の特異な点であろう。
ピクサーのアニメは家族向け、つまり子ども「も」見ることを念頭に置いて、セクシャルなジョークや性的サブリミナルをしかけてくることは(まず)ない。一方で日本の『クレヨンしんちゃん』シリーズは、子ども向けといいながら性的ジョークや、子どもが親をからかうギャグ、それに現代日本を揶揄し風刺するようなテーマを盛り込んでくる。

「おとな」向けと「子ども」向けの、二つの顔を使い分けることで日本のおたく文化は、本来この両者のあいだで分断されているはずの様々なモチーフを化学反応させ、奇想天外な、そして確かに面白い作品を生み出し続けている。先日劇場版が公開されてファンのあいだで激賞が続く『ガールズ&パンツァー』のように、女子高生がまるでバスケか何かの部活動のように戦車を乗り回して他校の生徒たちと市街戦を繰り広げて観客に感動の涙を誘うという、ハリウッドではとても発想できないようなエンタテインメントが生まれてくるのだ。

「子ども」でもあり「おとな」でもある――このダブルスタンダードを見逃すことで日本のおたく文化は世界にも類を見ない、マージナルでモラトリアムな欲望開放空間として進化した。そしてそのまさに申し子としてあるのが、童顔だがナイスバディの未成年設定(でないものもあるが)女子キャラクターたちだ。ナイスバディでない場合でも、それこそ先に分析したサブリミナルの技を駆使してエロスの視線を喚起しにかかる。
首から上は「子ども」だが、首から下は「おとな」の身体という、キマイラもケンタウロスも素足で逃げ出す不可思議な仮想メス生物がこうして増殖する。

仮想生物であるからこそ、外国人には冷静な判断ができなくなる。そしてこう判断される。「児童ポルノではないか!」と。

■もう半世紀も前から問題視されていた

「おとな」と「子ども」を明確に分ける倫理観、人間観をもつ文化圏の人間の目に、「おとな」と「子ども」を使い分けるポップカルチャーは言語道断なものに映ってしまうのである。

今から50年以上前、日本で最初の国産テレビアニメ『鉄腕アトム』がアメリカに、そしてヨーロッパ各国に輸出され、各地で子どもたちを虜にしたが、親たちからは「いくらロボット少年でもわが子をサーカスに売りとばすなんて!」「どうして毎回十万馬力で相手のロボットを壊しまくるのか?」と非難され、原作者にしてアニメ化の責任者でもあった手塚治虫が腹を立てた。
「いったい、あのフランス・ギャングや、マカロニ・ウェスタンや、戦争賛美映画を容認している連中はどこへ隠れたのか?」

ところが実際に現地を回って話を聞くうちに、その批判がけっして感情的な言いがかりなどではないと思い知らされていった。
「つまるところ、子供の番組であるがためらしい。日本の子供とちがって、欧米の家庭では、子供におとなの番組は見せない。子供は、自分たちの番組がすむとさっさとテレビを消してしまう」「これは単なる噂かと思って、ぼくがあちこちの家庭を訪問してみたところ、たしかにその通りであった」(※4)。

これはとても入り組んだ話なので、後日別の場所で論じなおすつもりだが、もし興味がある向きには拙訳『アニメが「ANIME」になるまで 鉄腕アトム、アメリカを行く』(フレッド・ラッド著、ハーヴィー・デネロフ編、NTT出版、2010年)に当たっていただきたい。
「子ども」「おとな」の境について、東西でここまで違いがあることを思い知らせてくれるだろう。

■国連が動き出した

そして今年10月、国連から派遣された調査官による日本の児童ポルノの実態調査と、その中間報告も兼ねた記者会見を思い出していただきたい。
「日本での女子高生の援助交際率は30%」という数字をめぐって大騒ぎになったのは記憶に新しい。しかしながら本当に注意を払わなくてはいけなかったのは、後半の質疑応答の際の彼女の発言のほうだったのではないか。






Lastly, I would like to encourage the Government of Japan to conduct comprehensive research on the root causes, push and pull factors, scope and impact of the various forms of sexual exploitation of children and the sexual commodification of children, in order to inform effective policy-making and public debates on certain topics, including the issue of manga and anime.

