初代マクロスおよび劇場版「愛おぼえていますか」における、音楽家・羽田健太郎氏と作品について少々―改訂版〈2008年11月08日版より〉



えっと、現在世間一般?では初代TVシリーズそして劇場版「愛おぼえていますか」終了後も、続編?の「マクロス~」の人気、未だ衰えず!の感があります。
既に多くの続編が踏襲している事もありますが、その音楽に対する人気や評判も、侮りがたいモノがあります。しかし、ここはやはりそもそもの始まりは、初代超時空要塞マクロス』の、アニメと音楽の奇跡的な融合!をお忘れなく!!と言う事なのですが、何よりもそこには音楽家羽田健太郎氏との出会いという、ある種の奇跡を、忘れる事はできません。

 
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『初代・超時空要塞マクロス』の場合は、そもそもスタッフは「今までになく壮大なオープニング・テーマ曲を」と言う事で、既にクラシックで有名でありながらも、TVアニメや映画の音楽を手掛ける事で知られていた、羽田氏を恐る恐る訪ねたのだそうです。
文字通り、玉砕覚悟のダメ元だったようで、その証拠に既にエンディング曲は別の人が、作曲する事になっていました〈現在ではこれも羽田氏の作編曲となっています・・・あれッ?でも当時のレコード・ジャケットや、TVテロップに「主題歌」しか表示されてないとか、あったんだけどなァ~〉。
もし羽田氏がダメだったらおそらくその方が、オープニングも担当されたのでしょう。 ところが、企画を聞くや否や、羽田氏は大いに興味を持ち、そのヒロインが現役の新人歌手で、作品の中でも素人から新人歌手になり、やがて宇宙を救う歌姫になるという事を聞いて、是非その歌手の劇中曲もやらせて欲しいと、自分から申し出られたようです。 ところが、予算は当時の羽田氏に依頼する相場としては、1曲分にも足りなかったようです(註・この辺は具体的な証言等の裏付けは、ありません!)。




http://www.amazon.co.jp/%E8%B6%85%E6%99%82%E7%A9%BA%E8%A6%81%E5%A1%9E%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9-%E6%84%9B%E3%83%BB%E3%81%8A%E3%81%BC%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8B-HD%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E7%89%88-DVD-%E7%9F%B3%E9%BB%92%E6%98%87/dp/B000VPOV3G/?_encoding=UTF8&camp=247&creative=1211&keywords=%E8%B6%85%E6%99%82%E7%A9%BA%E8%A6%81%E5%A1%9E%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9&linkCode=ur2&qid=1468235998&s=dvd&sr=1-10&tag=blogsonetn046-22">『超時空要塞マクロス・愛おぼえていますか』HDリマスター版・DVD</a><img src="http://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=blogsonetn046-22&l=ur2&o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />" target="_blank" title="<strong><span style="color:#669900">《</span><span style="color:#339900">『</span><span style="color:#9900FF"><span style="font-size:large;">超時空要塞マクロス</span></span><span style="color:#CC0033">・</span><span style="color:#FF00FF"><span style="font-size:large;">愛 おぼえていますか</span></span><span style="color:#339900">』</span> HDリマスター版・DVD<span style="color:#669900">》</span><span style="color:#33CC00"><strong>Amazonリンク済み</strong></span></strong><img src="http://blog-imgs-93.fc2.com/a/o/n/aonow/20160711194525172.jpg" alt="マクロス0201pg" border="0" width="340" height="500" />">超時空要塞マクロス
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長くなるので折り返しますが、初代「マクロス」や映画版「超時空要塞マクロス・愛、おぼえていますか」のクライマックス・シーンなど、ネタバレ全開ですのでその点、御注意下さい






ところが羽田氏は、ギャラの事はいいから好きにやらせろ!とばかり、次々に曲を作られたのだそうです。 この時に蒼白となったのは実はスッタフの方だったそうです。
今でも変わらぬアニメ製作現場の実状ですが、わずか数分のパイロット・フィルム(これが後に、オープニングに使われたと、言われています)と、薄い企画書だけで声の出演も、飯島真理が出演する事以外は、決まっていませんでした。それどころかシナリオすらロクに進んでいない、勿論絵などと言うものは・・・。という、状態だったようです。
悔しい事に、やはり30年以上前と少し時代が古いのか、それともその後に「マクロス」の継承・亜流作品が山のように出たので、初代が押し流されたのか、良い映像が見付かりません! 何とか見付けたのが、以下の映像です。上手く再生できると、いいのですが……。


