驚きました!TVアニメ・シリーズ『PSYCHO-PASS(サイコ・パス)』には、詳細&キャプチャー画面集のサイトがありました!!
《「PSYCHO-PASS サイコパス」 詳細&キャプチャ画像集(リンク済み)》ツイッターおまとめサイト。
さて、では問題の最後に出て来た、兇悪なリボルバー(回転式拳銃)は何か?ですが……。
ブログ記事拍手にコメント寄せていただいた、ジョン・スミス・キャッツ様によると、「まにあ道サイト・リンク済み」の「狡噛 慎也のリボルバー拳銃PSYCHO-PASS・サイコパス(リンク済み)」に詳しい記述があるとの、指摘を受けました。
更に、この詳細&キャプチャ画像集・サイト及び最近更新されたらしい、フリー百科事典・ウィキペディアによると。
《上記「詳細&キャプチャ画像集・サイト」より》
・狡噛慎也(コウガミ・シンヤ)
〈前略〉
第16話で朱とともに、標本事件に関係した槙島の確保に成功するが、捜査権を上層部に奪われたあげく逃亡されてしまう。
槙島の再追跡を強く望むが、上層部の思惑から不当に殺処分されそうになり、一係の機転と協力によって公安局を離脱する。征陸から提供されたセーフハウスに潜伏し、リボルバー式拳銃〈en:(スターム・ルガー SP101)を手に入れ~
〈後略〉
----------------
フリー百科事典・ウィキペディア(リンク済み)より。
〈前略〉
狡噛 慎也(こうがみ・しんや)
〈中略〉
リボルバー式拳銃(スターム・ルガー SP101〈en:Ruger SP-101〉)を手に入れ~
〈後略〉
ところが、肝心のその有名なマンガ「ドーベルマン刑事」などに登場する、リボルバー式の44口径ママグナム拳銃、ルガー・スーパー・ブラックホーク。
更に威力があるとされる、45口径マグナム弾に当たる、454カスール弾を使用するスーパー・レッド・ホークで有名なスターム・ルガー社(ドイツの名銃・ルガーP08を生んだルガー社とは全く関係のない、アメリカの銃器製造メーカー)が製造した。
SP-101・リボルバー(回転式拳銃)の資料が、見事に無いのです。
★さて、どうしたものか?★
《ブログ拍手です管理者のみ閲覧コメントも可能》
後は海外の記事ばかりで、357マグナム拳銃である事もその英語表記から、辛うじて拾ったモノです。
またなぜ装弾数が5発なのか?とか、そういう理由も不明です。
似ていると言えば、似ている気がしますが‥‥‥他の絵と比較すると、どうしてもねェ~。
しかも、日本製のモデルガンも資料も無い状態の銃器を、なぜわざわざ登場させたのか?何とも、その辺が釈然としません。毎度の事ですが、この拙ブログ記事では基本的に「作品重視」ですので、飽くまでも画面の見た目に拘ります。
極論で言えば、スッタフが何を言おうが書こうが、設定書がどうなっていようが、画面での見た目を重要視します。
ちょっと話が逸れますが、最近『宇宙戦艦ヤマト・2199』という、初代TVシリーズを完全リメイクの上に、新解釈を含めて作り直した作品というのが、TV放映されました。
その事で知人と、見解の喰い違いが生じました。「初代ヤマトに、第2副砲塔はあったのか?」という問題です。まず基本的に、前甲板の主砲塔2基6門の背後、艦橋の直下には確かに副砲塔が存在します。
しかし背後の、後甲板上にある第三主砲塔の背後、いわゆる煙突の真下に第2副砲があったという認識は、これまで持ち合わせていませんでした。
初代アニメ・シリーズの『宇宙戦艦ヤマト』において、そもそも前甲板の副砲塔ですら、セリフとして登場した記憶はありません。ただ実際に存在し、現在海底深くに艦橋を前部に残し、後部はほぼ破壊され、転覆した仰向けの状態で有る事が最近確認されている、旧日本海軍の戦艦大和には、確かにその部分に副砲塔が存在しました。
ちなみに一番最初の、就航時には両舷左右甲板にも同型の、2番と3番副砲が前方に向かって備えられていました。ただし、特徴的な煙突の背後にある三本マストの通信アンテナの直下には、副砲塔的な物はなく直接後部3番砲塔が、備えられていました。
そこで、実際はどうだったのか?
