八神ひろき氏原作の隠れたバスケ・アニメ『DEAR・BOYS(ディア・ボーイズ)』について(過去記事転用:大幅加筆改訂)・・・。



『黒子のバスケ』原作者脅迫事件も、何とか終息したようで原作本編も、無事最終回を迎えたようです。
アニメの方は‥‥‥どうも、3期目のつもりが最初に戻って(リピート放送?)中学時代の、〈奇跡の世代〉編を放映しているようなので、戸惑いつつも見ています。原作未読で、初期のアニメ・シリーズは放送枠がなかったので、見ていないのです(自慢になるか!?)。

そんな中、ふと未だに八神ひろきフリー百科事典Wikipediaリンク済みの原作が続いている、長期連載(掲載誌が月刊誌ですので)高校バスケット・マンガの、TVアニメ・シリーズの事を思い出し、ブログを始めた頃に(その頃はSo-netブログでした!)書いた記事を掘り返しました。
TVシリーズの放映が、2003年3月~9月の全26話。その最終回を見終わってからの記事ですから、遅くても2004年になる前に、書き込んだのだと思います。なぜかその後も再放送はなく(リピート放送はもちろんありません)、レンタル版ではVHSのビデオテープでは出ていたのですが、セル(販売用)DVDは発売されているのに、レンタル用のDVDは出されていないとの事で、今は当時の録画に頼るしかありません。

しかし、当時大人気だった『頭文字D(イニシャル・ディ)』のTVアニメ・シリーズのスッタフが、当時まだ珍しかった3DCGアニメと2D(2次元)のセル・アニメワークを、同時に使うという技法を用いた為、『頭文字D』以上にその差が、際立ってしまったようです。
その為か?止め絵の多用やスポーツ・アニメなのに、細かい動きが再現されないなど、制約も多かったようです(第14話の手も握らないデート・シーン!で見る映画が、明らかに『頭文字D』なのには笑えました)。

ですがストーリーやドラマは、こう言っては何ですがこの部分だけを比較すれば、原作よりもかなり良くできていると思えます。
またアニメ画像の出来不出来を言えば、あの伝説とも言える『SLAM・DUNK(スラムダンク)』のTV放映版では、当時の事情があったにしても、問題無しとは言いきれないと思いますので、物語とドラマのまとまりから言えば現在から見ても、この『DEAR・BOYS(ディア・ボーイズ)』は全編を通して、TVアニメ・シリーズ《傑作》の部類に入れて良いと思います。

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《拙記事再録:2003年末の分を2015年04月時点で改訂》

高校生スポーツものとして、2003年03月~09月放映分TVアニメ・シリーズ、『DEARBOYS』について。


八神ひろき氏の原作マンガ版は、現在は《ACT3》の19巻まで行き、いよいよ最期も最期の、ド・クライマックスで絶好調です。
最初のコミックスが無印で全23巻、続くACT2が全20巻。そして現在、最終場面のACT3が19巻。ここまででも、コミックスで通すと、全62巻という掲載誌が月刊である事を考えると、たった1年間足らずの物語が既に、無印第1巻の発売が1989年12月!なので、コミックスだけで考えてもとっくに連載26年!!
作者による絵柄の変化はともかく、時代の変化が笑えてしまうレベル越えている事は、作者も編集部も承知の上のようで、1度最初のシリーズを23巻でまとめて、続きをACT2として時代背景を合わせて来ました。それでも、社会や生活環境の差は広がり続けるので、ACT2は20巻で区切ったようです。
いわば最終章として、現在はACT3で19巻までの発売は決まっています。





《全編を通してのオープニングです。
冒頭の「お断り」がある意味で全てを物語っています!》


DEARBOYSACT2
第30巻八神ひろき

DEAR BOYS ACT2(30) <完> (講談社コミックス月刊マガジン)DEAR BOYS ACT2(30) <完> (講談社コミックス月刊マガジン)
(2009/02/17)
八神 ひろき

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DEAR BOYS ACT2全30巻 完結セット (月刊マガジンコミックス)DEAR BOYS ACT2全30巻 完結セット (月刊マガジンコミックス)
(2010/12/15)
八神 ひろき

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で、これは1997年11月に第1巻が発売され全30巻で終了した、いわばセカンド・シリーズというACT2版になります。
このシリーズは、前期バージョンの完全な(つまりファースト・シリーズですが)以下に記載のスタンダード版『DEAR・BOYS』の続編です。基本的に、アニメ版はこの初期シリーズを原作に作られていますので、これを外す訳に行きません。
これは完全にACT2に連続していて、内容的には同じ作品です。ただ、少年マンガと青年マンガというような、絵柄や表紙などコミックの扱いに違いがあります。


全23巻・八神 ひろき・講談社・1997年3月
ACT2との絵柄の違いに、とくと御注目!