初代超時空要塞マクロス」オープニングです〉














初代超時空要塞マクロス」エンディングです〉
註:唯一羽田氏以外の作曲によります。





第36話(最終話)「やさしさサヨナラ」
の時のみに使われたミンメイ・バージョン



『【ニコニコ動画】「超時空要塞マクロス~愛は流れる~」 修正版』



とにかく、この初代TVシリーズの実質的な最終回・第27話の後半が見所聞き所で、タイトルそのままの「愛は流れる」という曲ですが、実はこの場面で流れたこの曲は、本来の羽田氏作曲のものとは、テンポや長さ等が違うらしいのです。




日本音楽著作権協会

からの指示で現在では
歌詞の表記が出来ません

以下などよりの検索をお願いします

超時空要塞マクロス
オープニング・テーマ(リンク済み)の歌詞


超時空要塞マクロス
エンディング・テーマの歌詞。
ランナーリンク済み


事実上の最終回と言われる、第27話の後半に流れる
愛は流れるの歌詞・リンク済み



日本音楽著作権協会」は如何なる理由があろうとも、その歌詞だと分かる部分がある「紹介」は、自分達に《利用料金》を支払わない以上、認めないとの事です。
つまり歌詞付きでの歌の紹介は、無料では不可能です。

と言う訳であらゆる意味で、アニメ・ソングはもちろんあらゆる歌詞の紹介は事実上不可能となりました
非常に、残念です。



本来なら、音響監督が機械的編集で画面に合わせるところですが、暇さえあれば録音現場に立ち会っていたらしい羽田氏が、自ら画面に合わせたスコアに書き直したそうです。
そのために、後に「羽田健太郎のマクロス全曲集」がLPレコードで出るまで、この本来のフレーズでのフル・コーラスは、誰も知らなかった!と言う事です。基本的には通常のサントラ盤には、この作品中のスコア版が収録されています。

しかもこれが例外的な事ではなく、羽田氏は現場からの要望や自分で画面を見たり、監督から話を聞いたりして、その都度一度作ったスコアを、何度でも書き直した為、特に作品中で歌手の歌う同じ曲が、何バージョンもできてしまいました。
この為、マクロスの音楽集というのは、実はLP時代に一度だけ、何枚組かの決定版が出ているのですが、それ以来何がどうなったのか?さっぱり、わかりません。



〈2016年07月現在、以下のように
AmazonからCD版の入手が可能です。〉

http://www.amazon.co.jp/%E8%B6%85%E6%99%82%E7%A9%BA%E8%A6%81%E5%A1%9E%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9-%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9-TV%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9/dp/B0014GUA36/?_encoding=UTF8&camp=247&creative=1211&linkCode=ur2&psc=1&refRID=E9FA4Z60D20HFQGKN93B&tag=blogsonetn046-22">初代TVマクロス・サントラ</a><img src="http://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=blogsonetn046-22&l=ur2&o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />" target="_blank" title="〈<span style="color:#9900FF"><strong>初代マクロスTVシリーズ・サントラCD1</strong></span>〉<img src="http://blog-imgs-93.fc2.com/a/o/n/aonow/2016071120505638e.jpg" alt="マクロス01サントラA" border="0" width="480" height="418" /><span style="color:#339900"><strong>Amazonリンク済み</strong></span>">〈初代マクロスTVシリーズ・サントラCD1

マクロス01サントラA

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http://www.amazon.co.jp/%E8%B6%85%E6%99%82%E7%A9%BA%E8%A6%81%E5%A1%9E%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9-%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9-Vol-II-TV%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9/dp/B0014GUA3G/?_encoding=UTF8&camp=247&creative=1211&dpID=51%2B31VRB1yL&dpSrc=sims&linkCode=ur2&preST=_AC_UL160_SR160%2C160_&psc=1&refRID=ZAMFVR1VWMJN74P5VZTG&tag=blogsonetn046-22">初代マクロス・サントラ2</a><img src="http://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=blogsonetn046-22&l=ur2&o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />" target="_blank" title="〈<span style="color:#FF9900"><strong>初代マクロスTVシリーズ・サントラCD2</strong></span>〉<img src="http://blog-imgs-93.fc2.com/a/o/n/aonow/2016071120505510f.jpg" alt="マクロス02サントラB" border="0" width="480" height="416" /><span style="color:#339900"><strong>Amazonリンク済み</strong></span>">〈初代マクロスTVシリーズ・サントラCD2

