『米運輸安全委、パイロットの訓練内容を徹底調査-アシアナ機事故』






2013年07月12日
16:17 JST



米運輸安全委、パイロットの訓練内容を徹底調査-アシアナ機事故 - WSJ.com http://on.wsj.com/15A9qp6 @WSJ

By ANDY PASZTOR、JON OSTROWER

 先週、サンフランシスコで着陸に失敗した韓国アシアナ航空の旅客機を操縦していたパイロットはエアバス機では数千時間の飛行経験があったが、事故を起こした機種であるボーイング777型機については40時間ほどしかなかった。
この違いは、コックピットや操縦系統が大きく異なる機種の切り替えに際してあらゆるパイロットが直面する、広範な訓練を受けることの難しさを物語っている。

 アシアナ航空214便が危険なまでに低速・低空飛行でサンフランシスコ国際空港に向けて降下していたときに操縦かんを握っていた機長のイ・カングク氏は、777型機の熟練パイロット監督の下、胴体幅の広い同型機の操縦訓練の最終段階を半分ほど終えたところだった。
イ氏は777型機については訓練中だったが、別の機種での飛行時間は総計1万時間近くに上り、その前はシミュレーターの指導教官を務めていた。

 しかし、777型機の操縦を担当し始める前の約10年間は、同型機よりも小さい、単通路のエアバスA320型機しか運航したことがなかった。
A320型機はとりわけスピードとエンジン推力の維持に使用される自動システムが777型機と大きく異なっている。米国家運輸安全委員会(NTSB)の調査に詳しい関係筋によると、調査員は現在777型機の操縦を担当し始める前に、イ氏がどの程度の指導を地上やシミュレーターで受けたか、またその訓練が、214便の乗員が直面した事故前の窮地に対するイ氏の対応に影響した可能性があるかどうかを詳しく調査している。

 事故発生以来、アシアナ役員はパイロットは両者とも経験豊富で、同社の訓練制度も全ての国際的・国内的な要件を満たしていると繰り返し主張している。

 ボーイングとエアバスのコックピットは、自動スロットルの仕組みをはじめ主要な部分が大幅に異なっている。
自動スロットルは機体のエンジンとスピードを調整するもので、調査の大きな焦点となっている。安全の専門家やジェット旅客機の指導教官パイロットは、エアバス機とボーイング機の切り替えが当初大変な理由の1つはそこだと指摘する。

 「そのような機種の切り替え時の訓練の質は極めて重要だ」。
 米ノースダコタ大学の航空学教授で韓国でアシアナ航空のパイロット候補生に講義を行ったこともあるジェームズ・ヒギンス氏はこう述べ、さらに十分な時間と練習がなければ「パイロットは新しい機種が以前の機種と全く同じように機能すると誤解する可能性がある」と語った。

 NTSBのデボラ・ハースマン委員長は今週記者団に対し、搭乗員が何を考えていたのか、また「自動スロットルがどのように機能すると予想していたのか」を「理解する必要がある」と述べた。

 ハースマン氏は11日、5度目で最後のNTSBによる説明会で、調査では事故前の機器の不具合を示す証拠は見つかっていないことを示唆した。
現在までに確認された飛行記録からは、ジェット機の自動操縦システムやフライトディレクター(予定した航路に沿って飛ぶための指示装置)、自動スロットルシステムといった主要な自動システムに「特異な動きは一切」見当たらなかった、とハースマン氏は語った。

 パイロットは調査員に、空港へのアプローチ中は終始自動スロットルシステムによって安全なスピードが保たれていると考えていたと話した。しかし、214便は最終的にパイロットが意図していたよりも約40マイル(約64キロ)遅い時速で飛んでいた。

 ボーイング機はどの機種でも、自動スロットルシステムによる飛行機のスピード調整に応じて、2人のパイロットの間に設置されているスロットルが前後に動くようになっている。
アプローチの間、操縦担当のパイロットはスロットルに片手を置き、エンジンの動きを触知できるようにする。

 それとは対照的に、エアバスの自動システムで使用されているスロットルは、飛行中にパイロットがさまざまな位置に動かすようになっており、自動で動くことはない。
先週末のサンフランシスコのような良好な天候の中での視覚的アプローチでは、パイロットは通常、飛行機がさまざまな降下段階に入るのに合わせてスロットルレバーの位置を調整する必要は一切ない。スロットルは着陸前に動かせばいいだけだ。

 しかし、世界で航空便の本数が増加し、多くのパイロットにとって機種の切り替えに直面する機会が増えるのに伴って、切り替え時の訓練をいかに行うべきかといった問題が浮上している。NTSBは現在、アシアナ航空214便に搭乗していた4人のパイロットの全員の訓練記録を取り寄せており、調査に詳しい関係筋によると、調査員はイ氏の受けた訓練全般とボーイング777型機の運航準備に向けた訓練の内容を入念に調査する意向だという。