現在多くのヤマト関連本が出ていて、特に様々なサイズとデザインの模型が、売られています(いや、いました?かな)。そこに描かれた、平面図の多くには確かに、3番主砲の後方と煙突の間に、「2番副砲」と明記され、存在しました。
この事実には、少々愕然としましたが、模型の作製には2次元の平面で描かれたモノを、無理矢理にでも3次元化するという困難が、常にあります。従って、実際の作品上には存在しなかったり、あるいは見えない位置にあるモノまで、具体化する必要があります。
そこで、過去のTV放映時の映像と、そのTV映像時の設定資料などを探し出し、見てみました。その結果、結論としては「2番副砲は3番主砲の後方に存在した!」と、言わざるを得ません。
ではなぜ、今の今まで損存在に気付かなかったのか?
理由は簡単明瞭で、前面にある1番副砲は主砲と艦橋という、絶対的な存在のまさに中心に据えられている為に、「何のために存在するのか?」ではなく、デザイン上「そこに存在しなくてはならない!」という、大前提がありました。
物語の中でもセリフでも、初代のTVシリーズでは全くと言っていいほど、出番の無かった1番副砲ですが、デザイン上常に存在を誇示していました。その為に主砲と同じく、何の為に付いていたのかは不明ですが、両側に本来元の戦艦大和であれば、攻撃目標との距離を測る光学式の、照準装置が有りましたが、もちろん宇宙戦艦には不要です。
ですが、旧大和の雰囲気を残した為か、設定資料にもあるのと無いのがあり、有名なオープニングにはハッキリと、映っていました。ですが、後部の便宜上の2番副砲には、そもそもその設定が無く、実際には2番副砲という扱いさえ、疑問視できます。
松本零士氏の手によるマンガにも、ラフスケッチにもその位置に主砲より小さいけれど、他の高角砲塔などよりは大きい、砲塔が描かれてはいます。
描かれてはいますが、これに明確な第2副砲という存在を与えたのは、3次元化した模型からだと思われます。基本的に初代ヤマトの後部は、波動エンジンの出力口やサブ・エンジンの出力口も含めて、非常に曖昧な便宜的な描かれ方をしています。
特に、両舷にあるはずの発射カタパルトの位置と形状などは、実際に製作現場でも頭痛の種で、出来れば描きたくない!と言うのが、本音だったようです。
もちろん実際のTV画面上に登場する、2番副砲らしきモノには、特徴的な両脇の出っ張りは有りません。この事が余計に、2番副砲の存在価値を薄めたとしか、言い様はありません。
しかしどれほどいい加減に描かれようと、初期の設定書やらラフスケッチにも明記されていなかったとしても、一応設定として「2番副砲」という表記があり、1番副砲とは似ても似つかぬデザインだとしても、その位置に他とは異なる3連装砲身の大きめの砲塔?らしきモノが描かれている以上、それが2番副砲では無い!とは、言い切れません。
とまァ、このような事例もありますので、今回の『PSYCHO-PASS・サイコパス』第22話で活躍した拳銃は、確かに「スターム・ルガーのSP101」かも知れません。
あるいは、それをモデルにした銃器と言う事かも、知れません。
ただ実際に描かれている、人間の手の大きさと比べた場合の、無意味に大きなシリンダー(弾層)部分と、全体のバランスからシリンダー部分に比べて、短く見える銃身。さらには、描かれたり描かれなかったりするので、よく分かりませんが銃口に〈コンペンセイター〉らしきものも、見かけるのでここでは敢えて、以前の記事は訂正しません。
と言うか、何でスターム・ルガーのSP101などという、拳銃なのでしょうか?その方が、余程気になります。まァ、現在の相場で考えれば、確かにM500の4インチよりは、遥かに値段が安いのでしょうが……値段が安くて、丈夫で長持ち!がスターム・ルガー社製品の、特徴ですから。
後はリボルバーでも、トップクラスの安全装置……でも、M500もついにS&Wは撃鉄(ハンマー)から、銃弾カートリッジの後部にある、雷管を直接叩く「撃針」を無くしましたからねェ~。
いつもお世話になっている『MEDIAGUN・DATABASE・リンク済み』様ですが、残念ながらスターム・ルガー社製のSP101及び、そのステンレス・モデルのKSPシリーズの事には触れていまが、詳しい事はわかりません。