「~最後に、日本政府については、様々な形態で行われている児童の性的搾取ならびに性的商品化の根本的原因、需要と供給の関係要因、広がりと度合いについて包括的な調査研究を実施することを望みます。そうすることで効果的政策決定にくわえ、広く議論を喚起することが可能となるからです。そうした政策決定および議論の対象として、MANGAやANIMEにおける児童ポルノの問題も含まれるべきです(※5)」



彼女の発言には、おそらく日本側の協力者との行き違いや誤解もあってか法理論上の瑕疵も見られるが、それでもMANGAやANIME、つまり日本のおたく文化についてポルノグラフィーの視点からとことん論じなおすべきではないかと問題提起した点に、私は着目したい。

そう、論じなおすことからはじめるしかない。日本がバブル景気に沸いてアメリカとの貿易摩擦で日米関係が悪化していた平成頭に、大阪府堺市の奇妙な市民団体が「日本のまんがは黒人差別でいっぱいである」と糾弾を始め、それにアメリカ側の大手メディアが反日感情に煽られてかうっかり乗ってしまって、その結果手塚治虫の名作『ジャングル大帝』までが出荷停止となった事件があった。「人種差別反対」という絶対正義タームの土俵に載せられてしまった日本のまんがは、ニューヨーク・タイムズやCNNなどのアメリカメディアを前にこれほど脆く、情けない姿を見せたのだった。

「たかがまんがで」と思いたくなる気持ちはよくわかる。しかし、そういう情が通用しない相手を説き伏せるには、徹底して自己分析して理論武装をするしかない。それは喩えるならば、自分の自慰の際に思い浮かべる性的イメージを逐一言語化してパブリックに説明するがごとき、痛ましくも恥ずかしい努力の積み重ねとなるだろうが。

そしてその努力の末に思い知るはずだ。どんなに論理を積み重ねても防御しきれないものが、おたく文化のまさに中核をなしているのだと。

先日私がツイッター上で『ユーフォニアム』をポルノグラフィー分析の手法で解読したところ、一時は全国トレンド一位になってしまうほどの怒りの集中砲火を浴びたのは本当に光栄だった。だが私が仕掛けたのは実戦ではなく、あくまで模擬演習にすぎない。それは肝に銘じてほしい。

カール・マルクスいわく、「歴史は二度繰り返す。最初は悲劇として、二度目は喜劇として」。いつか本物の黒船がやって来るとき、私たちはどこまで言論で戦えるのだろう。


------------------------------------------------

※1 ただし架空のキャラクターであっても「児童の性的搾取」と法的判断される国はいくつか存在する。ここには法哲学上の大きな矛盾があるのだが詳しくは別の機会に

※2 ちなみに「児童」の年齢については国によって定義が違っていて、ドイツだと13歳未満、アメリカだと州によって異なるため一概にいえない。日本では学校教育法でいう「歳6以上13歳未満」とみなされているが、ほかの法との兼ね合いで厳格には定義されないまま今に至っている。

※3 ここで私が「版権イラスト」と強調しているところに注意してほしい。実際の作品では性的イメージ喚起の技は控えめにして、版権イラストでたっぷりしかけてくるのである。

※4 『手塚治虫 僕はマンガ家』(日本図書センターから1999年に再版。1969年版準拠)の序章から引用。



手塚治虫 僕は漫画家

〈Amazonリンク済み〉




※5 ここの発言部分には「児童ポルノ」とないが文脈から判断して訳文に含めた。



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆








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えッ!?日本では報道(ニュース)にもなっていませんが?『STAP細胞の特許出願、米ハーバード大学が世界各国で・・・今後20年間、権利独占も』って!?



STAP細胞の特許出願米ハーバード大学が世界各国で・・・今後20年間権利独占も(リンク済み)』と、ビジネス・ジャーナル(Business Journal)でジャーナリスト上田眞実氏が2016年05月21日に報じています。
ですが、22日・昼・現在日本ではTVのニュースもネットのニュース速報も、何処も何も配信していません。ビジネス・ジャーナルでは、これまでも次々と『STAP細胞疑惑の捏造問題』を取り上げてきましたが、他の報道が追従する事はなかったと思います。



2014年08月15日『NHKSTAP問題検証番組で小保方氏捏造説を“捏造”か 崩れた論拠で構成法令違反も(リンク済み)


2015年11月14日『小保方氏博士号剥奪で責任逃れの早稲田大に「論文読んでない」と批判噴出

2016年03月19日『STAP現象米国研究者Gが発表・・・小保方晴子氏の研究が正しかったことが証明(リンク済み)

2016年05月14日『STAP現象の確認に成功独有力大学が・・・責任逃れした理研と早稲田大学の責任、問われる(リンク済み)

2016年05月20日『STAP問題小保方氏犯人説を否定する検察判断・・・嘘広めたNHKと告発者の責任問われる(リンク済み)