DEAR BOYS(1) (講談社コミックス月刊マガジン)DEAR BOYS(1) (講談社コミックス月刊マガジン)
(1989/12/13)
八神 ひろき

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こちらは、現在発売中の文庫版の方です。
当然でしょうが、カバーイラストなどの新作の絵柄は、ACT2に近いもののようです。


DEAR BOYS(1) (講談社漫画文庫)DEAR BOYS(1) (講談社漫画文庫)
(2004/09/10)
八神 ひろき

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〈マンガ文庫版・全12巻〉

そしてこれが、現在連載中でいよいよ最終盤へ差し掛かった、ACT3で19巻は近日発売予定です。


DEAR BOYS ACT 3(1)DEAR BOYS ACT 3(1)
(2012/11/05)
八神ひろき

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DEAR BOYS ACT3(2) (講談社コミックス月刊マガジン)DEAR BOYS ACT3(2) (講談社コミックス月刊マガジン)
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〈以下続刊〉

DEAR BOYS ACT3 コミック 1-18巻セット (講談社コミックス月刊マガジン)DEAR BOYS ACT3 コミック 1-18巻セット (講談社コミックス月刊マガジン)
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八神 ひろき

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そしてこれが問題の、TVアニメ・シリーズ『DEARBOYS』のDVDと、DVD・ボックスです。
今回の本命は、こちらの内容です!


DEAR BOYS VOL.1 [DVD]DEAR BOYS VOL.1 [DVD]
(2003/08/06)
喜安浩平、松風雅也 他

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「DEAR BOYS」DVD-BOX「DEAR BOYS」DVD-BOX
(2004/06/02)
喜安浩平、松風雅也 他

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ところで、マンガ版の方には困った事が起こっています。
作者本人がこぼしているように、この物語は1997年に始まっていますが、それからまだ物語の中では2年と経っていません。まして、主人公達が活躍する夏のインター・ハイが始まってから、既に本物のインター・ハイは3度行われているとか‥‥‥(ACT2の時点で!)。
特に男性マンガに多く見られる、スポーツ・マンガにありがちな問題。つまり、時間経過が現実と懸け離れるという問題が、これほど見事に反映しているマンガも珍しいと思います。しかもこの間に、高校バスケ界は激動期とも言われるほど、頻繁にかつ画期的にルール改正他が行われました。
結果として、原作マンガの方でついには付いて行けなくなって、「もう、この大会が終わるまでは、このままで行く!」と宣言する事になりました。

さて本題のアニメの方では、必ず「この作品は、クォーター制以前のルールに基づいて、描かれています云々」のお断りが入ることになります。
つまり元になっている前期シリーズは、当然のように古いルールによって描かれているために、どうしてもこうなってしまう訳です。というか、あえてアニメ版でオリジナル化しなかったスタッフの考えに、この場合はかなり共感します。その理由は後で述べるとして、もう一つ重要な点は、この物語を1990年代後半の、原作通りの時代を背景としていることです。

これは、特に高校生を主人公にする場合、かなり重要です。
そう、もはや歴史的な文化の変革、ウォークマン登場以来の決定的な違い!携帯電話の普及です。
アニメ版には携帯電話どころか、コードレス電話ですら、登場しません。電話は全て(記憶違いだったら、お許しを!)、コード付きです。これは原作が発表された時点よりも、アニメ版はさらに古い時代を想定していると、考えられます。
それは、男女関係です。原作では作者が成人マンガを描くほどですから、キスまでは当然ですし、かなりきわどい場面もあります。ただしこの作品では、それ以上の進展は描かないと決めているようです。
特にACT2では、女性キャラクターの色気度が、作品で3倍はアップしています。それをアニメ版では敢えて、完全に押さえ込んでいます。
もっとも、元々アニメ版のキャラクター・デザイン自体は、ACT2を原型に作られているのですが、その辺の思い切りも見事だと思います。

