アニメ新番組『弱虫ペダル』は余りにもTVアニメ・シリーズ『Over・Drive』に導入部が似ていませんか?



以前にも『はじめの一歩ソネット時代の拙記事にリンク済み』という、TVシリーズ・アニメであった事を記事にしていますが、如何に同一競技とはいえ以前にあったそれなりの有名作品と、ほぼ同じストーリーや構成を行った場合。
ただ漠然と、原作がそうだからとばかりに、それで終わっていいモノでしょうか?実は、今回の弱虫ペダルに関しては重大な勘違いをしていました、実は原作マンガの主人公が〈中学生〉だとばかり、勝手に思い込んでいて、全く原作を省みませんでした。


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まァ、『OverDriveTV公式サイトリンク済み』同じテレビ東京系だし、原作者同士が良いと思っているのならば、文句を付ける筋合いも無いのですが……。

はじめの一歩』のTV放映の場合、主人公ではありませんが、そのライバルとして描かれた、非常にクールな選手がいます。
ハード・パンチャーではない為に、カウンター攻撃を得意にしていました。その彼に、対戦相手が「ブラッディ・クロス」でそのカウンターを封じると、宣言して登場しました。どんなワザか非常に興味を覚えて、放送を楽しみにしていました。しかしその、「ブラッディ・クロス」なるモノは相手がカウンターに来た腕を、自分が伸ばした方の腕を畳んで、その肘でカウンター・パンチに伸びて来た腕を弾き飛ばします。その上で間髪を入れずに、逆に反対側にカウンター・パンチを放つというモノでした。
これを見て、唖然としました。

「これって、『明日のジョー』のダブル・クロスカウンターでは無いか!?」

果たして、格闘技のワザに著作権や特許があるとは思いませんが、フィクションとしてどちらも出来そうで、出来無いワザを出来るように描いたところは、さすがです。
ですが相手がいわば伝説の名作とも言うべき、『明日のジョー』となると、話は変わって来ます。せめて、作品の中のどこかで誰かのセリフとして、「アレは、ダブル・クロスカウンターじゃないか?不可能といわれていた幻のワザが、ブラッディ・クロスの正体か!」的な一言を漏らしてくれれば、問題は解決したと思えます。
いわば、先達の名作に敬意を込めて、まさか『はじめの一歩』の原作者やアニメ・スッタフが、『明日のジョー』を知りませんでした!では、済まないと思います。思いますので、その件を当時のSo-netブログ上に記事と載せたところ、『はじめの一歩』ファンから「自分は『明日のジョー』を知らないし、同一競技で似たようなワザを、フィクションとして描くのは問題無いのではないか?」という御批判を浴びました。


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ですが、どうしてもこの点は納得の行かない話です。
もちろん、だから『はじめの一歩』が悪いというのではなく、飽くまでも過去の名作には、相応の敬意を払うべきではないか?と言う事に尽きるのですが……。
そして今度は、『弱虫ペダル』この第1話も類似というか、相似というか人物設定や配置。何より導入部の展開が、余りにも酷似しています。これを中学生が主人公とした時には、いささか独断と偏見ですが、少年誌のスポーツ・マンガの場合。恋愛やラブ・コメ要素が非常に希薄になり、主人公の自転車競技にかけるきっかけとしては、薄いモノだと思っていました。


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ところが、実際は主人公達登場人物は、高校に入学したての新入生で、まだ部活には入っていないと言うか、理由は異なりますが希望する部活も無いという点まで、同じです。
しかもその主人公を、同じ中学出身(かも知れない?)で女子の間でも噂になる美人という設定の、彼女が主人公の隠れた自転車に対する才能と、その女性の魅力?で自転車部に入部させようとする。しかも彼女の兄が、その高校の卒業生で自転車部のOBと言う点は、相似しますが大の自転車オタクで、即マネージャーとして入部するところは、少し違います。
ですが、ここまで構成が似ていると、さすがに「チョット待て!」と言いたくなります。『OverDrive(オーバー・ドライブ)』もかなりそれなりにヒットした作品です。
何よりも〈マンガに自転車は禁物〉という常識に対して、個人的に御贔屓の『御近所日常マンガ』宮尾岳氏の「並木橋通りアオバ自転車店」シリーズに続いての、本格自転車競技マンガと言う事でした。



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その為、自然とかなり注目していましたし、特にアニメは実はかなり深刻に、心配していました。


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対して『弱虫ペダル』は、絵柄の問題や好き嫌いもあり、更に「このキャラで高校生!?」と言う事ですから、もはや作品として、違和感を持ってしまいました。
そしてそれは、現実にアニメが放映されると出だしから、構成や展開が『Over・Dorive』と同じ!?と言う事で、一気に興を削がれてしまいました。両方とも当初はアニメしか見ていないので、原作既読者とは印象が違うのかも知れませんが・・・。


既に名作と言える先達がある以上は、少なくともその切り口や、構成は敢えて変えて行かないと、多少性格を変えましたでは、通用しないと思います。また、先達の作品対しての敬意が、ありそれ故に似た形にした(現在ではオマージュという様ですが・・・)のであれば、それをハッキリと作品内で示す必要があると思います。





〈前略〉

〈『弱虫ペダル』の人物紹介〉
引用者註:この項の粗筋が忠告を受けるほど問題がある為。

小野田 坂道(おのだ さかみち)・声-山下大輝

主人公。1年生 → 2年生。眼鏡がトレードマークのオタク。
03月07日生まれ。魚座。血液型O型。気が小さく、他人と話すことが苦手で、特に必要以上に元気のある体育会系の人間を嫌う。
中学生時代は環境に恵まれていなかったため、高校入学を機にオタク仲間を作ろうとアニメ研究部の再結成を図ろうとするが失敗。鳴子の勧めで自転車競技部へ入部
小学4年生の頃から片道45キロメートル以上離れた秋葉原に自転車で通い続けており、その自転車も重量のあるママチャリに遠くまでいけないようにギアが細工されたものであった。また、家の前も相当な激坂であり、やはり激坂である高校の裏門坂を鼻歌を歌いながら平然と登る。そのためか、スポーツは苦手だが自転車に関しては初心者にも関わらず相当なポテンシャルを秘めている

入部以降はクライマーとしての資質を見出され「身軽な体躯」「目標に一途なメンタル」「軽いギアでもぶれないハイケイデンス(高回転)ペダリング」を特に評価される。
坂道を登る際に笑顔になるほか、大好きなアニメ「ラブ☆ヒメ」のOP主題歌を口ずさむ癖がある。
愛車は小学生時代から乗っているメーカー不明のママチャリ(自転車競技部入部後、幹に改造を施された)と、寒咲自転車店からの借り物で同じくメーカー不明のクロモリロードレーサー。
インターハイ後に、これも寒咲自転車店から借りている黄色のBMCに乗り換える。インターハイでのゼッケン番号は176。