ただ、SP101と言うタイプの装弾数が5発で、そのステンレス・モデル(サイコパスで使用されたのは色からして、ステンレス・タイプと思われます)は、357マグナム弾を使用できると有ります。
なお、このシリーズは全てルガー社のヒット作であり、傑作銃である「セキュリティ・シックス」という銃から、始まっているそうでその写真は掲載されています。
ここで指摘されている、2期オープニングの画像の部分。
確かに上のオープニングの絵は、「スターム・ルガー社製 SP101」で間違いないでしょう。
特に、銃弾を入れ換える為に回転式弾層(シリンダー)を外に出す(スィングアウトと言います)為の、独特の形状をしているスイッチとその周辺。これを〈ラッチ・コルト社の用語ですが、同じ事をする部分をS&W社ではサムピースと呼び、引くのではなく押すようになっています〉引くのですが、これは明らかにS&W社のモノでは、ありません。
ですから、この画面ではこの銃は「スターム・ルガー社製 SP101」だと、言い切れます。
ただでは、物語上で使用された銃はどうかというと、いささか心許なくなります。
確かに、左手で握っている為に本来のドラマなどでは余り見えない、弾層を取り出すラッチとその周囲のデザインが、良く見えます。
ここだけを注目すると、「スターム・ルガー社製 SP101〈改め〉KSP101?」なのかと思えますが、どうしても銃全体のバランスと大きさが気になります。残念ながら、お世話になっている『MEDIAGUN・DATABASE・リンク済み』様ですら、「〈前略〉今一つ華がないためか、メディアへの露出は意外に多くない」と
一番最近の作品に『PSYCHO-PASS サイコパス』の第2期を挙げながら、こう述べざるを得ないようです。
個人的に一番気になるのは、もし小型軽量化の為に装弾数を5発にしたとしたなら、何でここでの描写はこんなに肉厚の厚い、回転式弾層なんだろう?と、なります。
しかも、357マグナムは38口径です。
それにしてはこの弾層の穴も、入れようとしている銃弾カートリッジも、大き過ぎる気がします。
M500なら、納得できますが‥‥‥。何だか、まだ納得しないのか?この悪足掻きめッ!と言われそうですが‥‥‥。
やはりこちらの方が、スッキリしますネ。
それにこの画像も、やはり気になります。
大きな(太い)銃身の下に、先端の銃口まで届かないエジェクターロッド・シャウド(回転式弾層の中心部を貫いて、外に降り出した弾層から空薬莢を排出する為の棒をエジェクターロッドと言い、それをカバーする部分の事をシャウドと言うそうです)、上の画面でヒロインが撃った時の銃はこのシャウドが、銃口近くまで伸びています。
そして、実際のSP101〈改め〉KSP101?なら、当然シャウドは銃口まで一体となっています。
とするとこの煽り画像では、少々問題があります。
まァ、描き間違いという事や、光線加減?と言う事も、ありますが……。
同じシャウド一体型でも、こちらの方が納得行きます。
さらにこの画面には、コンペセイダーの様な刻みらしきモノを、銃口に確認できます。
まァここまで来れば、作品の中では明らかに「スターム・ルガー社製 SP101〈改め〉KSP101?」を使用するつもりだったのでしょうが、なぜか余り知られていない銃で、見本も少なかった(たぶん)結果、M500・4インチに限りなく、近付いてしまった。
特に、真横以外の部分では……。こちらとしては、やはりここはマイナーなSP101よりは、多少乱暴でも有名で、凶暴兇悪なイメージを持つ50口径マグナム用M500・4インチの方が、より迫力があったのでは無いか?と、思います。
そもそも分かり易いですし、何よりこの元・執行官が持つ銃としては、SP101では何かスマート過ぎます。
むしろこれから一匹狼の、凶暴で兇悪な潜在犯として、追われる身になる訳ですから、スマートな5連発よりも、無骨で兇悪な5連発の方がイメージに合うような気がします。尤も、どのみち近未来SFですの、「似ているけど、架空の銃!」とされてしまえば、終わりです。
と言う訳でこちらの趣味と身勝手で、前記事の訂正は行いません。
悪しからず、御了承下さい。
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theme : PSYCHO-PASS サイコパス
genre : アニメ・コミック