つまりアニメ版では時代設定を、あえて約20年くらい過去を舞台とすることで、手を握る事すら嬉しい恥ずかしい、男女高校生描写を行っています。
これはこのアニメ作品が、バスケを通して今はもう失われつつある、恥ずかしいほど真面目な、「青春」を描こうとしているたのだと思います。男同士の、ライバル意識とそこから生まれる友情。
恋と呼ぶには、余りに甘く切ない思いに揺れ動く乙女心とそれを見守り、時には後押しをする友情。不思議なほどに、泥沼化しない、三角関係。それはこの物語が、決して恋愛を軸にして描かれるのではなく、飽くまでも「バスケもの」だという、これも製作者の意図の現れに思えます。
どこまでもバスケを中心に、恋愛も友情も描かれるのです。この、方針は実に徹底していてると思います。もちろんそれは、原作の姿勢でもあるのですが、原作よりも徹底していると言って間違いはないでしょう。

バスケものなのだから、まずバスケありき。
しかし、そこにはかつてスポ根モノと呼ばれたような、恋も友情も後回しではありません。エンディングの歌にもあるようにそれも有りの上で、今はもう無いかも知れない「高校生の恋も友情も青春も」を、真正面から描いているのだと思います。
そして実に忘れてはならないのが、このアニメ版が最初のシリーズを元にしていながら、要所でACT2のエピソードを取り入れているところです。

これは作り手が、シリーズの前後に関係なくというと言うよりも、このアニメ版はこの中で完結させるんだと、最初から強い意志で臨んだ結果だと思います
もし、続編つまりACT2への未練があれば、このようなことは出来なかったと思われます。それと、これもアニメ版の特徴ですが、決して多くはありませんがアニメ版のみの、独自オリジナルなの場面もあります。
同時に、原作ではかなり大きく扱われている部分を、思い切ってカットもしています。この辺のアニメ版オリジナルへのこだわりに、製作者の意気込みを感じるのは個人的な感傷でしょうか?

とにかくこのアニメ版は、全26話で完全に物語として完結しています。
もちろん、原作と同じく主人公達の物語は、まだまだ続くというコメントを残して‥‥‥。このアニメ作品が、なぜ余り評価されていないのか、本当に不思議です。
ですが物語の完成度としては、最近の作品の中でも(2004年頃です)かなりのレベルにあると、個人的には思っています。


この作品は、あの有名なTVアニメ・シリーズの『頭文字D(イニシャル・ディ)』を製作したスタジオが、ほぼそのままの形で当時としてまだ冒険だった、3DCGアニメとセル・ワークのいわゆる2Dアニメを組み合わせたもので、その結果として特に試合などのシーンでは、動きのぎこちなさや、止め絵の多用が目立っています。




〈キャスト〉

哀川 和彦:喜安 浩平/藤原 拓弥:松風 雅也
三浦 蘭丸:武内 健/石井 努:鈴木 達央
土橋 健二:小西 克幸/秋吉 夢津美:芳野 美樹
森高 麻衣:川瀬 晶子/川崎 雪子:川上 とも子
大神 恵子:山田 美穂/工藤 かおり:氷上 恭子

北川 千尋:伊藤 美紀/下條 薫:藤原 啓治

氷室 恭子:田中 敦子




TVアニメ・シリーズ『DEARBOYS
第25話決着!そして・・・




これを傑作と言わずして、何を傑作というのか?〉


最終回第26話
明日に向かって




〈原作マンガまだまだ連載中ですので、
ここから始まる!も、有りでしょう。〉

月曜日の深夜1時から12ch(当時のTV東京)で、『DEARBOYS』という高校生バスケット・ボール・アニメを放映中です。
この作品、オタクからは当然ですが、一般的にもほとんど無視されています。むしろ同じ枠で、1時半から放映されているラストエグザイル(もちろん初代)の方が、質的にも内容もそして評価も、はるかに上です。
ですが、なぜか個人的にDEAR・BOYSに惹かれるのです。実は最近まで、この理由が良くわかりませんでした。
最初は、ラスト~のついでに見るという程度だったのですが、最近ではこれをみるために、ついつい無理をして起きていてしまうという有様です。

その理由が、時代遅れの真面目な青春アニメだということに気が付いたのは、ラスト~と共に後1話で最終回というつい昨夜の放映を見てからでした。
このアニメの原作は確実に一昔前のもので、その為に放映の冒頭に現在とはルールが異なりますと、毎回テロップが流れます。