今泉 俊輔(いまいずみ しゅんすけ)・声-鳥海浩輔

中学生時代は県内屈指の自転車レーサー。
1年生 → 2年生。非常にクールな性格で、冷静な計算に基づくライディングを売りにしているが、根は勝負事に熱くなるタイプで極度の負けず嫌い。中学時代にある大会で1位に大差をつけられ準優勝で終わったが、それをバネとし高校入学後もさらに厳しいトレーニングを積み続けている。
目標は世界最速。山岳、平地にかかわらず力を発揮するオールラウンダータイプ。同じく負けず嫌いで、ライバル関係にある鳴子とは言い争いが絶えない。
作中では送迎車を使って通学をしており(「高橋」という、執事と思わしき男が運転している)巻島邸を見てもそれ程驚かないため、ある程度金持ちなのかもしれないが、詳しく描写はされていない。
インターハイでのゼッケン番号は175。愛車はスコット。05月18日生まれ。牡牛座。血液型A型。


鳴子 章吉(なるこ しょうきち)・声-福島潤

転入生。1年生 → 2年生。
関西では名の知れたレーサーで「浪花のスピードマン」の異名を持つ。
派手好きな性格で髪や愛車など身の回りのものはとにかく赤い。家族や友達思いの人情家。秋葉原で知り合った坂道の素質を見抜き、彼が同じ学校だと知って、自転車競技部への入部を勧めた。
目立つことを信条にしており、「速いのが一番目立つ」スプリンタータイプ。反面、合宿中の取材依頼に対しても「余計なこと考えたら走りきれない」と断るなど、ただ目立てばいいわけではなく、あくまでレースで勝って目立ちたい様子。

小学3年生から自転車競技を始めたが、当時は成績を出せなかったほか、小柄な体躯を馬鹿にされてきた。苦手な山岳への対策を練る努力型。
坂道とは仲が良いが、今泉や田所とは何かと張り合う。今泉を「スカシ」、田所を「オッサン」、金城を「グラサン(先輩)」などとあだ名をつけて呼ぶ。
愛車はピナレロ。インターハイでのゼッケン番号は174。08月28日生まれ。乙女座。血液型B型。


寒咲 幹(かんざき みき)・声-諏訪彩花

坂道の隣のクラスの女子生徒で、総北高校自転車競技部のマネージャー。
1年生 → 2年生。大の自転車オタクで、自転車の話になると目の色が変わる。今泉とは幼少時からの顔見知りである。自転車で秋葉原まで行くという坂道に興味をもつ。
実家は自転車販売店で、兄は部のOB。その関係で、実家の店ごと部のイベントをバックアップしている。

〈後略〉


これに対して、『OverDrive(オーバー・ドライブ)』の説明は、粗筋で済みます。



〈前略〉

〈あらすじ〉

「自転車部に入らない?」大好きな深澤さんからそう言われた、自転車に乗れない高校生篠崎ミコト。
「自転車部」がなんなのか分からないまま夢中で練習を始め、苦難の末に自転車で疾走したとき、15年間くすぶりっぱなしのミコトの心の中で何かがはじけた!

〈後略〉


呆気に取られるほど、簡単な説明ですが、要旨は確かにその通りです。
何よりも大きな違いは、『弱虫ペダル』のヒロインは、確かに主人公にとって憧れの存在ですが、彼女自身が大の自転車オタクだと言う事です。レーサーでもある兄の影響も受けて、非常に自転車や競技に詳しく、自転車部のマネージャーとして主人公はもちろん、他の部員や自転車の調整とかにも参加します。

これに対して、『Over・Drive』のヒロインはまさに、中学からの主人公の憧れであり、その声と言葉は彼にとって女神の宣告にも、等しいモノです。
ですが実際には、フリー百科事典ウイキペディア同上によると、以下のように紹介されています。


深澤ゆき(ふかざわ ゆき)・声-名塚佳織

165cm 高校1年生 ヒロイン。
深澤遥輔の妹。ミコトと同じ中学出身で、高校でもクラスメイト。
美人だがルールに従うことを嫌い、毎朝わざと遅刻してくるなど、非常に自分勝手な理屈で動く。
また、かなりルーズな性格で自転車部のマネージャーだが、実際には仕事をほとんどしておらず、勝手に部費を使ってジュースを買うなどあまりやる気が見られない。
最初にミコトを誘ったのも遥輔に新入部員を連れて来たら小遣いをやると言われたためだった

だが、自転車に夢中になるミコトの姿を見て、ゆき自身の姿勢も変化し、ミコトに惹かれ始める。
ペダルを回すコツを教えたり、合宿で特訓に付き合うなどして、少しずつミコトをサポートするようになり、ミコトに一番になるよう約束させる
このミコトの熱い気持ちを汲んで、高校選抜では、嘉穂の書いた出走順を勝手に書きかえ、ミコトをアンカーにした。
レースでは第2補給ポイントで給水係を務めたが、寺尾にボトルを渡した後、寺尾が落車してしまい心配になり給水どころではなくなったので、サポートカーに乗ってスタート地点まで戻ってきた。


と言う事で、ほとんど不良少女・・・は、もう死語でしょうか?と言う描かれ方をしていますが、上記にあるように、決して頭が悪い訳ではなく(アニメを見る限り頭の回転速いように見えます)主人公と共に、成長して行く形になっています。
特にアニメ版では、男に振られて落ち込んでいる彼女に(それもどうやら一方的に彼女が悪いようです)雨の中、主人公が心配して彼女の家まで自転車で来ます。しかし、中に入ろうとはせずに、その窓に向かって大きな声で励まします。

「大会頑張るから、精一杯やるから、見ていて欲しい!」と。

彼女の母は、かなり体重が危なそうなのに、カロリーが高いとしか思えない、ポテトチップなどの間食絶やさない、一見さえないオバサンですが見るところは見ています。

「私以外で、あなたの様子が変だって、気付いた人が他にいるかい?」

娘もまた、自転車で転けて雨でずぶ濡れになりながら、その雨の中を大声で叫ぶ主人公を、決して窓から見ようとはしません。しかし、彼女はカーテンに隠れて彼の声を聞きながら、滂沱の涙を流します。
その涙の意味すら、分からぬままに・・・。

それで2人の仲が進展するかと言えば、相変わらず主人公には優しくない高飛車な女ですが、自転車に関する事だけは惜しみなく、と言うよりも見かねてと言う感じで、何だかんだと手助けをします。
アニメは、マンガ原作の前半少ししか描きませんし、2人の仲も進展するのかしないのか?と言う感じで終わりますが、原作よりも遥かに彼女の意識は、早くから主人公へと傾いているように描かれています。
『弱虫ペダル』にそのような、男女関係が影響するのかどうかは分かりませんが、決定的なのは次の一言です。

「他のスポーツと違って、自転車競技はある日突然その才能が開花する時がある!

