NHKですら「アニメ若手制作者・平均年収は110万円余!」と報じた深刻な現状・・・





《ITmedia 「ねとらば」より》

もっと人間らしい仕事がしたい
アニメ業界は一度滅びたほうが良い
JAniCA

アニメ制作者の実態調査結果公表
厳しい労働環境浮き彫りに
』(リンク済み)

〈賃金や労働時間についての訴えや、
業界の構造的問題を指摘する声も。〉


 日本アニメーター・演出協会「JAniCA」は04月29日、文化庁の委託により調査を行っていた「アニメーション制作者 実態調査報告書 2015」をホームページ上にて公開しました。
 報告書はPDFファイルで配布されており、誰でも閲覧可能となっています。

 調査は昨年08月から09月にかけて行われたもので、有効回答は759人。調査概要については、NHKニュースが28日の時点で「アニメ若手制作者 平均年収は110万円余」と報じ、ネットでも大きな話題になっていました。

〈以下略〉


正直な話しこの問題は、実はそもそものアニメ黎明期から今日に至るまで、延々と続いてきた問題ではあるのですが、今回大きいのは《レッキとした国の機関であるお役所が行った調査結果》だと言う事だと、思います。
正直な話し、事ここに至るまで国やお役所は「アニメーション製作?あぁ、TVマンガの絵描きネ」とか「別にTVマンガや漫画雑誌がこの世から消えても、国は困らないしィ~」そして政治家も、「TVマンガ業界って票になるの?献金してくれるの!?」という状態で、まともな産業や生産事業者だとは、全く思っていなかった!結果として、日本のTVの創作映像番組や劇場用映画は、アニメ無くして日本製品は成り立たなくなっています

言わんやマンガおや!です。
如何に雑誌の販売部数が、驚異的に下落しようと出版業界が低迷し続けようと、それでも辛うじて生きながらえているのは、マンガ雑誌やその掲載分をまとめたコミックが、辛うじて業界全体を下支えしていると、言われています。単純に出版物だけを見ると、目を覆うべき惨状ですが、マンガからアニメやその逆。それぞれを原作にした、様々な商品商業展開ともはや、「メディア・ミックス」などという状況には収まらず、それぞれを中心とした拡散産業化
同時に、他の多くの文化を巻き込んだ「渦巻き状拡大再生産」化へと、文化産業の様相を変えています。

ところがその新時代の、文化産業の中心を担うべき人材の置かれている実体が、今回詳しく報告されたような惨状です。
声優としての名声はもちろんのこと、あの国民的人気番組の「磯野波平」として声優界の重鎮であり、声優の地位向上にも
積極的であった永井一郎氏がその余りに酷い声優の収入実体を、具体的に世に問うたのは1988年の有名な「磯野波平ただいま年収164万円(リンク済み)」と言うタイトルの、レポートからでした。
これら高名な方々の御尽力で、いくらか声優界はマシにはなりましたが、それでも同世代他業種と比べると、「日雇い労働」の方がマシ?少なくとも、金額的には!という状況です。

ただ事有る毎に、これらマンガ製作者やアニメ製作者(声優を含む)の現状をこのブログを含めて、個人的に訴えていましたが、最近有る事をキッカケに「価値観の違いに言うだけ無駄」という、心境になりつつあります。
それは、それなりに気心の知れた御近所同士の茶飲み話の席で、簡単に言えば「声優は未だに法的には、役者や演じ手ではなく、効果音(SE)の扱いですから事実上1本(一話)買い取りです」更に付け加えて当事者と同年輩の方や、それ以上の方もいらっしゃるので、上記の「磯野波平・ただいま年収164万円」のお話を、させていただきました。

その時の反応が、ほぼ同じで等しくガッカリッしたのです。
曰く「好きでやっているのだから、貰いの高い安いを言うもんじゃない」「趣味を仕事にした以上、仕方がないんじゃないか?」そこで思わず、「趣味を仕事にしてはいけないのでしょうか?」と聞くと異口同音に帰って来た言葉は、「だから仕事は趣味じゃない!」もちろん、言葉付きはもっと丁寧で、ある意味慈愛に溢れていましたが‥‥‥。
乗りが良かったので(お酒の席ではなく昼間のひとときです)、思い切って踏み込んでみました。「それでは皆さんは、楽しくも無いしたくも無い事を、収入の為に仕事とされていたのですか?」驚いた事に、程度の差はあれほとんどの方が同意されました。
「ある程度、納得の行く収入が得られる見込みがある作業だから、やっていられたのであって、どうしてもやりたい事ではまず絶対にないな」
「違うのは、無報酬でもやりたい事が趣味。ある程度、納得(ここが難しいと盛り上がりました)できる報酬が得られる見込みがあるから、何とかやれるのが仕事と言う事だろう」
なぜこの国で、役者や歌手。画家や彫像家が、激しく貧乏かとても裕福か、どちらかしかいないという事の、本質が見えたような気がしました。

社会の制度や機能が、そのように出来ていないのは、当たり前の事です。
この国には、いわゆる「無から有を作る=クリエイター」と言う立場に対して、順次どの様に報酬を与えれば良いかという段階的価値観!が、最初から欠如しているのです!有るのは、満点か0点かという評価しか無いというのが実情でしょう。
だから、わずかマンガ家の25%がいわゆる売れるマンガのほとんどを創りだし、残りの75%は「真面目に真剣にやればやるほど貧乏になる」という生活を、余儀なくされているのでしょう。

「やりたくもない事を『やるのが仕事』で、やりたい事をやるのが趣味!」と、言うのであれば。
今まさにその「やりたくない仕事」と「やりたい趣味」の狭間で、少なくとも経済的な生活に苦しんでいる人達を、何とかする制度なりシステムが無いと、本当にこの国の創作文化産業は、行き倒れるしか無いと思います。



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本来は、『あんのんブログ・HINAKAの雑記』としてSo-netブログであったものが、So-netブログから追い出されて、ここで新たに構築するモノです。

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