何と1年ぶりの森薫著『乙嫁語り』の為の、「青騎士・6B」~「青騎士・8B」です。取り敢えず、言い訳から…。
2022年02月~06月発売
『森薫著〈乙嫁語り〉』目当ての半年分の
「青騎士・B」6号から8号です。

2022年02月20日発売
『乙嫁』作者都合で超減頁

2022年04月20日発売
6Bの分も含めて、大幅頁増!

2022年06月20日発売
花嫁獲得の為の騎馬競争で、見事アミル兄・アゼルの一族花嫁を獲得!
2022年02月20日発売の〈「青騎士・B」〉の「乙嫁語り」は、作者都合により『僅か4枚・計8頁』しかありませんでした。
待つ事2ヶ月・・・ついに森薫氏渾身の、そして特にアミルの兄アゼルによる決死の騎馬競争シーンが展開します。
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まァ、要するに「乙嫁」アミルさんの兄アゼルの嫁取りが、草原の民全体の問題となって、結果として馬競べ(馬比べ・要するに天然大地での無制限競争)で決着を着ける事になったようです。
とにかくこの場面、人人人・・・馬馬馬でとても作者一人が描いたとは思えません。ですが、この作品の作者森薫氏は基本的に、仕上げ以外は一人で作業するそうです。
この記事は1年以上前に書き始めたのですが、大した理由もなくダラダラと過ぎ去る内に(去る者日々に疎し?)、この物語連載の方が遙かに進んでしまいました。
今や最新コミック14巻で、この大競争の決着からその後の展開まで知る事が出来ます。しかもかなりの加筆修正が施されているようです。しかしこの記事の内容は、飽くまでも雑誌掲載時に基づいております。その辺りは、御容赦下さい。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆




◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
コース半分の折り返し地点には、そこまで先頭で来たという証(あかし)の布が巻かれた矢が、数本用意されていました。
ところが僅かに先頭で、その矢の一本を手にした嫁候補側の長女が、残りの証の矢を全て使えなくしました。これでこの時点では事実上、彼女の一人勝ちとなります。聟候補で、そこまで彼女と競っていたアミルの兄アゼルは、そこで諦めずに彼女の持つ1本だけとなった、証の矢を奪うべく全力で走る馬同士の接近戦を試みます。
しかし彼女は、奪われてはならじと何と剣を抜いて切りつけます。
根拠は「妨害してはならないとは、聞いていない!」と言う事です。
まさに〈無理を通せば道理が引っ込む〉の典型ですが、さすがはアミルの兄アゼル。これを、剣を使わず真っ向勝負で受けて立ちます。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆




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さすがはアゼル君の妹アミルさん。
たった一言「矢が1本になったのよ!」で、全ての状況を理解したようです。もちろん追走するのがやっとの、その後にに続く若き夫カルルク君には、サッパリ状況が分かっていないようですがこの1年ほどで、アミルさんを追走出来るようになった事に、涙を禁じ得ません。
ちなみに、この花婿&花嫁候補集団による騎馬競争を、アミルさんやカルルク君達を先頭にドヤドヤと追い掛けて来たのは、競争の見届け人と言う名の文字通り「ヤジ馬集団」です。
丁度折り返し地点を過ぎて、スタート地点へ戻ろうとしながら残した1本の証の矢を巡り、アゼル君と嫁候補の長女がある種の死闘を繰り返しながらも、騎馬競争の先頭争いを続けています。
この場面をまさに交差しながら、折り返したアゼル君と後追いのアミルさん兄妹が,目撃した形になっています。お兄さんの方は、妹に気付いていないでしょうが・・・。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



長女を馬から降ろして、担いだまま先頭でゴールしたアゼル君。
担いだ嫁候補に自分の勝利を認めさせた上で嫁候補の、
父である相手族長に勝利宣言をするアゼル君。
それを認める、族長。
とにかくこの場面、人人人・・・馬馬馬でとても作者一人が描いたとは思えません。ですが、この作品の作者森薫氏は基本的に、仕上げ以外は一人で作業するそうです。
この記事は1年以上前に書き始めたのですが、大した理由もなくダラダラと過ぎ去る内に(去る者日々に疎し?)、この物語連載の方が遙かに進んでしまいました。
今や最新コミック14巻で、この大競争の決着からその後の展開まで知る事が出来ます。しかもかなりの加筆修正が施されているようです。しかしこの記事の内容は、飽くまでも雑誌掲載時に基づいております。その辺りは、御容赦下さい。
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コース半分の折り返し地点には、そこまで先頭で来たという証(あかし)の布が巻かれた矢が、数本用意されていました。
ところが僅かに先頭で、その矢の一本を手にした嫁候補側の長女が、残りの証の矢を全て使えなくしました。これでこの時点では事実上、彼女の一人勝ちとなります。聟候補で、そこまで彼女と競っていたアミルの兄アゼルは、そこで諦めずに彼女の持つ1本だけとなった、証の矢を奪うべく全力で走る馬同士の接近戦を試みます。
しかし彼女は、奪われてはならじと何と剣を抜いて切りつけます。
根拠は「妨害してはならないとは、聞いていない!」と言う事です。
まさに〈無理を通せば道理が引っ込む〉の典型ですが、さすがはアミルの兄アゼル。これを、剣を使わず真っ向勝負で受けて立ちます。
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さすがはアゼル君の妹アミルさん。
たった一言「矢が1本になったのよ!」で、全ての状況を理解したようです。もちろん追走するのがやっとの、その後にに続く若き夫カルルク君には、サッパリ状況が分かっていないようですがこの1年ほどで、アミルさんを追走出来るようになった事に、涙を禁じ得ません。
ちなみに、この花婿&花嫁候補集団による騎馬競争を、アミルさんやカルルク君達を先頭にドヤドヤと追い掛けて来たのは、競争の見届け人と言う名の文字通り「ヤジ馬集団」です。
丁度折り返し地点を過ぎて、スタート地点へ戻ろうとしながら残した1本の証の矢を巡り、アゼル君と嫁候補の長女がある種の死闘を繰り返しながらも、騎馬競争の先頭争いを続けています。
この場面をまさに交差しながら、折り返したアゼル君と後追いのアミルさん兄妹が,目撃した形になっています。お兄さんの方は、妹に気付いていないでしょうが・・・。
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長女を馬から降ろして、担いだまま先頭でゴールしたアゼル君。
担いだ嫁候補に自分の勝利を認めさせた上で嫁候補の、
父である相手族長に勝利宣言をするアゼル君。
それを認める、族長。
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theme : マンガ家・森薫、エマ・乙嫁・シャーリー他
genre : アニメ・コミック