どちらのヒロインも、それを根拠に主人公をスカウト(入部に誘う)します。
まさかそれが、自転車マンガの定番だとは、幾ら何でも言えないと思います。少女マンガの定番が、朝学校に遅刻しそうになって、パンを喰わえて走っていると、必ず男の子と衝突するというのとは、訳が違います。
せめて後発の『弱虫ペダル』TVアニメ・シリーズには、他の導入部を使って欲しかったと、思います。仮にこれがマンガ業界では常識と言われる、「定番」とか「お約束」。あるいはまた、「単なる似た設定」と言われても、ちょっと納得が行きかねます。

もっともこれは、TVアニメ・シリーズ『弱虫ペダル第1話導入部に限った事ですのでマンガ原作の内容はもちろん、これ以降のTVシリーズ・アニメ作品内容にもまったく関係ありません。
逆に言えば、「たかだか導入部が似たくらいで何を騒ぐ?」と指摘されても、反論できないくらいに、些末な事であるのは事実です。ただこんな些細な類似点が、このTVアニメ・シリーズの『OverDrive』を知る者にとって、かなり辛く。場合によっては今後の視聴意欲を削ぐ、結果となっている事だけは事実です。


--------------------


管理者註:どういう訳か「Google」を元にした検索サイトにこの記事が「~前の所謂プロトタイプ読み切りは構成がすごく似ていましたが(たしかパクリ論争もあったはず)~」と在りますが、これは上記本文記事とは何の関係もありません!そもそもこの記事を書いたのは、そのような論争が起こる以前ですので、何故そのような引用見出しになったのか分かりませんが、2016年3月現在「Google」に訂正か削除を求めています。ただ、どうなるかはわかりません。
ここで改めて強調したいのは、この記事の内容は《「弱虫ペダル」パクリ問題等》とは、何の関係も無い!「後発の作品は、似たジャンルの先発の作品。特にそれが名作・佳作、あるいはそのようなジャンルのモノが、少ない時代の作品だった場合。それなりの敬意を払い、似通った設定や展開は避けるか、あるいはどうしても似通ってしまう場合には、こじつけでも良いから『その作品ならではの独自性か、過去の作品に対するオマージュとしての描写だと、分かり易く表現すべき』だと思う」と、いう事でしか在りませんのでその点を、ここでハッキリとさせておきます



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No title

こんにちは。
お久しぶりです。
このアニメ今見ているのですが
私は自転車ものの話ってシャカリキくらいしか
しらないので結構楽しんでみていますが
もう一方のほうの作品は知らなかったのでなるほどなぁと
興味深く読ませていただきました。
たしかに読んでいる限り類似点はありますね。
少し、興味がわいたのでこちらの作品も見てみよかなと
思いました。

ではではながながとすいませんでした。

どちらも、アニメ・シリーズのお話ですが……。

HINAKAです。

iku様

本当にお久しぶりですが、拷問いただき感謝!です。
正直なところ、今は原作は原作で、アニメはアニメで完結してしまっている、「Over・Drive」の方が、特にアニメはアニメ・シリーズとして上手くまとまっていると、納得しています。
その上で、原作も完結していますが、「弱虫ペダル」はどちらも現在進行形ですし、今後の展開は全く違うものになるのかも知れません。だからと言って、何で導入部の構成がこんなに似ているのか?理解不能です。

ただ、どうしても二つを比べるとキャラクター・デザイン問題で、どうしても「弱虫ペダル」は主人公が中学生に見えてしまいます。
その辺も、過酷な自転車ロード・レースを考えると、かなり気になります。ちなみに、「Over・Drive」の方は、「アニメ版のヒロインが原作よりも格好良すぎ!」という意見は、確かにありました。ただ原作が続いている中、24話前後話をまとめる為には、必要だったと思います。

それでは、またそちらにも、お邪魔させていただきます。


No title

よく解りません。主人公は元いじめられっ子の実在のボクサーに感銘を受けています。フィクション作品を介入させると台無しになります。

Over・Driveの方は同ジャンルで同じ国、同じ読者層の作品でしかも
商業誌である以上突拍子もない作品は出来ません。
似た作品になるのも当然です。

恐らくそれはOver・Driveが好き過ぎで同ジャンル作品は全て認めないという感情です。近親憎悪です。
パクリ過ぎで訴訟になるならともかく、なんとなく似ているくらいで
あの素晴らしい作品を楽しめないのは、かわいそうです。

Over・Driveはマガジン読んでましたがほとんど印象に残ってませんが
あなたと一部の方が素晴らしいと言うのならそれでいいではないですか?

自分と大勢の方々が大好きな弱虫ペダルを近親憎悪が治って
楽しめる様になるといいですね。


署名は忘れずにお願いします。

HINAKAです。

取り敢えずハンドル・ネームでも、この場限りの呼び名でも、署名はお願いします。
出来れば、「No title」ではなく何か題名を付けていただけると、助かります。

> よく解りません。主人公は元いじめられっ子の実在のボクサーに感銘を受けています。フィクション作品を介入させると台無しになります。


No title様。

さっそくですが、上記2行はこれ以降のご意見とは、完全に別ですよネ?
フィクションとフィクションの問題ですが、基本的には同じ「リアルなボクシング・マンガ」というジャンルですので、分けるの分けないの問題とは噛み合わない気がします。その上で、「カウンター・パンチ」というのは、非常に常識的な技術ですのでそれ自体の共通性に問題は無いと思います。
問題はその返しワザとして、物語の中で重要な秘密兵器」扱いをするところまで同じで、その上で技術的な説明も同じとなると、しかも先のワザが登場する作品は、今や「国民的」とまで評される作品です。

それと似たようなワザを出して、その存在に関して名前だけでも物語として触れずに置くというのは、〈銭形平次の投げ銭〉を無視して、コインを投げて悪人の凶器を落とす刑事。
みたいな正義漢が登場する、アクション刑事物みたいで、思わず「これはギャグか?」と思われても、仕方が無いと思います。そして確かにギャグ物ならば、それでいいかも知れませんが、シリアス・ドラマでアニメとしてもキチンと描かれている以上、「それを避けては通れない」と、思います。

