『銀河鉄道物語~永遠の分岐点~』TV未放映の最終回?
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このFC2ブログは、さすがアメリカが本家だけ有って、ブログ作りの思考が「優しく丁寧」な日本製と異なり、正直どこがどうなっているのか?ある意味、とても理解に苦します。
と言う訳で、この画面で紹介しているDVDの第2集だけ絵が小さいのは、故意ではありません。なぜか同じ、サイズを選んでいるはずなのに、こうなってしまうのです。いえ、間違いなく選択場面では、一番大きかったのですよ!ですので、決してエコヒイキとかそーいうんじゃない事を、ここで改めて宣言しておきます。
と言う訳で、『銀河鉄道物語〜永遠への分岐点〜』に関しての、第2部?です。
テーマは、幻の最終回!前回説明した通り、このシリーズはTV放映版の第24話「遥かなる誓い」で、明らかに完結しています。ところが、DVD版にはTV未放映の最終回に当たる第25話と第26話がある事を、つい最近知りました。
★ところが、この内容が説明できないほど「変?」なので、敢えて内容には触れずにここで描かれる、医療用セクサロイドの「ユキ」?「ユウキ」?「ユーキ」?と謎の総司令の場面だけ、取り上げます。何しろ総司令が歩く場面など、他では観た覚えがないので……。★
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残念ながら、サスガに「幻の最終回」だけあって、配信映像でまともなモノはこれだけでした。
これもいつリンクが切れるか分かりませんが、その際には御容赦を。
更に付け加えると、このお話が「何だったのか?」という問いには、全くお答えできません。個人的な見解としては、やはりシリーズはTV放映分の第24話で完結していて、これは〈DVD版のオマケ?〉ではないかと、本気で思っています。
そして何よりも、このお話しで重要なのは1期から登場している、主人公の仲間で医療及びレーダー分析担当の、セクサロイド(これがどういう意味かは良く分かりませんが、より人間に近い不老長寿のアンドロイドと解釈しています)の「ユキ」ですが、確かにタイトル・クレジットでは「ユキ」となっています。なぜか、総司令の呼び方は「ユウキ」または「ユーキ」にも聞こえます。
それに意味があるのかどうかも、分かりませんが遠い昔の地球に存在した、「森雪」という女性と関係がある事が、ここで明らかにされます。
さらに、その直径の〈子孫〉で、なぜか「モリ(森?)」という姓を受け継いでいる女性との、対面まで果たすお話しです。正直に言えば、これがこの2つの回の存在意義では無いか?とすら、考えています。
結局、後編に当たる第26話「我が心のシリウス小隊(後編)」の冒頭と、中盤から後半に当たる部分での、このセクサロイド・ユキを取り巻く物語りだけに、焦点を当てて抜き出してみます。
意識を失うほどの、人工知能の不調の原因が分からないまま、その初期化が行われようとしています。
ここでのポイントは、窓の外に居る技師達の姿勢です。
唐突に、レイラ総司令が処置に入室します。
この人は滅多に動きませんが、逆に管理局内ではどこでも、出入り自由なようです。
総司令の入室に驚いた技師達が、全員立ち上がるところが、ポイントだと思います。
直ちに処置の停止を命じる、総司令。
彼女が、誰かに向かって何かを口にするシーンは、他に無いのではないでしょうか?
総司令がこれほど親しく、2人きりでそれも別室で会話をするシーンも、もちろん初めてだと思います。
ここで総司令は、ユキの異常は故障や不調ではなく、予兆だと告げます。何の予兆かまでは、わかりませんが……。
セクサロイド・ユキには、遠い昔の勇敢で優しい女性の記憶(もちろん、あの『宇宙戦艦ヤマト』の森雪の事だという事は、観ている方には容易に理解できます)が、埋め込まれているのだと言います。
だからどうだとは、結局言いませんが……。
記憶を初期化されずに、戻って来たユキにシリウス小隊の一同が驚き、歓迎します。
特に主人公、有紀学を巡る「女の戦い」を宣言したルイの喜びは、ひとしおのようです。
そして、そう宣言した以上はより主人公との絆を、ハッキリした形にして、間違っても横からユキに浚われないように?「これが最後の出撃なんかにはしない!」と宣言し、共に生きて再び戻る事を誓う、キスをルイの方から求めます。
全般的に、この物語は女性優位のような期がします。というか、男女関係において男性がダメダメ過ぎる!のは、松本マンガからの伝統でしょうか?
何と、全宇宙の存亡を賭けた戦いに「元太陽系星系・銀河連合総旗艦」からの直接通信が、ビッグ1(ワン)に入ります。
「モリ(森?)と名乗るメディカル・チーフからの、多くの被災者や負傷者の救援と援護の要請及び、多数に登る傷病兵の搬送と治療体制の編成を、依頼するモノでした。この件に関しては、ビッグ1の医療主任が最も適しているという、情報を得たのだそうですが、どこからその情報がもたらされたのかは、わかりません。
そして要件を伝え終えたモリさんは、親し気にユキを見ると「まさか、会えるとは思っていませんでした。頑張って、私の遠い御先祖様」と、付け加えます。
優しい表情で、「あなたも」とユキも返します。
銀河連合軍総旗艦の医療主任から、ユキとその仲間に向けて敬礼がされます。
それを受けて、ユキだけではなくビッグ1のメイン・クルー全てが、敬礼で答えます。
この後、まァ全宇宙の命運を賭けたにしては、いささか拍子抜けする戦いが行われ、一応の決着が付くようですが、ここに掲載した映像ではその最後の部分が切れています。
もっとも、最後まであったとしても、正直なところTVシリーズでの事実上の最終回である、第24話「遥かなる誓い」ほどの、まとまりはまるで感じないと思います。
と言う訳で、最後に「おっちょこいで鈍感で、融通が利かなくて……どんな事が有っても、諦めない人」とまでルイに評価?された、主人公に果たして彼女がふさわしいのか?
という根本的な疑問を感じざるを得ない、その生まれ育ちの良さと、自意識の強さ。そして、その気になれば、星間国家の王侯貴族や有力者の貴婦人に負けない、気品と優雅さを堪能して終わりとします。
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