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その上で、現在では笑い話にしかならないくらい、主人公達は真面目です。それどころか不良や、悪辣スポーツ記者ですら、真面目です。
真面目に皮肉を言い、真面目にスポーツをする主人公達をからかい、敵役の教師は生真面目に主人公達を非難します。そして、恋愛はストイックです。
現在では考えられないほど、誰もが認めるカップルで主人公は一人暮らしです。なのに、彼女が彼の部屋を訪れる事も無いどころか、文字通り手さえ握り合いません。
今時のアニメで、これはなに?聞いただけでは、ギャグかコメディ・アニメにも思えません。それくらい、真面目なのです。


〈第14話のデート・シーン、見ている映画は?〉

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〈個室カラオケで二人きりなのに‥‥‥〉

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そして気が付いたのです、自分が近頃真面目なアニメを見ていないと。
ひねくれた、軽い、おもしろおかしい、色欲過剰なアニメばかりの中で、DEAR~は真面目な青春を描いているんだなぁ~と。
ある意味で、誰もがこんな友人に出会いたい、こんな彼女が欲しい、こんな先生に教えて欲しい、そうであったらいいのに。そんな、今はない一昔前の理想の青春。
最終回1話前、誰もが不可能と思った県大会の新人戦決勝進出を成し遂げ、同じようにひねくれながら、共に出会ったことで、その才能とやる気に火を点けてしまったライバルとの決戦。

常にリードしながら、最後の最後で、部員がレギュラー5人しかいないという致命傷が、ついに破綻します。
逆転され、誰もが終わった思った刹那、主人公の最後まで諦めない粘りが放つ渾身のラストシュート。普通ならここで大逆転でしょうが、そうはなりません。
無情にも、タイムアップ。ボールもまた当然のように、枠に跳ね返されます。

「試合には勝ったが、俺はお前に勝っちゃいない」
そのライバルの言葉すら、虚しく響きます。そのライバルに告白されている、主人公チームの女子マネージャーが叫びます。
次は絶対うちが勝ちます!

正直、胸が熱くなりました。
全力を出し渾身の力を込め、不可能を可能にすらしながらも、ついには超えられない壁がある。手が届かない、時がある。
最後のマネージャーの叫びが、青春ものとはこういうものだと、改めて教えてくれた気がします。誰も見ていないんじゃないか?本気でそんなことを思わせながらも、26話も続くところを見ると、そこそこ人気はあるようです。
もしあるとするなら、その良さは、そんな素朴な真面目さにあるのかも知れません。

ちなみに、主人公以外のチームメイトが自主トレに目覚めるまで、20話以上かかっています。
「あいつと出会わなかったら、あのチームと戦わなければ、あいつらが自分の才能に気付く事も、それを伸ばす為に努力しようとする事も、なかったハズだ。感謝しますよ」
これは練習試合を終えた後の、文字通り不良チームを率いていた、ライバル・チーム監督先生の言葉です。
そして、同じ事を主人公のチーム・メイトも、口にしています。今時のアニメで、こんなにも真面目にしかしクールに、青春ドラマができるとは思いませんでした。
これでせめて作画が、続くラスト~の半分ほどもあったら‥‥‥。動いているのがCG部分だけというのが、どうにも残念です。試合中のボールの軌道が、現在の『黒子のバスケ』や『ベイビーステップ』などと違い、透過光のような帯で表現されず、キチンと〈ボールが飛んで行く〉という、ある種チョッと気持ちの悪いような表現になっています。
またそうでは無い場合には、ボールの軌道自体を描かずに、投げる側と受け取る側だけで、表現しています(手抜きと呼ばれても否定は出来ません‥‥‥)。


《地区大会決勝!いよいよ後半戦です!!》

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正直なところ、この氷室恭子(声:田中敦子氏、最初の劇場版も含めて初代?『攻殻機動隊』の少佐役です!)監督先生が何で話題にならないのか、不思議です?
そもそも、本来女子バスケット部の監督顧問兼教師で、地区大会優勝常連チームを作っています。特に女子生徒の信頼が厚く、厳しいけれども英語の教師としても、優秀なようです。何しろ女子バスケット部員は、テストで赤点を取ると部活動禁止になるので、テスト前は必死です!!