> Over・Driveの方は同ジャンルで同じ国、同じ読者層の作品でしかも
> 商業誌である以上突拍子もない作品は出来ません。
> 似た作品になるのも当然です。
>
これは「クロス・カウンター」以上に、まったくこの記事内での意見と、異なります。
この記事の意図するところは、以下の本文引用通りです。


引用開始----------------

せめて後発の『弱虫ペダル』TVアニメ・シリーズには、他の導入部を使って欲しかったと、思います。仮にこれがマンガ業界では常識と言われる、「定番」とか「お約束」。あるいはまた、「単なる似た設定」と言われても、ちょっと納得が行きかねます。

引用終了----------------

ですので、『弱虫ペダル』良作であればあるほど、何も導入部で「自転車部先輩の妹」と言うシュチュエーションまで、同じにする事は無いと思います。
むしろ敢えて異なる、導入部にして欲しかったとさえ思います。でないと、どうしても仰るように、

> Over・Driveの方は同ジャンルで同じ国、同じ読者層の作品でしかも
> 商業誌である以上

似ている導入部のイメージは、当然ですが好印象には結び付きません。
もちろんその後の物語展開で、『弱虫ペダル』はそれなりの面白さを発揮していると思いますし、その点で批判すべき点は余りありません。まァ、敢えて言うのであれば「アニメ・シリーズとして、あの前期の最終回は無いよな!」という事は、ありますが‥‥‥。
その意味で、全26話でアニメ版としてスッキリと終わらせた、OverDriveの点数は、かなり高くなると思いますが、後の記事にもしたように、それは《語り手としての声優さんの力量》がかなり大きいと思えます。

ただこの記事の表現の拙さ故に、文字通りアニメの導入部とアニメ前期最終回以外、『弱虫ペダル』を褒めこそすれ、批判も非難もしているつもりはないのですが、それが伝わらなければ残念です。
ただ、どちらにしても偉大な先達がいる以上は、それと無意識的にしろ比較され、先んじた故の優越もあって先達の方が、どうしても評価が高くなる傾向は仕方が無いと思います。もっとも、作者が堂々と「自分はそんな古い作品は知らない!」と豪語したり。もっと、悪口雑言を並べ立てたと聞けば、心中は穏やかならぬ物も、あるでしょうが‥‥‥。

個人的には、既に長期レンタルも可能な作品なので、是非No title様にも、OverDrive全26話を御覧いただければ、拙記事にとってこれ以上の事はありません。

最後になりましたが、ワザワザの書き込みありがとうございました。

どちらも最近アニメを見たので…

こんにちは、初めまして。
最近になって弱虫ペダルのアニメ(1期)を見て面白いなーと思い、ほかに自転車競技を扱うアニメはないかと検索してOver Driveのアニメを知り、26話全部見た私の個人的見解ですが…、たしかに2つの作品は似ているところが多いとは思いました。
最初は自転車競技部に興味などなかったのに自転車に魅了されていくところや、主人公の性格や、ヒロインの立ち位置、一年生ながら初のレースで大健闘するところ…。
しかし私はどちらの作品も楽しむことができました。

HINAKAさんはもともとOver Driveを見ていて、弱虫ペダルの1話目があまりにも似ていることから以降の展開を見ていないとのことでしたが、私からするともったいないような気がします。

ちなみに私の個人的見解ですが、Over Driveと異なる部分は…
・主人公の通う学校は自転車競技部の強豪校である
→Over Driveの主人公が通う学校は部長の代で創立した新設部。しかも部員は主人公が入るまで2人しかいなかった。
ここはけっこう違ってくる部分かと。Over Driveは部員が少なすぎて部活では自転車初心者な主人公を部長と副部長で鍛える内容が多かったかと。
それに比べると弱虫ペダルでは部員もそれなりにいるので、部員間のあれこれや部活の雰囲気が(主にインハイでのレギュラーを決める辺りからですが)出ていたと思いました。
弱虫ペダルは登場人物が多く、他校の生徒の視点や過去の回想なんかも入っていて、一人一人に焦点をあてている感じがします。Over Driveはアニメの話数が少ないのもあるのか(原作+小説の方では他校とかも登場しているみたいですが…)メインの主人公とその周囲で話が展開してコンパクトにまとまっている印象でした。

それと、恋愛要素に関しても大きく違っていて、Over Driveでは主人公はヒロインと同じクラスでどんどんフラグがたっていくし最終的には告白までしていて恋愛要素がガッツリ含まれていて、原作が青年誌らしい下ネタや男子高生のノリみたいなのが多く見受けられましたが、一方弱虫ペダルでは、自転車競技部に入る一番最初のきっかけはたしかにヒロインの励ましからだったのですが、決定的だったのが同級生のスプリンター鳴子君と一緒に自転車で走ったことで、ヒロインの存在と恋愛要素は話数が増えるごとにログアウトしていっていました(今は主に応援+解説要員?)。弱虫ペダルは「恋愛<自転車競技への熱意」になってます。
つまり(私の印象ですが)、弱虫ペダルは部活での青春(多量)、Over Driveは部活での青春(少量)+恋愛要素(多量)なイメージでした。あ、後者の恋愛要素を多量と称したのは、スポーツ作品にしては、という前提の上でです。

あと、漫画や小説、アニメをそれなりに見てきた中で、導入部分が似ている作品なんかは結構見かけるので、そもそも私は導入部分が似ているからといって忌避感を感じることはほぼありません。
ジャンルは違いますが、るろうに剣心の1話目とBlack Catの連載前の所謂プロトタイプ読み切りは構成がすごく似ていましたが(たしかパクリ論争もあったはず)、その後のストーリーの展開は違っていたので両作品ともに忌避感や嫌悪感はなかったです。
たしかに自転車競技を題材にした作品というのは少ないですからその中で似ていると感じると忌避感が生まれるというのはわからないでもないですが、そもそも創作の世界では作品の設定や一部の話の展開が似てしまうことは先人たちがいる限り避けられない宿命だとわかっているので、それを念頭に置いているとたとえ導入部分が似ていたとしてもそこまで「似すぎている」と忌避感を感じることはめったにないです。
私からすると、ちょっと作品の設定や一部の展開が似ている作品よりも、最初から最後までの展開が読めてしまう王道展開の方が忌避感がありますが…まあそこは個人的な好みでしょうね。

主人公が中学生に見える…と何か所かでおっしゃっていますが、私は違和感を感じていなかったのでびっくりしました。
主人公はきっとこれからちょっとずつ過酷な自転車競技を通して凛々しくなっていくのかなと期待する目で見ていたので。

