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自転車の今昔?「並木橋通りアオバ自転車店」シリーズ。



なぜ今まで、自転車の交通違反の取り締まりは、〈説諭〉注意だけだったのでしょうか?
答は簡単です、自動車と同じ車両ですが、違反キップ制度が無い為に《逮捕→起訴→有罪確定→即前科持ち!》となってしまうので(反則金は罰金ではありません!)、いわば些細な違反で前科持ちにする事も無いだろうと言う、ある種のお目こぼし的処置。もしくは、面倒を避ける為の、口実だった訳です。

しかし昨今の自転車利用者の急増、高速の出るロードレーサー・タイプなどの、自転車の進歩。
にも関わらず、免許制では無いので、自転車が道路交通法上は、自動車と同じ車両扱いだという事を、未だに理解していない人の急増も招きました。飲酒・無灯火・歩道の高速走行などは、罰金どころか実刑も有り得ます。




最終更新11月11日13時52分


 ブレーキのないモトクロス用自転車「BMX」を公道で運転したとして警視庁交通執行課は11日、東京都内の無職の男(31)を道路交通法違反容疑で逮捕した。ブレーキがない自転車を運転して摘発されるケースは各地で増えているが、逮捕は全国初。男は違反を繰り返し、再三の出頭要請にも応じないことから逮捕に踏み切ったという。

 逮捕容疑は昨年6月28日午後5時ごろ、渋谷区代々木3の国道20号で、後輪ブレーキがないBMXを運転したとしている。「足でブレーキをかければ止まると思った。こんなことで逮捕されるとは思っていなかった」と供述しているという。

(林奈緒美)



詳しくは毎度御紹介しています、『御近所日常マンガ』少年画報社刊・「並木橋通りアオバ自転車店」シリーズの、第2期『アオバ自転車店』19巻を、御参照下さい。

なお既に「アオバ自転車店」シリーズは、第1期『並木橋通りアオバ自転車店』既刊20巻、第2期『アオバ自転車店』既刊20巻、第3期『アオバ自転車へようこそ』既刊5巻で以下続刊中です。
全て読み切り形式で、ほぼ時間経過の無い街が舞台ですので、以下の1冊だけを読まれても問題はありません。もちろん気に入れば、最初から読まれる事をお勧めは致します。

アオバ自転車店 19 (ヤングキングコミックス)アオバ自転車店 19 (ヤングキングコミックス)
(2012/02/29)
宮尾 岳

商品詳細を見る







Excite Bit コネタ
2013年11月13日07時00分
2013年11月14日03時16分更新


買ったばかりの自転車が、どうにも不具合続きで、販売店に何度もみてもらい、手を加えてもらった挙句、改善しないことから、返品交換となった。

比較的お手頃だったが、激安というわけではない。日本製ではないものの、日本のメーカーのものだ。
思えば、自分がいま乗っているママチャリも、購入から10年近く経つとはいえ、ペダルがカタカタ鳴ったり、ボディがゆがんだりしている。そもそも「軽量タイプ」に惹かれて買ったは良いが、前方が軽すぎて後方が振り回されてしまう感があり、乗り心地はいまひとつである。

以前「自転車の耐用年数が2年ってホント?」という記事を書いたが、実家では20年以上前の姉の自転車がまだまだ「現役」として快適に乗れていることを考えると、ちょっと不甲斐ない気もする。
自転車の耐用年数は、「置き場所」や乗り方、タイヤ・チェーンのメンテナンスなどで大きく異なるという話だが、よく考えてみると、実家の20年モノの自転車なんて、屋根の下にはあるものの、空気を入れる以外のメンテナンスをしたことなんてほとんどない。

これって結局、どういう違いなのか。都内のチェーンの自転車屋さんに聞いてみたところ、こんな回答があった。
「昔の自転車はやっぱりよくできていましたから、つくりが違いますよね。日本の自転車を輸出していた時代のものは、それこそ20年とか使えるものがたくさんありました。でも、今は輸出でなく、輸入が多いですからね」
やっぱり日本のメーカーのもので、なおかつ「日本製」でないとダメってことか。
「実はいま、日本のメーカーでも、『全部が日本製』という自転車はほとんどないんですよ。日本のメーカーで『日本製』のものは、ボディなどの主要部分は日本製ですが、小さな部品などはたいてい中国製になっているんです。また、中国製も、工場によって良いものとそうでないものの差がかなりありますからね」