男子バスケット部員が、当時の監督顧問への暴力事件で、活動停止になった事を気にしていました。原作マンガには無い設定で、主人公の姉と大学時代に同じバスケット部だった縁が有った事になっています。
この姉の弟が、この物語の主人公です。バスケット名門高校のチームのエースであり、キャプテンでもありながら孤立し、自分がバスケットをやる意義を見失ってしまった弟の相談を、その姉から受けた事が発端でした。彼を是非自分の高校に転校させて、自分に面倒を見させて欲しいと申し出た事に、このTVアニメ・シリーズでは姉の口から説明されています(繰り返しますが、原作にはこの設定は描かれていません!)。
このような成り行きで、暴力事件を引き起こし部員も最低のレギュラー5人に足りない4人しかいない、男子バスケ部の顧問や監督など引き受ける人はいません。ですが、主人公が加わった事で、5人になった男子バスケット部をこの氷室先生は、女子と兼任で引き受けます。

確かに、余り運動系クラブ活動が盛んでは無い、特に公立の学校では男女それぞれの同一種目を、同じ教師が引き受ける事は、珍しい事ではありません。
珍しい事ではありませんが、それは飽くまでもそれほど強豪校ではないからという、条件付きです。少なくともこの高校の「女子バスケット部」は県下でも名の知れた、強豪チームです。当然そのチームを率いる監督は、そこそこ有名でもありますし、知られてもいるはずです。
その同じ人が、「男子バスケット部」まで指導する?如何に成り手が居ない、ある意味片手間仕事にしか見えない状態でやるのは、かなり異例です。しかもこの弱小?男子バスケ部は翌年にはインターハイ(全国高等学校総合体育大会)に出るという、快挙やってのけるのです。
原作でも、そのインターハイが始まると「男女掛け持ちの氷室先生は、大忙しです!」という、説明が入りますが普通はマスコミその他が、放っておかないと思います(若い独身美人教師ですし‥‥‥)。

さて、当然と言えば当然ですが、このアニメ・シリーズの題材になった、事実上の第1部(無印・ACT1)の頃と、その後では。大幅に人物の絵柄や、特にこの監督先生の性格が、変わっています。
この点を、アニメ製作当時の最新作となる、ACT2に揃えた事も当然アニメ・オリジナルですが、特に氷室先生のスタイルと、格好良さはACT2で大幅にグレード・アップしています。何と言っても目が行くのは、両耳のイヤリングと首のチョーカーと共に、上手くコーディネートされたの十字架型のペンダントは、アニメでは完全に彼女のトレード・マークになっています。


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そんな、大忙しの先生を救ってくれたのが、中学時代に全中(全国中学バスケット大会、ただし中学のバスケット大会には種類があるので、どの大会かは不明です。)に出場したチームにいた女子が、氷室先生の頼みでマネージャーを引き受けます。
実際には、自身が女子バスケットを続けたかったのですが、ヒザを故障して事実上、選手生命を断たれているそうです。
引き受けますが、この女子マネはほとんど副監督のようなもので、先生の全幅の信頼を受けて、男子バスケット部員の体調管理から、個別の練習メニューまで実に詳細に検討してくれる、ただのお手伝いではありません。むしろ「先生よりも怖いッ!」と、男子バスケット部員から畏怖と敬意を込めて、怖れられる存在になります。

余談ですが、現在の決勝戦相手であるライバル・チームの、エースに一目惚れをされて、真剣交際を申し込まれています。
原作でもそうなってはいますが、何しろここからまだ1年も経っていないので、今のところは相手にもしていません。

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〈ここで、今回のサブタイトルです。
最終回では無い事に、注目です。〉


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〈既に地区優勝を決めている、女子チームのレギュラー達。
何と5人の内の3人までが、男子チームの主人公を含めた
3人と仲が良いという、これもこの手の熱血?スポーツ・ア
ニメでは、いや通常のアニメでも異色の設定です。〉

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〈主人公はそれにふさわしい強豪校にいるべきで、名も
無き弱小チームで、その才能を枯らすべきでは無いと、
事ある毎に嫌味な記事や発言で主人公達を悩ませる、
意地悪で不公平な男性記者が奧です。〉


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〈手前の女性記者は、主人公が加わった事でこの無名の、
レギュラー5人ギリギリのチームが、それまで眠っていた力
を呼び覚まされたと考えています。その為何かと隣りの男
性記者とは、対立する事が多いようです。〉


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現在のチーム・キャプテンが犯した、監督への暴力事件の為に公式試合への出場禁止処分を受けて、卒業まで公式戦に出られなくなり、チームを去った現3年生の先輩達です。
最初は、主人公の入部と氷室先生の尽力で、復活した現役生徒の新チームに反感を持っていましたが、何より新キャプテンに抜擢?された、暴力沙汰の当事者が復活に掛ける様子を見聞きし、反感が共感へと変わって行ったようです。最後にはこの決勝戦へ向けて、強豪ライバル・チームの役を買って出て、練習試合で後輩達に熱血指導!?します。
そしてこの地区大会の決勝でも、必死の応援をしてくれています。