おそらくいろんな作品(眼が大きく描かれキャラクターが幼く見えることの多い少女漫画、萌え系のビジュアルの高校生が登場する作品、老け顔の中学生が数多く登場する某テニス作品…etc)なんかを見ているうちに二次元のキャラの見た目と設定されている年齢の受け取り方が三次元のそれと完全に分離されたから…という部分もあるかもしれません。

あと、はじめの一歩と明日のジョーの技名に関してですが、私は両作品を見たことがないので詳細までは知らないのですが、なんとなくそれはプロレス技の「アイアンクロー」と「ブレーン・クロー」の関係に似ているように感じました。つまり、アイアンクローのことをブレーンクローというように、それぞれの選手で呼び方が違う必殺技を持っているというような…。
見当違いなことを言っているように感じられたらすみません。
それでは長々と長文失礼しました。

連投失礼します…

連投になってしまってすみません。
書き忘れていたことが一つあったので。

弱虫ペダルとOver Driveのアニメでの相違点についてなのですが、ロードでの走り方が、Over Driveはわりと現実的で、某サッカーアニメや某テニスアニメのような超次元の域には達していなくて、弱虫ペダルは一部のキャラが超次元…とまではいかないのですがそのキャラにしかできない+二次元でしかできないであろう独特の走り方をしていました。

前のコメントではHINAKAさんの見解(弱虫ペダルの導入部分が似すぎていて、Over Driveを知っていたHINAKAさんにとっては視聴意欲を削がれた)に対して割と否定的なことを申しましたが、私はもともとOver Driveという作品を知らなかったので、両作品のことをわりとすんなりうけいれられたところが大きいです。
つまり、人気のアニメだから見てみよう、自転車競技部かー珍しいという先入観で「弱虫ペダル」を見て、面白かったから同じように自転車競技を扱ったアニメはないかと探してみた「Over Drive」は最初の導入やキャラの設定にちょっと似た部分はあったけれど発表時期は後者の作品の方が早いし、全体的に見てどちらの作品もそれぞれ主人公の個性が光っていて面白かったと私は感じたわけです。

今となっては想像することしかできませんが、自転車競技のアニメの先陣を切ったOver Drive→Over Driveに続く (?)自転車競技を扱ったアニメ弱虫ペダルという流れで見ていたら、…冒頭部分が似ているだけでは忌避感を覚えないことが多いとはいえ、HINAKAさんのようにあまりに似すぎている、と視聴意欲をそがれた可能性はあったかもしれませんね。

真面目で真摯な、書き込みの連投や、長文は大歓迎です!

HINAKAです。

遠藤様

先ずは何はともあれ、連投の長文をありがとうございます。
真面目な長文は全く問題有りません!出来れば、これからも宜しくお願い致します。
先にお断りしておきますが、「弱虫ペダル」はアニメ版しか見ていないので、冒頭分に関しては、その放映された時の印象です。でまァ、記事の内容となります。その後の展開に関しては、また感想はあるのですが基本的には、変わっていません。

一番始めの問題は、「これは中学生が主人公だろう」と「弱虫~」に関しては思ってしまった事です。
主人公と1年生の友人二人、そして同じく1年のマネージャーで、ヒロインらしき女の子。確かにこの間までは、中学生なのだからそう見えてもオカシクは無い・・・とは言え、他の上級生部員との外見ギャップは、中学生と大学生です。
さらに、インターハイを目指すというのは、「黒子のバスケ」等でもお分かりの様に、高校部活動選手にとっての最高の、晴れ舞台です。野球だけ、別の「甲子園大会」がありますが。これに1年生選手が出場し、上位に入る事自体既に超現実的で、通常有り得無い!という事ですが、この辺も似ていますが両作品の主人公は、どちらも生まれ付きの素質で「山登り(クライマー)」という、適正が有りそれを伸ばすところも同じです。
そしてその部分だけならば、未経験者の1年生部員でも、急激な上達可という部分も同じです。
つまりそれならば、有り!と、言う事なのだと思います。

ただ決定的に異なるのは、仰る通り「部員数と出場大会の規模」です。
「Over~」の場合、とある地方の大会です(伝統や知名度はあっても・・・)。にも関わらず、地元TV局にしろ、ヘリコプターでの生中継までありますが、「弱虫~」にはその手の客観視的な表現は、ありません。
そして、現代の少年週刊マンガ特有の傾向ですが、物語が盛り上がると「主人公とヒロインの距離が遠ざかり」しかも、「男女間の恋愛要素は基本的に入り込まない」という方向性が強くなります。逆に「Over~」の方は、特にアニメの場合は「説明的な独白(モノローグ)も含め」同じ女子高生が最後まで、主人公を含めて精神的に寄り添います。
同じアニメ・シリーズとして、片方は既に完結し片方は放映中ですので、何とも言えないところはあります。ただ2015年02月20日・現時点では、個人的にシリーズ全体の完成度と箇々の描写や演出から、やはり「Over~」のアニメ版に軍配を揚げます。

最後に一番最初の、ボクシングに於ける「クロス・カウンター破り」の方法が、『はじめの一歩』と『明日のジョー』では同じだが、それは格闘技においての同じワザの名前が、2つ以上あるのは珍しくない。
と言うお話ですが、確かにそういう場合もあるとは思います。ただ、アニメ史上はおろか日本の文化史上ですら有名な、『明日のジョー』という作品の中で生まれた、「クロス・カウンター破りの逆カウンター」をダブルクロスカウンターは、一見現実的に見えて実は不可能な技の典型です。
それでも方法が違えば、『ブラッディクロス』という技もアリだったかも知れません。ただやり方まで同じとなると、やはり先駆的な知名度という事で、『ダブル・クロス』を無視して欲しくは、有りませんでした。

しかも致命的に、そもそもこの技はカウンター・パンチをクロスされる前に、その腕の肘で跳ね上げて反対側の腕で、カウンター・パンチを浴びせる。
つまり実は、どちらも「クロス」していない「逆カウンター」です。これは明日のジョー当時から指摘されていましたが、定着した以上文句は言えません。にも関わらず、ワザワザ「ブラッディ・クロス」と「クロス・カウンターの返し技」に「クロス」を付ける以上、それにふさわしいオリジナリティが見たい!と、思うのは当然だと思います。
それが、有名な「ダブル・クロス」の焼き直しでは、やはり失望感は否めません。

不可能な必殺技と言えば、野球マンガの「消える魔球」や「ハイジャンプ魔球」が有名ですが、これらはもはや一代限りのネーミングだと思います。
実際上不可能だという事もありますが、あまりにも『巨人の星』や『侍ジャイアンツ』という作品でのインパクトが強すぎて、同様の魔球を登場させる事は出来無かったのだと、思います。ちなみにアニメ版の、『侍ジャイアンツ』においてより現実的にアレンジしたという投げ方は、マンガ以上に不可能性を増加させたとして、原作マンガ・ファンからは批判されました(初めてTVで見た人達には、逆に好評?だったようです)。