マクロス02サントラB

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http://www.amazon.co.jp/%E8%B6%85%E6%99%82%E7%A9%BA%E8%A6%81%E5%A1%9E%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9-%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9-Vol-IV~%E9%81%A5%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%82%8B%E6%83%B3%E3%81%84~-%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E/dp/B0014GUA40/?_encoding=UTF8&camp=247&creative=1211&dpID=51c1vHdjbaL&dpSrc=sims&linkCode=ur2&preST=_AC_UL160_SR160%2C160_&psc=1&refRID=R9Y30DXFYKWV91Q4VC9R&tag=blogsonetn046-22">早瀬美佐のアルバム</a><img src="http://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=blogsonetn046-22&l=ur2&o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />" target="_blank" title="〈<span style="color:#FF9900"><strong>初代マクロスTVシリーズ・早瀬美沙音楽集</strong></span>〉<img src="http://blog-imgs-93.fc2.com/a/o/n/aonow/201607112050540e8.jpg" alt="マクロス03サントラA" border="0" width="480" height="422" /><span style="color:#339900"><strong>Amazonリンク済み</strong></span>">〈初代マクロスTVシリーズ・早瀬美沙音楽集

マクロス03サントラA

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何しろ、新人歌手(本人は音楽家志望だったそうですが)の飯島真理を売り出そうとする側の思惑もあって、当時のアニメとしては異例と言っていいほどのレコードが、次々と発売されました(その成功が、後にアニメ製作とレコード会社のタイアップ。
そして、現在の元々レコード会社であったモノが、DVD化で映像部門に進出し、次々とTV放映以外の画像と音楽入りDVDを売るという、多角化が進みました)。ちなみにそんな1曲を当時音楽にうるさく、アニメもアニメ音楽も鼻で笑っていた知人に聞かせたところ、「絶対に羽田健太郎じゃない!」と主張するので、ヒロインが大きく描かれているレコードのジャケットを見せて、その作曲者名を読ませましたが、それでも信用されなかったという想い出があります。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


この時の事を回想して、後に羽田氏はあの口調で、「若いアニメ・クリエーターのネ、熱気に当てられてねェ、こっちもよっしゃァって燃えたもんだよ!」と仰っていたそうです。
なお、作品として御覧頂くなら以下にクライマックス・シーンを御紹介する、劇場版アニメ「超時空要塞マクロス・愛おぼえていますか」を、お勧めします。





〈上の映像でうまく行かない場合は、こちらをお試し下さい〉




アニメ映画版「超時空要塞マクロス・愛、おぼえていますか」テーマ曲をBGMにした、クライマックス・シーンのみ。










ただ、現在のこの状況を作り上げた作品と、その作品に音楽という息吹を与えたるに値する価値を、認めて下さった羽田健太郎氏には、文字通りパイオニアとしての、絶大な敬意があります!
なお、ミュージカル・アニメとしての新境地を開いた作品としては、TVアニメ・シリーズの「うる星やつら」を、上げておきたいと思います。
それにしても、どうしてこういう新ジャンルを切り開いた作品を、日本という国は文化として、高く評価しないのでしょうか?未だに青少年の健全な育成を妨げる」と称して、TV局やアニメ及びゲームの制作会社等はもちろん、マンガも同罪として出版界に圧力や規制強化を要求し続ける政治家や、ある種の団体が後を絶たない事は、嘆かわしいの一言に尽きます。

現状では、他の産業と同じように、近い内に新興国によって、日本アニメは音楽と共に、凌駕されると本気で危惧しています。

今回はほとんど丸々、他への書き込みの転載ですが、やはり何だかまとまりを欠いた感じになりました。

そして何よりも、この作品のある種の生みの親と言っていい、黒川昇氏と羽田健太郎氏が、既にこの世の人でない事が残念でなりません。
また主人公、一条輝役の長谷有洋氏が若くして亡くなった事も、無念というほかありません。

時の流れは薄情ですが、作品は永遠です!
そして初代TVアニメ・シリーズそして劇場版へと、《在りし日の「セル・アニメ時代」》に残したものは、決して小さくないと思っています。









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『あんのんブログPart2・HINAKAの戯れ言』です。
本来は、『あんのんブログ・HINAKAの雑記』としてSo-netブログであったものが、So-netブログから追い出されて、ここで新たに構築するモノです。

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