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〈主人公をこの高校に転校させるなど、TVアニメ版では全ての
お膳立てをしてくれた事になっている、主人公の姉。結婚するま
で住んでいた部屋を弟に貸して、何かにつけて面倒を看てます。
ヒザの上にいるのはその子供で、主人公に懐いている甥です。〉


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〈扇で偉そうにしているのが、暴力事件を起こした男子バスケ
部の廃部と、首謀者の退学を常に考えていた教頭先生です。
隣りの、紳士が校長先生。氷室先生に同調し、生徒には立ち
直るキッカケを与えるべきと、いつも教頭先生を諫めています。〉


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〈主人公達のライバル・チームで、個性の強い不良じみた連
中を集めて、それまで無名に近かったチームを地区の強豪
にしたのが、手前のオジサン先生監督。主人公チームとの
共同合宿で、すっかり意気投合したというか、それまでの
チャランポランな連携無視の、個人技で目立とう精神な連
中に「絶対に負けられない!」と、火を点けられました。〉


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相手チームのエースに主人公チームのキャプテンが、ワザとファウルしてシュートを妨害します。
波に乗ると無類に強い相手のシュート得点を防ぎ、同時に集中力が途切れとシュート力が落ちるという欠点を狙った、かなり際どい作戦です。確かにファウル(反則)に与えられる、フリースローでは相手のエースはそのシュート力を、極端に悪くします。しかしレギュラー5人で全てという主人公チームには、気持ちを切り替える為の交代要員どころか、個人ファウル5回で退場する前に、補う選手すら居ません。
つまりこのファウル戦術は、効果的だが文字通り後の無い主人公チームにとっては、両刃の剣です。そしてその代償が、最後の土壇場で出てしまいます。

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〈懸念されていた通り、主人公チームのキャプテンが5ファウ
ルで退場となり。交代要員のいなかった主人公チームは、遂
に同点に追い付かれ、残り時間を4人で戦うしかありません。〉


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〈残り約1分半!逆転した方が、俄然有利です‥‥‥〉


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〈沸き起こる、主人公チームへの応援!それまで廃部論
者だった教頭先生も、思わず声を上げています‥‥‥〉


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〈そしてここで遂に、主人公にボールが渡ります!味方は
もちろん、敵やその応援団すら息を飲みます。彼が決め
れば、状況は完全に変わります!!〉


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これまでのストップ・モーションや止め絵、デジタル処理とセル・ワークの問題による画像の崩れや、輪郭線のブレなど同じ手法の初代TVアニメ版『頭文字D』に比べて、圧倒的に複雑な人間の動きには、まだデジタル過渡期だったと思います。
しかし、この最終盤の1分ほどのオフェンスとデフェンスの攻防は、見事ととしか言えません。いわゆるセル・ワークの人の手では、描く事自体が難しい主観と客観のカメラ・ワークと、一気に連続して見せるスピード感。
これまでの止め絵状態が、嘘のような抜群の動きです。激しく動く複数の人間のアクションを描きながら、視点であるカメラ自体もまた激しく内から外そして横へと、移動します。
このような場面が、全てに渡って繰り広げられたなら、このアニメ作品の評価も違っていたと思いますが、残念ながら未だその域には、達していなかったのだと思います。その事を知りながら、敢えてこのような手法を取った為に、スポーツ・アニメでありながらいわゆる《青春ドラマ》に重きを置いたのでは無いかと、勝手に邪推しています。

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〈そしてついに、ライバルの追撃を交わして決定的な、
勝ち越しの3点(スリー・ポイント)シュートが決まります。〉


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〈残り約1分!守りきれば勝ち!!しかも3点差ですから、
通常のシュートでは2点で1回では追い付きません。が、
ここで焦りが出たのか、守りでミスが出てシュートを決め
られた上で、ファウルをしてしまいます。例えシュートを
決められても、そのまま逃げ切れたのですが‥‥‥。〉


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〈ファウルで相手に与えられたのは、1点のフリースロー。
入っても、同点で済みます。ところが、ボールはリングに
蹴られて入りませんでした。味方は皆、「これで
勝った!
」と思いボールを追いませんでした。〉


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〈しかし、相手のキャプテンだけが必死にボールに喰らい
付き、一瞬で建て直すと、冷静に通常のシュートを決めま
す。味方でそれに気付いたのは、サスガに主人公だけで
したが一歩及びませんでした。〉


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〈彼女が、まず気付きます!彼は、まだ
諦めていないッ!!