これからも、宜しくお願いします。


弱ペダとOverDriveについて

コメント失礼致します。
アニメOverDrive、とても楽しくワクワクして観ていた記憶があります。
弱ペダの方は昨年、dアニメストアで鑑賞しました。
こちらもとても面白く、1期から2期にかけて一気観してしまいました。

さて、パクリの件ですが、私はあまり気になりませんでした。
(検索キーワードが『over drive パクリ』だったのでパクリと書かせていただきます。余談ですが本当は音楽のover driveについて調べていましたw)
感じ方は人それぞれなので気になる部分もあるかと思います。
高校生ロードレースという漫画のジャンルではあまり見かけないものを題材にしているので被って見えてしまうのかな、と。
私は男なので腐女子ではないのですが弱ペダにハマりかけた者として少しフォローをさせてくださいw
弱ペダの良さとして一番に挙げられるのは恐らくキャラが立っている事です。
見た目や性格が個性的なキャラが多いのが特徴です。
売れている漫画は大抵そうですが、弱ペダはそれが顕著に感じます。

OverDriveの方ですが、確かに面白いアニメでした。
しかしキャラが立っているかと言われればどうでしょうか。
私の場合、好きなキャラは大和武ぐらいです。
他のキャラにはあまり魅力を感じませんでした。
漫画ではどうだろうと手に取り読んでみましたが、これがあまりにも読みづらく1巻の冒頭で断念しました。
何も言わずに友人にも読んでもらいましたが、同じ感想を口にしていました。
アニメとは全く違う構成になっており、時系列が非常に分かりづらく作品に入り込めません。
ですからアニメの出来は大変素晴らしいものなんですね。

弱ペダの方に話を戻すと、あのアニメの功労者として挙げたいのは御堂筋くんです。
悪役でありながらキモさや言動が非常に個性的で目の離せない存在になっています。
彼が登場してから更に面白くなりました。(殆ど声優さんの手柄ですねw)
そしてしっかりした構成になっている事も大きいです。
ジャンプ作品ではないのですが、友情・努力・勝利が詰まった作品だと思います。

キャラの話が殆どだったので押し付けがましい所もあり申し訳ありません。
しかし、そういった部分に目を向ければ設定で被る点はあまり気にならないのではないでしょうか。
とちょっと語りすぎましたすみません失礼しました!

キャラ立ちについて・・・。

HINAKAです。

うんぽこ

長文コメント、大感謝です。
ただ敢えて申し上げたいのですが、出来れば連絡の取れるメール・アドレスかURLは、必ず記入して下さい。御本人だけに届けばよいので(内緒話とかの場合に必要です)、もちろんフリーのメールで構いません。

さて、最近になって主に「Google」関係の検索で、ワードが「弱虫ペダル パクリ」となっていると、なぜか過去の記事がそれも奇妙に編集された紹介文と共に、ヒットするようになって困惑している事は追記に書いた通りです
その件に関しては、その書き込みを御参照いただくとして、やはりこの余り広くない(作品数が数が多くない)ジャンルで、この導入部を「テンプレートでしょう!?」とは言いかねると思います。ジャンルとしての幅の狭さや、既に確立している過去の作品がある以上、安易に似た描写は文字通り「興(きょう)を削がれる上に、作者としての姿勢が問われる(原作マンガの場合)」気がします。
何もワザワザ、冒頭でいきなり「何処かで見たような」始まり方は、するものでは無い。とは、創作に於ける原点だと思います。

記事本文内でも述べていますが、どちらも主にTVアニメ・シリーズしか見ていません。
従って、それのみの印象でさらに記事を書き込んだのは、「弱虫ペダルの冒頭数話」を見た時の事です。ですからその後の展開で、TVアニメの『弱虫ペダル』が「パクリ」とか「似てる」とか、増して面白くないとは触れていません。
ただここで印象の話しをすれば、同ジャンルの作品としても他のTVアニメ作品と比べても、『Over・Drive』の方が見事に24話で完結(DVD版には更に1話加わりますが・・・)していると思いますし、良くできているとも思います。
キャラクター個性の問題ですが、これは原作掲載マンガ誌の影響なのか、『弱虫ぺだる』の方は外見から何から、とても主人公が高校生には見えません。逆に先輩達は、まるで大学生です。
ですので当初、「これは中学生のドラマか?」と思ったくらいです。この点『Over・Driv』の方は、逆に高校生以外には見えません。

ここで双方の物語の方向性が、全く異なる方向を向いているのだろうと推測は出来ます。
ところが重要なキーワードが重なる為にどうしても作品冒頭の違和感が、拭えません。これも記事に書き込んだ事ですが、まず「自転車競技は体力や運動神経が全てじゃない!」これもまた、同様のヒロイン系キャラに言わせているところまで、重なります。そしてどちらも「登り坂(ヒル・クライム)が得意!」となると、どうしても特にアニメはジャンルが狭いだけに、「気にするな!」という方が、無理だと思います。
特に得意技?まで同様となると、ちょっとネェ~。

ただ、TVアニメ・シリーズとして見た時には、『弱虫ぺだる』の方はスポーツ・アクション・ドラマとして、『Over・Drive』の自転車競技を通じて描かれた、青春(群像?)ドラマとして見事にまとまっていると思います。
その上で、アニメ・シリーズでは声優さん達の頑張りもあり、『Over・Drive』の方が完成度が高い!と、思っています。
この2作品を同じベクトル(方向性)で評価する事は、「走る事に変わりは無い!」と言って、短距離走と中・長距離走を同列に比較するのと、同じ愚を犯しかねないと思います。ですのでどうして、後発の作品が既存の完結している作品に、それも選りにも選って始まりの部分を似せるのかなァ~と、思う次第です。マンガ原作はともかく、アニメにする時に《多少アレンジする》と言う事は、出来無かったのでしょうか?