 機種が切り替わると、従来左側にある機長の座席に座っていたパイロットが、副操縦士用の右側の座席に座るようになることも多い。
多くの乗客にとって大した問題ではないようにみえるが、パイロットや安全の専門家は、特定の状況では、それが安全性に大きな影響をもたらす可能性があることに同意している。アシアナ航空214便に搭乗していた教官は、777型機の熟練機長で、別のパイロットの監督役として飛行するのは今回が初めてだった。教官は通常自分が座っている機長席ではなく、副操縦士席に座っていた。


素人が見ても、エアバスとボーイングのコクピットは、仮にボーイングがマネをしたとは言え、操縦桿の位置や形状からまったく違うものだと言う事はわかります
基本的な根本概念は、グラスコクピット・システムやフライ・バイ・ワイヤ(ライト)によって、同じコンピューター制御による、フェイル・セーフ機能や操縦支援システム化されたとは言えます。しかしそれでも、この両者の根本的な操縦方法の違いは、機体の有りようから全く異なる事だと、わかります。

まして、ボーイングが予想もしなかった、ヨーロッパ連合のエアバス社が開発し、傑作機としたA320型機とまさに、真っ向勝負を挑んだ形になる777型機です。
まさに似て非なるものとは、この両者事を言うのだと思います。機能的には、後発のB777型機の方が大きさはもちろん、後続距離から収容旅客人数までA320を上待っています。しかし、開発に当たっての対抗すべきライバルはまさしくA300型機からA320型機であった事は、疑う余地がありません。

航空機で、最も多いとされる離着陸時の事故ですが、現在の旅客機と空港の管制システムが正常で有れば、まず問題は起きません。
例え、機体に異常が起きたとしても、極論で言えば人間が何もしなくても、自動的に着陸する事は可能です。パイロットはまさに万が一に備えて、乗客と乗員の安全を守る為の、最後の予備システムだと言っても、過言では無いでしょう。

それだけに、どこまで行っても根本的な人間のミスヒューマン・エラーだけは避けねば、なりません。
しかしこれを「」とする事は、絶対に不可能なのです。その上で常に、「人間はミスをするものだ!」と言う事を大前提に、「昨日の事故の教訓は全て明日の安全の為に!」言い古された言葉ですが、再びこの言葉を噛みしめたいと思います。

ボーイング777とエアバスA300
そしてA320宿命のライバル達!


〈まずはボーイング777から〉





〈アシアナ航空機事故と同型の777-200ERです〉

777コクピット

77701.jpg

777200.jpg

〈エアバスA300型機〉





〈特徴的なダブルフラップの挙動〉



〈Very late Airbus A300 Take-off on a 2450 m
だそうです。要するに離陸に2,450メートルで足りた!〉



〈エアバスA300型機、風に煽られても無事に着陸!
2枚分離型のフラップの上側が立ってブレーキになっています〉

A300B6

A300B4.jpg

A30001

〈エアバス社の傑作機A320です〉

A320コクピット

A32001.jpg

A32003.jpg

《オマケ映像と画像・有名な『ハドソン川奇跡の着水
です。この時の機体がA320です!何でも設計時の
値より遥かに長く浮いていましたそうです》

A32002.jpg



〈交信記録で映像はありません日本語字幕〉



〈英語ですが状況がよく分かります〉



〈日本のTV朝日報道ステーションの映像〉








関連記事
ブログランキングに参加しています
良けれポチッと押して下さい


ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 アニメブログへ にほんブログ村 漫画ブログ レディースコミック(ノンアダルト)へ
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画考察・研究へ にほんブログ村 漫画ブログへ にほんブログ村 アニメブログ アニメ考察・研究へ

人気ブログをblogramで分析


ブログ拍手です管理者のみ閲覧コメントも可能

theme : 飛行機・航空機
genre : 海外情報

line
line

comment

管理者にだけ表示を許可する

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
line


line

line
プロフィール

HINAKA

Author:HINAKA
『あんのんブログPart2・HINAKAの戯れ言』です。
本来は、『あんのんブログ・HINAKAの雑記』としてSo-netブログであったものが、So-netブログから追い出されて、ここで新たに構築するモノです。

line
検索フォーム
line
最新記事
line
カテゴリ
line
閲覧者数
ソネブロ以来の
総アクセス数




FC2以降の
アクセス数




ブログ全体の拍手



管理者のみ閲覧の
コメントも送れます



管理者宛
メール・フォーム






無料アクセス解析




FC2専用
ランキング











アクセスランキング


ブログパーツ





FC2バナー広告





ブログ村の
各種ランキング

(切り替え可能)》




line
最新コメント
line
Amazonでお勧め















line
映画情報
映画.com



line
月別アーカイブ
line
リンク
このブログをリンクに追加する




line
RSSリンクの表示
line
ブログ掲示板

line
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

line
sub_line