『
Fellows!』から、この『
ハルタ』になって一体何が変わったのか?
たぶん1年6冊の隔月間から、
1年10冊の不定期刊行になっただけど思います。ちなみに
次回の発刊予定は2013年5月15日頃と、ここのところは月間ペースです。これで、いいのでしょうか?色々と不安なのですが……毎度の事ですが、これも「
雑誌」では無く、レッキとした?「
書籍扱い」ですので、
バック・ナンバーはまだタップリと出版社在庫としてあると思いますので、その気のある方は書店またはネット。あるいは、電話で直接注文しても手に入ると思います。
逆に通常の書店では、余程マンガやコミックに力を入れていない限り、1回の配本はせいぜい1~2冊。と言うか1冊が前提でしょう!何しろ、分厚いのですから……。
と言う訳で、いよいよお久しぶりです。
「
シャーリー・メディスン」ちゃん、13歳の雑役(中産階級の家庭メイドの事です。大概、1人で何でもこなす何でも屋さんですが、分業専門家された職能こそプロの証!とされた時代ですので、大きな御屋敷でお掃除担当のメイドさんよりも、下に見られると言う単なる社会的な階級だけではなく、職種差別も盛んな時代でした……今でも、盛んかな?)ただ、実際に何でも出来るは何にも出来無いという言葉通り、大概の仕事が全て中途半端になるために、事実専門化されたメイドさん達には、どの仕事も及ばないと言う点もあったようです。
更に実際に、サボる事が多かったり職能怠慢だったりする事も、少なく無かったようです。当時のイギリスの作品である、いわゆる『名探偵シャーロック・ホームズ』や『ジェーン・エア』、『秘密の花園』などいわゆる名作花盛りの時期ですが、あまり「良いメイド」や「優しいメイド」は出て来ません(出て来るのもあります)。
特に上流階級の資産家の御屋敷などでは、「口も聞いてくれない」のでは無く、「むやみに使用人が雇い主と話しをしてはイケナイ」のですが、大概主人公の側がそういう事を知らない為に、悲しくなる。
そんな話題や表現が、多いように思います。しかし本編の主人公、
13歳!のシャーリーちゃんは違います。
年は若く背丈も低いし、胸も……は、今後に期待して?ですが掃除に洗濯、食事に裁縫と何を取っても、女主人の
クランリ-・ベネットさんのお墨付き!
そもそも、シャーリーちゃんがこの家に雇われたのは、一人住まいのベネットさんが出した新聞広告の、「住み込みメイド募集」の広告に、うっかり年齢制限を書かなかったから……13歳とは、今ではもちろん働ける年齢ではありませんが、当時は社会問題になるほど年少労働者が多く、問題は年齢より経験でした。
試してみたら、使える使える!何て可愛くて健気で、でもしっかり仕事もこなすシャーリーちゃんは、今やベネットさん自慢の、無くてはならないハウス・メイドです。
★当然ですが、ネタバレ全開です!★
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