まさか原作者以下、アニメ関係者に至るまで、誰もアニメ版の『Over・Drive』を、見た事がなかった!何てオチは、ないと思います・・・が。

ではまた是非、お立ち寄り下さい。



自転車マンガのセオリー

弱ペの導入部がオバドラのパクリかどうかという話なのですが、パクリではなくロードレースの競技特性上他に話の展開が作りづらいと言うのが大きいかと。それと弱虫ペダルのコンセプトはオタク×ロードレースでオタクがロードレースやってみたら活躍しちゃったかコンセプトなので、ラブコメが主軸のオーバードライブとはお話しのコンセプトが全く違うので似てるとは言えないですね。
それだけだと納得できないかと思いますので仮に少年誌でロードレースの新連載を立ち上げることを想定してみます。

まず、少年マンガで主人公を設定するのであれば自転車競技は野球やサッカーと比べてマイナー競技なので読者に感心と親近感を持って貰う必要があります。
その場合競技未経験者でしかも運動はあまり得意ではないという設定にすると読者の共感や親近感を感じやすいはずです。これはスポーツや定番の設定なのでこの設定が弱虫ペダルとオーバードライブで被っているから、パクリと否定すると少年マンガの大半が成立しなくなります。

次に、主人公がどちらの作品もクライマーというのは自転車の競技特性上仕方ありません。まずロードレース選手には選手ごとに得手不得手があります。いわゆる脚質というやつで大まかに、下記の5つに分類されます。

【マンガに良く出てくる】
・オールラウンダー:登りもスプリントもある程度高レベルでこなせる万能型
・スプリンター:ダッシュ力にステータス全振り
・クライマー:登坂力にステータス全振り

【マンガで言及されることが少ない】
・ルーラー/TTスペシャリスト:持久力特化型(登坂もスプリントもある程度こなせる)/TTスペシャリストは更に持久力にステータス全振りでタイムトライアル(個人の力のみで走る競技)に強い
・パンチャー:短いダッシュ何度も行う能力が高くライバルをふるいにかけることが得意な選手。登坂とスプリントがある程度こなせるがクライマーやスプリンターには敵わない

少年マンガだと説明にページ数を使う為上の3つくらいまでしか言及されませんが下の2つも重要な脚質になります。
実際のロードレースだとオールラウンダーやスプリンター、クライマーなどがチームのエースとして総合優勝やステージ優勝を狙い、ルーラーやパンチャーがエースのアシストを行い勝利へのサポートをします。

各脚質を体型的に分類すると以下のようになります。
・オールラウンダー:均整の取れた筋肉質体系
・スプリンター:モリモリ筋肉質大柄
・クライマー:ひょろっと細く小柄
・TTスペシャリスト:みっちりと詰まった筋肉大柄
・ルーラー:細いけどマラソン選手体型
・パンチャー:ガチムチ筋肉

まず、オールラウンダーはその身体的特性上均整の取れた筋肉を持った肉体をしていますので運動していないという初期設定の主人公がこの脚質であるというのは無理があります。
次に、スプリンターは速筋の塊なので自転車選手の中では一番筋骨隆々でマッチョマンになりこちらも運動苦手な主人公では説得力がありません。
クライマーは上記の2つの脚質と比べて筋肉が必要なくむしろ小柄で体重が軽い方が有利なので運動が苦手だったり・内気な性格にピッタリな特性になります。
ルーラーも比較的筋肉量が少なくてもありえる脚質なので、運動が苦手という設定でも成立します。ただ、後述しますがチーム内での役割的に主人公にはし辛いです。
TTスペシャリストはルーラー強化型の脚質になりますが前進の筋肉量を増やして長時間高出力を出し続けられる様に、体を鍛え上げてますので運動苦手というイメージとかけ離れています。
パンチャーは短い坂が得意なスプリンターのような脚質でスプリンターほどではありませんが筋肉量があります。従ってこちらも運動苦手な主人公のイメージとは重なりません。

結局、運動が苦手な自転車未経験者が当てはまりそうな脚質・体型は消去法でクライマーかルーラー説得力があるということになります。しかし、ルーラーはチーム内での役割としては風よけになってエースのアシストをしたり、敵チームを攪乱する為に集団から逃げて(先行して)する集団ペースをコントロールするのが主任務となり主人公の役割としては圧倒的に地味でお話しが作りにくいです。
仮にルーラーを主人公にしたマンガ(自分的にはかなり読みたいですが)を描くとすれば物語の導入部でかなりページ使い自転車競技の説明しないといけません。直ぐに結果を出さないと打ち切りになってしまう少年マンガではルーラーは主人公として採用は難しいのです。

対して強いクライマーはロードレースの花形で有り、ステージレース(連日レースを行いその日ごとの順位で最終的な全体の総合順位を争うレース)ではスプリンターと違い総合優勝を狙うチームのエースとなります。ステージレースでは山岳コースと平坦コースが設定されていることが多いですが、平坦コースではゴール前で逃げ(先行)グループに大集団が追いつき最後はスプリントで勝負が決まります。この際、最後のスプリントで争った選手は着順ごとに順位が決まり獲得ポイントが割り振られますが殆ど同着にちかいタイム差になりまた、大集団の先頭とトップの差は数秒程度しか着かないことが殆どです。しかし山岳コースではクライマーが圧倒的に速く集団に対して数分以上のタイム差を付けて優勝することが多いです。

例えば1日目が平地コースのステージでクライマーは大集団で他の選手を風よけにしてゴールをすればその日優勝したスプリンターから数秒程度の秒差でゴールできることになります。そして次の日が山岳ステージで集団から何分もの差を付けてゴールすると同じステージ優勝でも前日に優勝したスプリンターに対して数分差のタイム差のドバンテージを付けることになります。そして次の日の最終ステージがある程度アップダウンがあるようなコースで最後スプリンターが優勝して前日優勝したクライマーが数秒遅れで集団ゴールするとスプリンターはクライマーの総合のタイム差を覆すことが出来ずクライマーが総合優勝することになります。つまり弱虫ペダルのようなインターハイをステージレースを設定しているような場合いクライマーを主人公にしないと総合優勝に主人公を絡ませるのが難しくなってしまいます。

主人公をオールラウンダーならスプリントもヒルクライムどちらも得意なので総合優勝も狙えますが俺TUEEEな話になってしまい面白くなるとは思えません。主人公がクライマーなのがロードレースでは一番ドラマが作りやすいのです。 スプリンターやオールラウンダーを主人公に据える場合は、元々スポーツが得意な主人公でないと成立しないので読者の共感を呼びづらいです。
桜木花道のようなフィジカルエリートの素人というコンセプトでもお話しは作れますがその場合は、弱虫ペダルの場合はオタク×ロードレースというコンセプトが成立させづらくなります。作者の渡辺航先生は電車男のマンガで人気が出た作家なので、チャンピョン編集部も新連載を立ち上げる際は渡辺航にスポーツマンガを描かせるのにオタクと言うキーワードは外せなかったはずです。

