《過去記事再録》アニメ版『銀盤カレイドスコープ・最終回』その他モロモロ?




これは2005年12月当時の、So-netブログの記事で、「銀盤カレイドスコープ」という、ライトノベル原作でTVアニメ・シリーズ化された作品に関する記事です。
他で同様の記事をお見かけしたので、コメントだけでは何ですので、トラック・バック用にこちらにも、記事を上げました。ですのでほとんどというか全く、手を加えていません。
何しろ当時と今では、日本も世界もフィギュア・スケート界は、様変わりしています。これはまァ、近代スポーツの宿命かも知れません。バスケットも体操も、個人団体を問わず採点方法や試合形式そのものが、まるで変わっています。




それで結局、『ガンダムSEEDディスティニィ・スペシャル』は、ラクス・クラインがプラントの最高評議会議長になって終わり?それでいいんですか!?(いい訳、ないでしょう!)



『魔法少女リリカルなのはA’s』の最終回については、また別の機会にちゃんと書き込みたいと思います。とにもかくにも、副題通り「スタンバイ・レディ」です。



んで、現実世界の女子フィギュア界では、大接戦の末に目出度く村主章枝(すぐり・ふみえ)選手が、逆転で日本選手権優勝!

つまり文字通りマスコミが何と騒ごうと、若いアイドル選手がどうだろうと、日本1決定戦で優勝したんだから、文句無しで彼女が日本1です!!そして同時に、トリノ・オリンピック出場も、当然のように決定しました!おめでとうございます。という結果に、ついつい涙腺も緩みがちです。



さて、ではアニメ世界の女子フィギュア・スケートもので、おりしも舞台はトリノ・オリンピックでクライマックスを迎えた、『銀盤カレイドスコープ』はどうなったかというと・・・。





小説銀盤カレイドスコープ


銀盤カレイドスコープ第1巻

銀盤11

原作イラストAmazonリンク済み





DVD銀盤カレイドスコープ第1巻

銀盤03

Amazon・リンク済み





銀盤DVD

銀盤02

マーケットプレイス DVDセット
Amazonリンク済み



最終回にいたって、骨子は残したまま、完全にアニメ版にアレンジ・シフトしましたネ。

それが、良かったのか悪かったのか!?ところで、DVDの発売が無期延期って、どういうことでしょう?スケート協会から、クレームでも付いたんでしょうか?それはともかく、時間帯を思い切り変更されての最終回です。




これまでは、アニメ版としてのアレンジや省略、オリジナルな描き足しは、少ないながらあるものの、基本的には原作に忠実でした。

それが最終回は、原作の筋や設定は残したまま、ほぼ完全にアニメ・オリジナルと言っていい展開になりました。理由は幾つか考えられます。

前半は、主人公が語り手となることで、フィギュア・スケートの演技内容や評価について、ある程度説明が可能でした。しかし、後半のオリンピック出場予選になって来ると、演じているのが本人ですから、説明が非常に難しくなります。それが理由か否かはわかりませんが、事実上アニメの中では、演技やフィギュアの技術解説は無くなっています。



これが良いことかどうか、議論の余地はありますし、個人的には良いとは思えませんが、有りだと思ってはいます。

ですが、それはあくまでアニメの演出が良ければと言う、条件付きです。その点に関してどうかと言うと、合格点ギリギリかどうか?という描きようだと思います。

何しろ、説明がないのですから、主人公の演技のどこが良くて、他の人のどこが悪かったのか?結果的には、よくわからなくなっています。



そして、演技プログラムとその焦点を、原作から完全に変えた最終回となる訳です。

確かに、原作よりも主人公とその相棒との関係に重点が置かれた場合、このプログラム変更は有りでしょう。というよりも、そもそも原作通りのプログラムを演じて見せて、見る者を納得させることができるか?演技の面でも、物語の面でも……という難しさがある以上、この選択をあながち間違いだとは思いません。



ですが、ではこの最終回が原作を越えたか!?あるいは、原作とは異なる感動を与えたかというと、残念ながら個人的にそうは感じませんでした。

1番の問題は、やはりプログラムでしょう。主人公とその相棒の関係に、焦点を合わせたまでは良かったのですが、それを表現する演技が余りにも具体性を欠いています。

わかりやすく言えば時期同じくして、リアル世界でフィギュアの大会が行われ、そこで熾烈な氷上の演技による戦いが、繰り広げられている訳です。ある意味で日本中がそのジャンプに沸き、転倒に嘆き、華麗な回転技に目を奪われている訳です。

それなのに、アニメという変幻自在で架空の表現が出来る世界が、その辺を抽象的に流してしまってどうする!?というのが、個人的な意見です。



もっとアニメ独自の見せ方で、有り得ない表現を駆使するべきだった(出崎統の「エースをねらえ」や「明日のジョー」のように、と言うのは無理にしても……)と思うのは、余りに個人的な偏見でしょうか?

基本的に、全てに中途半端だったのだと、思います。アニメなのだから、この際それがどんなに困難なことであるか、それがどれほど美麗であるかを、熱く語れるほどに見せて欲しかった!と、思います。

思うに、なまじ作り手がフィギュアを知っていたために、思い切ったことが出来なかった。また現実に、リアルな凄い技や演技を、連日のように報道されている事実が、関係者を萎縮させたのかも知れません。

ちょうど、五輪の時期に発売される予定だったDVDが、突然発売延期になったことも気になります。



という訳で残念ながら、この作品の最終回を、個人的には余り評価していません。

ただ、最後に「また会いましょう」的なメッセージを残しているので、原作も続いていることから、あるいは続編が作られるのかも、知れません。エンディングのエピローグ的なカットは、それを非常に意識させています。



ならばそれを期待して、しばらくは現実と原作とで、満足しようかという感じです。

せっかく、判っている作り手によって描かれる、非常に表現困難な世界ですので、是非また見事に描き切って欲しいと思います。



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アニメはDVD1巻を借りて、キャラ絵があまりにも違いすぎたのと、タズサの性格が違ーう!と即切りしてしまいました><

そういや当時はトリノ?オリンピックでしたっけ。
2002年の不正かなんかで採点方法が変わった初めてのオリンピック。
それより以前に書かれたこの小説は6点制でしたがw

ちなみに私は原作が好きなので、今でも全巻保存しております。
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『あんのんブログPart2・HINAKAの戯れ言』です。
本来は、『あんのんブログ・HINAKAの雑記』としてSo-netブログであったものが、So-netブログから追い出されて、ここで新たに構築するモノです。

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