道原かつみ著マンガ『銀河英雄伝説・英雄達の肖像』第4巻(原作・田中芳樹)




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(2013/03/13)
田中 芳樹、道原 かつみ 他

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田中 芳樹、道原 かつみ 他

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道原 かつみ

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田中 芳樹

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マンガ家道原かつみ氏による、田中芳樹著の『銀河英雄伝説』新書版全10巻の大作スペースオペラ小説の、マンガ・シリーズ化の第2弾です(第1弾は既にコミック版『銀河英雄伝説』として全11巻が刊行済み。但し、原作小説全10巻の内の2巻目まで……)。

原作小説新書版で、第3巻からですが……果たして、道原氏ご存命中に完結するのかしら?永野護氏の「ファイブ・スター・ストーリーズ」に並んで、完結が危ぶまれているマンガ化です。
しかも、1冊出るのが遅い……連載でどうなっているのかは分かりませんが、この4巻目は3巻目までがおよそ2年の間隔があります。
どう考えても、小説後7冊分をこのペースでマンガ化するとすると、マンガ5巻で小説1冊分の計算で7×5=35冊。残りを35冊として、1冊2年として単純に70年!

かと言って、道原かつみ氏以外のマンガ家の手によるマンガ化は、続きとしてはかなり難しいでしょう。
道原氏は、すでにかなりのオリジナル設定や解釈・改編を、マンガの中だけの『銀河英雄伝説』として、創作中です。この部分まで別人が、全て引き受けられるか?と言えば、無理な話に思います。

と言う訳で、後は宣伝を兼ねての御紹介?です!


基本的にはシリーズ完結後に、能書きはしたいのですが、既に述べたように果たしてこの道原かつみ版、マンガ・シリーズ銀河英雄伝説」無事完結するのか?と言う点には、甚だ危惧を持つしかありません。
となれば、折々の節目で思った事を記すのも、1つの手かなと思います。

さてこの、最新刊いわばマンガ・シリーズ銀河英雄伝説」第二部『英雄達の肖像』ですが、これが目指すのは、恐らくある種前半のクライマックスとも言える、初めてのヤン・ウェンリー(説明が大変なので、良く分からない方はフリー百科事典ウィキペディアリンク済みを御参照下さい)。
と、ラインハルト・フォン・ローエングラムの、直接対決!

いわゆる、「シヴァ星域の戦いバーミリオン星域の戦い」になるだろう事は、間違い有りません。
結局、この戦いでも決着は付かず、主人公達以外のところで行われた、謀略と掛け引きによって政治的には決着してしまう。
いわゆる、「戦術面ではヤンの勝ち戦略面ではラインハルトの勝ち」と、なる訳です。
もしかすると、その後のいわゆる戦後処理的場面も含む、いわゆる戦後処理の「バーラトの和約」魔で描くのかも知れませんが、この時点でヤン・ウェンリーは退役して、民間人となり目出度く華燭の典を上げるのですが、文字通り周囲は地雷原の如き有様になります。もしかするとせっかくですので、マンガもこの場面までは強引に進めるかも知れません。それでも原作新刊本の、4冊目ですが……。

そもそも、このマンガ化において作者は、ある種女性マンガ家らしく戦闘シーンや、その準備段階などはアッサリと描いて、ある種期待を裏切ります。
ですがそれ以外の、日常的なもしくは非日常的な部分での描き込みには、並々ならぬ力の入れようで、それでなくても分かり難い、登場人物達の心理描写や人間関係の機微を、ある意味では原作にオリジナルを加えるほど徹底的に描いています。
このマンガが、アニメに比べるとある意味大きく異なるのは、このマンガ・オリジナルの個性的で、大胆な描写だと思えます。この作品が、道原かつみ氏のマンガである事を、原作付きであっても強く印象付けていると思います。

もちろんこの方法論は、両刃の剣であり、「これは原作をアレンジしたマンガだ!忠実なマンガ化ではない!!」という批判は成り立ちますが、そもそも忠実なマンガ化とかアニメ化とは、どういう事でしょうか?
全110話にも及ぶ、異例の長編のオリジナル・アニメ(OVA)として作品は、確かにこの道原マンガ版に対して、原作に忠実という点では抜きん出ていると言えると思います。しかしそれは同時に、原作小説の中の問題点や、難解な場面や心理などを、ほとんどそのままの形で写し出し、結果として原作の問題点を拡大して、視覚化するという事態を招いています。
特に、原作では余りに描かれなかった、日常的な個人関係に道原かつみ版のマンガは、新たな視点を与えています。

逆に言えば、そうすればそうするほど、原作よりも遥かに分量が多くなり、マンガとしてストーリーが遅々としてすすまないという、まさしく両刃の剣です。
基本的には、道原版マンガ『銀河英雄伝説』は、未完の大作!に終わる事を前提に、読み進めるのが、正しいのではないかと思います。

その代わり、また別のマンガ版『銀河英雄伝説』として!
気に入らない人は、読まなければ良いだけです!!当然の、事ですが・・・。




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シヴァじゃなくてバーミリオンですよー

確かに正しくは「バーミリオン」です。

HINAKAです。

> シヴァじゃなくてバーミリオンですよー

確かに「シヴァ会戦」とは、ラインハルトとヤンの後を継いだユリアンによる最初で最後の会戦です。
ここでの会戦は、「バーミリオン」が正しいのは、御指摘の通りです。
しかし、タイトル・メールアドレス・URLその上記名までされていませんので、正常なコメントとしては受け取れません。今後このような場合、正しい指摘であっても削除対象とさせていただきます。
なぜに、必須記入を行わず、直接連絡が取れる方法を残されないのか?余程の、やましさでもお有りなのでしょうか?理解不能です。






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Author:HINAKA
『あんのんブログPart2・HINAKAの戯れ言』です。
本来は、『あんのんブログ・HINAKAの雑記』としてSo-netブログであったものが、So-netブログから追い出されて、ここで新たに構築するモノです。

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