二人ともクライマーで得意技が一緒じゃんと言われていますが、弱ペの小野田とオバドラのミコトだと全く逆の登り方になっています。小野田はハイケイデンスクライムという、軽いギアで足の回転数を増やしてスピードを上げる登り方でロードレースでは現代的なクライマーが行っている主流派の登り方になります。小野田の場合は小学校の頃から千葉から40km走ってママチャリで秋葉原に入り浸っているのを母親が心配して遠くに行けないようにママチャリのチェーンリング(クランクに着いているギア)を小さい物に付け替えられています。チェーンリングが小さいとたくさん漕がないと前に進めないため小野田は小さい頃から日常的にハイケイデンスで自転車に乗っていたというしっかりとした裏設定が存在します。

対してオバドラのミコトが思いギアを踏んで登るトルク型のクライム(そういった用語はロードレースの現場ではあまり使われません)は古典的な選手の登り方で膝関節に負担が掛かるので初心者や未成年には奨励されません。
短い坂で集団やライバルをふるいにかけるチームオーダーを受けたパンチャーの選手が、連続的に短いアタックをかける際にそのような登り方をすることはあり得るかと思います。長い山岳を重いギアを踏み込んで登っていくタイプのクライマーはあまりいないと思います。
また、は小柄な選手となっていますが実際のロードレースで強いトルクを出力できる選手は大柄で筋肉質なので自転車競技的には嘘くさいキャラクターになってしまっています。

というわけでオタク×ロードレースというコンセプトでロードレースマンガを新連載として立ち上げる場合消去法でクライマーを主人公にするのが一番合理的になります。弱虫ペダルを立ち上げるときにオーバードライブを意識したかと言われれば多分意識はしていたと思います。でもそれはパクる為ではなく自転車乗りから指示されなかった作品として反面教師として意識はしていたのでは無いかと思います。

ちなみに元祖ロードレースマンガのシャカリキ!の主人公もクライマーですしオバドラがシャカリキ!のパクリだとも言えます。シャカリキ!の主人公の野々村も重いギアで坂を登っていくタイプの選手でしたので完全にミコトと被ります。小野田は野々村やミコトのような旧世代な登り方をする選手と比べると新しいテクニックを駆使するニュータイプの選手といえますので同じクライマーでも全くの別物と言えます。

この辺は実際に自転車に乗って120kmの悪路を走破するMTBのレースに出場したり、シクロクロスやロードレースに参戦する実業団チームを主催するほどなのでこの辺りは自分よりも真剣に考えぬかれた設定だと思います。

大変に恐縮なのですが・・・

HINAKAです。

通りすがり

大変に申し訳なく恐縮なのですが

>
> 次に、主人公がどちらの作品もクライマーというのは自転車の競技特性上仕方ありません。まずロードレース選手には選手ごとに得手不得手があります。いわゆる脚質というやつで大まかに、下記の5つに分類されます。
>
> 弱ペの導入部がオバドラのパクリかどうかという話なのですが、パクリではなくロードレースの競技特性上他に話の展開が作りづらいと言うのが大きいかと。それと弱虫ペダルのコンセプトはオタク×ロードレースでオタクがロードレースやってみたら活躍しちゃったかコンセプトなので、ラブコメが主軸のオーバードライブとはお話しのコンセプトが全く違うので似てるとは言えないですね。
> それだけだと納得できないかと思いますので仮に少年誌でロードレースの新連載を立ち上げることを想定してみます。
>
> まず、少年マンガで主人公を設定するのであれば自転車競技は野球やサッカーと比べてマイナー競技なので読者に感心と親近感を持って貰う必要があります。
> その場合競技未経験者でしかも運動はあまり得意ではないという設定にすると読者の共感や親近感を感じやすいはずです。これはスポーツや定番の設定なのでこの設定が弱虫ペダルとオーバードライブで被っているから、パクリと否定すると少年マンガの大半が成立しなくなります。

上記文以降は、この記事に対して何ら関係の無い(書き込みの動機になった点以外は)、自転車・ロードレース・マンガやアニメの考察として、実に素晴らしいものです。
ここにトラックバックを置いていただいて、堂々と御自分の記事として発表される方が、大いにふさわしいと存じます。その時はこちらから、感想としてコメントさせていただきたく思います。

問題はコメント帽頭の、こちらです。

>
> 弱ペの導入部がオバドラのパクリかどうかという話なのですが、パクリではなくロードレースの競技特性上他に話の展開が作りづらいと言うのが大きいかと。それと弱虫ペダルのコンセプトはオタク×ロードレースでオタクがロードレースやってみたら活躍しちゃったかコンセプトなので、ラブコメが主軸のオーバードライブとはお話しのコンセプトが全く違うので似てるとは言えないですね。
> それだけだと納得できないかと思いますので仮に少年誌でロードレースの新連載を立ち上げることを想定してみます。
>

既に追記でも、述べていますがハッキリ言って、コンセプト(作品の方向性、構成要素)の類似性の事など、どうでも良いと思っています。
要はそちらでも述べられているように、《類似作品の少ないジャンル》であるにも関わらず、大切な冒頭部分で「何で同じジャンルで過去の有名作品と似た様な展開をするのか?」と言う点に付きます。似ていると思われたら、それだけで損をするのでは無いでしょうか?
どうして自転車に乗る、同じ中学出身?の女の子に、「自転車部に入らない?」と言うところから、始まる必然があるのでしょうか?

大変に申し上げ難い事ですが、このコメント内容は「それがテンプレ、お約束と言うものです」と言う事の説明ではなく、もっと深く大きな自転車レース・マンガ(「シャカリキはアニメになっていません」)の、物語構成を比較検討されています。
本当に申し訳ありませんが、この記事はその様に深く踏み込んだものではありません。せっかくアニメを作るのだから、今まであったものとは違うものを、敢えて言えば「それらを超えるものを!」作ろうとするのが、当然だと思います。いわゆる大人の事情は知りませんが、例え原作設定を変えてもでも、そうすべきだと言うのがこの記事の意見です。
そしてそれで成功したのが、個人の趣味ですがアニメ版の『Over・Drive』だと思います。商業的には、圧倒的に『弱虫ペダル』ですが・・・。

こちらのブログでは、アニメ版『Over・Drive』に関する記事が他にもありますので、興味関心が御有りであれば、お立ち寄りいただければ幸いです。

《高校生自転車ロード・レース・TVアニメ・シリーズと言えば『Over・Drive(オーバー・ドライブ)』を忘れてはいませんか?

http://aonow.blog.fc2.com/blog-entry-595.html


『Over・Drive(オーバー・ドライブ)』で描かれる、ヒロインの成長と主人公の関係?

http://aonow.blog.fc2.com/blog-entry-603.html





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HINAKA

Author:HINAKA
『あんのんブログPart2・HINAKAの戯れ言』です。
本来は、『あんのんブログ・HINAKAの雑記』としてSo-netブログであったものが、So-netブログから追い出されて、ここで新たに構築するモノです。

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