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〈主人公が遠くのゴールめがけて、シュート態勢に!?〉


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〈ここで無情にも、試合終了のブザーが響きます。〉


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〈大きく弧を描いたボールもまた、虚しくゴール・リングに
弾かれます。既に試合終了のブザーが鳴っているので、
仮に入ったとしても、ノー・カウントなのでしょうが‥‥‥〉


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〈当然の様にボールが、主人公の足下まで転がって戻ります。〉


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〈歓喜に湧く相手側に対して、主人公側は皆声もありません。〉


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〈勝った側の相手チーム関係者が、負けた側のチーム関係者
に、挨拶に立ち寄ります。この時、相手のエースが既に試合前
に告白している、主人公側のマネージャーに会いに行きます。〉


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〈相手が何かを言う前に、机を叩くようにして立ち上がったマ
ネージャーは、涙声混じりでハッキリと断言します。「今度や
る時には、絶対にうちが勝つ!もう二度と、あなたのチーム
には負けません!!今度こそ‥‥‥」彼は何も言えません。〉


------------------

本当なら引き続き、最終回第26話明日に向かって」も、御紹介したいところです。
解散寸前だったチームが、勝って勝って勝ち続けて、ついにココまで来ながら、最後の最後に負けてしまった、挫折感とそれを乗り越えて、新たな目標に向かって再びスタートする姿を、実に淡々と簡素にしかし実感を持って、語られます。

特に主人公は常日頃から「試合終了まで諦めても気を抜いてもダメだ!」と言い続けながら、最後の最後の瞬間に、他の選手は「勝った!」と思い自分自身も、一瞬気を抜いてしまった!!事をまさに、痛恨の問題として悩み苦しんでいました。

しかし、他の選手達は自分達をこそ責められても、彼は全く責められない!むしろ彼のお陰でここまで出来たのだと、思えるようになってました。
それなのに、最後の最後で主人公に再び負担を掛けるような、結果になってしまった事をこそ、悔やんでいました。だらこそ、今度は二度と悔やまない。そんな練習を試合をするのだと、新たな意気込みに切り替えて行きます。

試合終了直後、まだコート上に残っている間に、相手チームのエースで彼のライバル?でもある、例のマネージャーに告白している選手が、主人公に言いました。
「~試合には勝ったが、俺はお前に完璧に負けた‥‥‥。今度やる時には、完璧に叩きのめしてやる!覚悟しとけよ。」

原作が続いていながら、スポーツ・アニメのシリーズとして、主人公が最後を「負けて」て終わるアニメ・シリーズは、非常に珍しいと思います。
そして後味の良い、余韻を残しながらも《アニメはこれで終わり!》という感じでまとめた最終回も、実に良いと思いました。もしこの作品が、作画上の技術的問題の過渡期的作品で、その為に今や気軽に見る事が難しくなっているとするならば、非常に残念だと思います。

原作の事を考えずに、アニメのシリーズ作品としてなら、全てのバランスの上に個人的には、「スラムダンク」や「黒子のバスケ」よりも、この作品の方が良いと思います。
まさにありし日の、《青春スポーツグラフィティ》とも言えます。その高校の制服もまた、「今時あるのか!?」と言いたくなるような、典型的なセーラー服とガクランです。

しかも、その上で清く正しい《男女交際》から、文字通りの〈プラトニック〉な三角関係まで、学園青春ドラマがテンコ盛りです。面白い事に、他のチーム・スポーツを含めても、これほど物語上で女子チームと仲の良い、男子チームも無いと思います。

何しろ当初は、監督先生も含めて女子チームの方が元々強豪で、実力も部員数も圧倒的に男子部を上回っていました。
それが監督先生が兼任と言う事もあって、お互いの交流が個人もチームとしても盛んだと言う設定は、完全に珍しく最後に対決するライバル校が男子高と言う事もあって、ある意味で華やかさが違います。これもマネージャーだけが女子という、紅一点主義!?の多いスポーツ・アニメでは、かなり珍しいと思います。
と言う訳で、この全26話はかなり良い作品だと、今でも思っています。


〈スタッフ〉

原作:八神ひろき
連載:講談社「月刊少年マガジン」
監督:工藤進
シリーズ構成:岸間信明
キャラクターデザイン:加野晃
美術監督:西倉力
色彩設計:鈴城るみ子
撮影監督:青木孝司
編集:瀬山武司
音楽:井上日徳
音響監督:三間雅文
エグゼクティブプロデューサー:宇佐美廉
アニメーション制作:A・C・G・T
製作:トゥーマックス、オービー企画