安全で不具合の出にくいものを探すには、結局「値段」次第だそうで、3万円以上が目安だと言う。

買ったばかりの自転車が、どうにも不具合続きで、販売店に何度もみてもらい、手を加えてもらった挙句、改善しないことから、返品交換となった。

比較的お手頃だったが、激安というわけではない。日本製ではないものの、日本のメーカーのものだ。
思えば、自分がいま乗っているママチャリも、購入から10年近く経つとはいえ、ペダルがカタカタ鳴ったり、ボディがゆがんだりしている。そもそも「軽量タイプ」に惹かれて買ったは良いが、前方が軽すぎて後方が振り回されてしまう感があり、乗り心地はいまひとつである。

以前「自転車の耐用年数が2年ってホント?」という記事を書いたが、実家では20年以上前の姉の自転車がまだまだ「現役」として快適に乗れていることを考えると、ちょっと不甲斐ない気もする。
自転車の耐用年数は、「置き場所」や乗り方、タイヤ・チェーンのメンテナンスなどで大きく異なるという話だが、よく考えてみると、実家の20年モノの自転車なんて、屋根の下にはあるものの、空気を入れる以外のメンテナンスをしたことなんてほとんどない。

これって結局、どういう違いなのか。都内のチェーンの自転車屋さんに聞いてみたところ、こんな回答があった。
「昔の自転車はやっぱりよくできていましたから、つくりが違いますよね。日本の自転車を輸出していた時代のものは、それこそ20年とか使えるものがたくさんありました。でも、今は輸出でなく、輸入が多いですからね」
やっぱり日本のメーカーのもので、なおかつ「日本製」でないとダメってことか。
「実はいま、日本のメーカーでも、『全部が日本製』という自転車はほとんどないんですよ。日本のメーカーで『日本製』のものは、ボディなどの主要部分は日本製ですが、小さな部品などはたいてい中国製になっているんです。また、中国製も、工場によって良いものとそうでないものの差がかなりありますからね」

安全で不具合の出にくいものを探すには、結局「値段」次第だそうで、3万円以上が目安だと言う。


「基本的にはどれも安全基準をクリアしているわけですから、問題ないはずなんですが、1万~2万円台の廉価タイプは様々な部分を削ってコストを下げているため、その分、不具合が出る場合もあるんです。全部手作業じゃないから、個体差ということですね」

ところで、私たちが子どもの頃、昭和50年代あたりの自転車の値段は、有名メーカーのものでも3万円台が一般的だった。
今は1万円前後の激安の自転車が多数存在する一方で、日本の有名メーカーのカタログを見ると、ごくシンプルなママチャリでも3万円前後。そこに変速や、他の機能を追加するとさらに上がるし、カタログ掲載のメイン商品などは4万~5万円台が主流だ。

PCやテレビなどは、時代とともに性能が上がり、値段は反比例して安くなっている。でも、自転車の場合は、「高いものは良く、安いものはそれなり」になっているようだ。

できることなら、自転車は長く使いたい。
でも、長く乗るためにはそれなりの値段のものを選ぶ必要があるようです。

(田幸和歌子)


これも、「並木橋通りアオバ自転車店」シリーズでは、何回も登場する話題で、もはや必須の話題と言ってもいいでしょう。
上の記事では細かい点がいくつか抜けていますが、特に大切なのは「物価の変動」に対する、説明が不充分だと思います。確かに昭和50年代にも、当時3万円程度で国産メーカー品の普通自転車が、購入できたかも知れません。しかし、当時の3万円と平成10年代の3万円では、値打ちが大きく違うはずです。

大卒教員の初任給を、平成13年の現在・月額約20万円と考えると、昭和50年~60年で月額約8~9万円だったそうです。
月給9万円と考えると、3万円はその1/3ですからかなりの値段で、まだまだ当時の自転車は、いわゆる「高嶺の花」で、子供用などは無く、一家に1台有れば上等だという感じでしょうか?更に遡り戦中戦後世代では、戦争での経済混乱を抜きにすれば、感覚的には現在の「自家用車」並の価値観があったと思っても、間違いないそうです。

ですので、金銭的な価値観を加えれば、現在の国産自転車の価値も(一部は海外で作られていたとしても……)、相当なモノです。
特に、最近親しまれてきた電動アシスト自転車や、前後に子供2人を乗せられるタイプなどはもちろん。逆に荷物を載せる事は考えていない、本格的なロード・レーサーやいわゆるMTBの上等なモノになれば、アッ言う間に値段は10万円台に成ります。
「中古の軽自動車が買える!」という、原則『普通自転車での2人乗り禁止』道路交通法の厳格適用を打ち出した時に、「子供を連れて買い物に行けなくなる!」という、声が全国の保護者や関係者から、上がりました。その指摘を受けて、子供を2人までのせて、更に荷物を載せても安全に乗れる専用車で有れば、幼児を含めた3人乗りまでが可能となりました。