他にもありますが、以上は全て同じジャナーリスト大宅健一郎氏によるものです。


その他の記事として、

2016年04月01日『STAP現象理研で再現されていたことが発覚・・・若山教授、不当に実験成果物を大量持ち出し(リンク済み)


2016年04月28日『STAP細胞「つくることに成功した」と若山教授が発言・・・共同研究者も「見た」と証言(リンク済み)

同じくジャーナリスト上田眞実氏による記事です。


2015年11月14日『小保方氏のSTAP細胞やはり米国にパクられた? STAP現象と酷似した「iMuSCs細胞」(リンク済み)

トカナ・編集部



と言う訳で、今度は日本以外で「STAP細胞」に関する話題が、様々に盛り上がっているようです。
日本国内の水面下で、この海外の動きを語る向きは概ね「これはそもそも小保方氏が提唱した〈STAP細胞〉とは、似て非なるモノだ!」という意見のようです。ただ偶然か否か、このタイミングでとうとう出ました?小保方氏の告白本!


STAP01A.jpg

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%82%E3%81%AE%E6%97%A5-%E5%B0%8F%E4%BF%9D%E6%96%B9-%E6%99%B4%E5%AD%90/dp/4062200120/?_encoding=UTF8&camp=247&creative=1211&keywords=%E5%B0%8F%E4%BF%9D%E6%96%B9&linkCode=ur2&qid=1463968983&s=books&sr=1-1&tag=blogsonetn046-22">小保方 晴子氏の告白本</a><img src="http://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=blogsonetn046-22&l=ur2&o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />" target="_blank" title="<img src="http://blog-imgs-93.fc2.com/a/o/n/aonow/STAP03.jpg" alt="STAP03.jpg" border="0" width="340" height="500" /><span style="color:#00CC00"><strong>〈Amazonリンク済み〉</strong></span>">STAP03.jpg

〈Amazonリンク済み〉


これに関しても、賛否両論真ッ二つ!?









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気になる2014年(2016年改訂)版の自民党の憲法改正草案と現行憲法の比較〈数ヶ所抜粋〉



自民党憲法改正草案見やすい対照表で現憲法との違いが分かる!リンク済み』サイト様より部分引用。

引用させていただいたのは、2014年に自民党が発表し2016年に改訂したモノで、自民党公式サイトからのコピーだそうです。
そして、現行憲法も同時に自民党が並列明記していたモノで、何も手は加えていないそうです。
引用させていただいたのは、それぞれの本文だけで、色文字・拡大文字等の注意書きは、全てこちらが勝手にやった事です。

なお大きく議論されている現行憲法前文の削除や、現行憲法9条に対する変更は、どうも日本語の表現解釈で議論が止まってしまう気がします。

〈極端な例え〉
「死の商人」→「武器商人」→「戦争商人」→「兵站商人」→「後方支援商人」?
「戦争の放棄」の《戦争》何か?少なくとも、現在世界中で起こっている、血で血を洗う攻防の中で、いわゆる「国家間の紛争解決手段」として《互いに宣戦布告をして》始まったものは、無いと思います。となればこれらの内戦・宗教・経済・民族・差別(格差)等の紛争は、《戦争》では無いのでしょうか?
恐らくにその場で巻き込まれ逃げ惑い、巻き添えになる人々にとってこれは《戦争》に他ならないのでしょう。フランスで起きた同時多発テロに関して、フランスの首相は「これはもはや《戦争》である!」と叫んでいましたが、あれは国内での、無差別暴力(殺傷)行為?であり、まさにフランス語(テロル・恐怖)由来の「テロリズム」に他ならないと思います。では、世界でも知られた民主的大国の首相(あれ、大統領だったかな?)がそれを、「これはもはや《戦争》である!」と言ったのは、なぜでしょうか?
などなど、ややこしい語義の問題が絡んで来て、ちっとも先に進まなくなります。ここでは国内治安行為とすると他国での自国の戦闘行為が肯定できない!と言う、専門的な意見があるに留めておきます。

と言う訳で、もうちょっと庶民視点から自民党の憲法改正草案とやらと、現行憲法の条文を比較してみます。
比較対象は、完全にこちらの好みと興味で選んだので、その辺は御了承下さい。












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『あんのんブログPart2・HINAKAの戯れ言』です。
本来は、『あんのんブログ・HINAKAの雑記』としてSo-netブログであったものが、So-netブログから追い出されて、ここで新たに構築するモノです。

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