主題歌

オープニング・テーマ「Sound of Bounce」
作詞:m.c.A・T、KEN/作曲・編曲:AKIO TOGASHI/歌:DA PUMP

エンディング・テーマ「Ballerの章号」
作詞:CHRIS/作曲・編曲:DJ MASTERKEY/歌:CHRIS




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〈リンク切れ予備〉

第25話決着!そして・・・









最終回第26話
明日に向かって








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アニメは見ていないのですが、漫画はずっと昔から読んでいます。
アニメ最後の本牧東戦、この時点で教頭の態度が変わっているのは斬新ですね。
(というより、漫画では教頭が試合観戦に来たのは、インハイ予選の横学戦だったはず。それも校長に無理やり連れてこられた形)

もうあと2話で終わっちゃうのですね。
長かったですが、ちょっと寂しいです。


Re: コメント御礼

HINAKAです。

モキエル様。


約1年間の物語を、20年以上続けて、最後の決勝戦は平均すると1分間1冊になるのじゃないでしょうか?
恐らく、1つの試合を描いたスポーツ・マンガとしては史上最長の、長さだと思います。アニメの方は御覧になって居ないとの事ですが、悪役?教頭がどちらも最後の試合には見に来て、応援するなど良く御存じだと思います。
非常に残念ながら、レンタル版のDVDが出ていない!という事で、VHSのレンタルはあったのですが、現在は販売用(セル)DVDかボックス、あるいは中古版でしか見る事は出来ません。最初の『頭文字(イニシャル)D』をTVアニメ・シリーズ化したのと同じところが、その次に作った長編TVアニメ・シリーズです。
記事にしたように非常に良くできた作品で、最初の『D』と同じように、残念なのはCG部分とも言えますが、止め絵以外のボールの動きを、全てCGで描いたセンスは当時としては画期的でした。せっかくのスーパー・ショットやパスあるいはパスカットなど、かなりリアルにボールの動きが追えて、迫力があります。むしろ、セル画で描かれた人間の方が軽い感じなるという、アンバランスさはデジタル・アニメ技術の、本格的な商業作品への応用としては致し方ないと、勝手に思っています。

むしろ、特に原作のACT3以降ほとんど描かれなくなった、当時の高校生(既にそう言わなければならないほど技術と環境がここ20年で激変しました!)同士の友情や恋愛。
自分の内面と外面とのギャップ~の葛藤など、アニメ版では特に本牧東や横学の選手の関係から、それぞれの人間関係がドラマを生んで、単なるスポーツや勝負だけの番組ではなく、恥ずかし気もなく純情学園ドラマを見事に描いています。特に天才マネージャーで、男女ふたつのチームを指揮しながら英語教師でもある氷室先生を支える杏崎(あんざき)さんの存在が大きく彼女無くしてアニメは語れません。

遂に後2回との事ですが、単行本は現在ACT3の20巻で、来年2016年2月に発売予定の21巻で完結との事です。
ただ個人的には、この高校生カップルの分際で、キスどころか手も握らないカップルと、それを見て黙って身を引く大人の?女子生徒。そしてどちらもガクランにセーラー服という、1990年代には普通でも今となっては、むしろコスプレに近い制服姿で文字通り、高校バスケの青春を謳歌するドラマとして、割り切ったこのアニメ・シリーズが好きです。
もちろんアニメの側も考えていて、氷室先生は後半のトレードマークとも言える、クロスをあしらったチョーカーを身に付けた、原作マンガ中盤以降のやや胸の大きい大人の女性姿です。また横学のエピソードなどは、原作では後に出て来る話しを、先取りするなどしています。
完全なアニメ・オリジナルは、氷室先生と主人公・哀川君の姉が大学時代のバスケ友達で、その縁で哀川君が瑞穂高校へ転校した事になっています。もちろん本牧東との〈地区大会の決勝戦〉は、観客席で子供と一緒に観戦しています。
このアニメは、そこ完結したのが良く、その点で良くできたアニメだと思います

コメントを、どうもありがとうございました。




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HINAKA

Author:HINAKA
『あんのんブログPart2・HINAKAの戯れ言』です。
本来は、『あんのんブログ・HINAKAの雑記』としてSo-netブログであったものが、So-netブログから追い出されて、ここで新たに構築するモノです。

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