しかし、当然事ですがこれらの専用車は開発費を差し引いても、ロード・レーサー並のコストが掛かります。
当然販売価格に反映する訳で、やはり日本のメーカー製でしっかりしたものをと思えば、10万円を超える事は、ある種必然となり、だったら安い自動車の方が……という声が、ここでも出て来る訳です。ただ日本の道路事情は、一向に好転する様子はなく、むしろ自転車や歩行者にとっては、悪化している事も現実です。
そして同時に、いわゆる自転車や歩行者にも、道路交通法が適用されるという事を、良く理解していない人が余りに多く公道にあふれている為に、ある種手の施しようが無くなってます。「罰が嫌なので仕方なく法規やマナーを守る」のではなく、「自分を含めた道路利用者皆の安全と快適の為に法規やマナーを守る」と考えなければ、いつまで経っても事故は増え続けるでしょう。


この後は、「自転車のための法規一覧」と宮尾岳著のマンガ「アオバ自転車店」シリーズの紹介です

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並木橋通りアオバ自転車店・シリーズ第3期『アオバ自転車店へようこそ!』第4巻で、思うこと。



こう言っては何なのですが、明らかに宮尾岳氏の描く「並木橋通りアオバ自転車全20巻(現在文庫版で全12巻)」に始まるシリーズは、既に匹続きのの第2シリーズとも言うべき『アオバ自転車店全20卷』を経て、第3期シリーズとも言うべき『アオバ自転車店へようこそ!』の最新第4巻へと、続いています。
実に通巻、44巻目!番外編的な、特別編『競輪チャレンジ編』を除いても、連載開始から既に15年!大変なモノだと思います。


アオバ自転車店へようこそ! 4 (ヤングキングコミックス)アオバ自転車店へようこそ! 4 (ヤングキングコミックス)
(2013/06/29)
宮尾 岳

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そして、これまでその創刊からこのブログには「御近所日常マンガ」というジャンルとして、他の主に女性向けマンガが中心ですが、特に何も大きな事は起きない、日常のありふれた情景を、この場合は「自転車」と言う視点から描く、珍しいそれもレッキとした少年もしくは青年マンガ!の枠で続けている事には対する敬意は、一向に衰えません。
ただ特にこの第3期『アオバ自転車店へようこそ!』となってから、著しいテンションの下がり方を感じます。今まではむしろ積極的に、日常的な自転車の扱われ方、乗り方やマナーなどに関し、率先して注意啓蒙啓発に取り組んでいらっしゃったのに、近年の環境の激変でそれが、社会問題として取り上げられるようになると、なぜかそのトーンが影を潜めて端的に言うと、勢いが無くなった気がします。
いわゆる大人事情等で、編集部や出版社から何か指示をされたのかも知れませんが、〈特にドーイウ訳か!?〉第2期シリーズの『アオバ自転車店全20卷』で張られた無数の伏線が、現在ほぼ全く機能していません。

特に、一応の主人公・ヒロインであるはずの、小学4年生(このシリーズは年代は変わらない「サザエさんスタイル」なので、永遠に小学4年生!と、作者が明言しています!!)峠アオバちゃんの、お母さんの姉。
つまり伯母さんですが、「オバサン」と言おうモノなら、さすがの可愛い姪のアオバちゃんさえ、死にそうな目に遭うので、飽くまでも「ヒトハさん」と呼ぶ事を、要求される人です。
ある日突然、イギリスからこのヒトハさんの「娘!」を名乗る、美少女イギリス人がこれまた美しい自転車と共に、やって来ました。「ユーノ・ヤマサキ(山咲、母親の実家の名字)」を名乗る彼女が、本当に山咲ヒトハの娘なのか?

実の妹である、アオバのお母さん(ワカバさん)にも分からない謎の少女は、そのままアオバちゃんと同じ学校の学年に転向して来ました。
一体彼女の正体は?と言うところで、もの語りはガラリと方向性を変えて、まるでそんな話など無かったように、別の物語が展開して行きます。そして、今回の第3期『アオバ自転車店へようこそ!』では、まるでそんな事はどうでも良いかの如く、他の様々なエピソードの伏線(と思える設定)もほとんど無視して、言葉は悪いのですがまるでそれまでの読者を置き去りにしたかのように、物語りは淡々と進んでいます。

それが、大いに不満なのです!

という訳で、お話は最新刊から大幅に戻ります。
なお、このシリーズは基本読み切り連作なので、
どこから呼んでも面白い!」を、
キャッチ・フレーズにしています。


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本来は、『あんのんブログ・HINAKAの雑記』としてSo-netブログであったものが、So-netブログから追い出されて、ここで新たに構築するモノです。

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