山田南平氏著『大人になる方法』とは〈女子高生+男子小学生=純愛→大人になるまでの付き合い・友人達との関係+親子の関係〉をシリアス且つコミカルに見事に納めた作品の元祖!
山田南平氏著『大人になる方法』とは〈女子高生+男子小学生=純愛→大人になるまでの付き合い・友人達との関係+親子の関係〉をシリアス且つコミカルに見事に納めた作品の元祖!
だと、信じます。今なぜこのマンガを取り上げたのかと言うと、お察しかと思いますが新しく始まったTVアニメ・シリーズ『初恋モンスター』と言う作品に対して、違和感を禁じ得ないからです。『大人になる方法』が好きである以上、17歳の女子高生が10歳の男子小学生に恋愛感情を持つ!と言う設定に、特に問題はありません!!
問題は、まさに見た目でいきなり小学生の中に、高校生か大学生にしか見えない巨人族のような、違和感バリバリのイケメン男子が存在する事です。
おそらくは時代の違いで、「いかにも女子高校生が恋心を抱きそうな、大人の体格と美男の小学生」だという事で、作品のフィクション性とコメディ性を高め、見当外れな世間からの《幼児性恋愛》的な問題意識から逸らしたいのでしょうが、逆に違和感が際立っている気がします。何しろ大人にしか見えない小学生が、、全く似合わないランドセル(あのサイズに合うものがあるのか?)を背負っている姿は、白昼ビキニ姿の若い女性が、堂々と街中の人混みの上を飛ぶ!と言う非常識よりも、違和感があります。
これに比べると、原作こそ完結しているものの、その連載終了が1997年(平成9年)の『大人になる方法』は、《知られていなくて当たり前!》なのかも知れません。
何しろ、コミックスはもちろんマンガ文庫すら、ほぼ絶版状態。辛うじて、電子書籍で全巻も後に刊行された番外編も、残らず読めるという時代にはなりました。
http://blog-imgs-93.fc2.com/a/o/n/aonow/201607181827279e9.jpg" alt="大人方法文庫01" border="0" width="329" height="475" />">『大人になる方法』
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http://blog-imgs-93.fc2.com/a/o/n/aonow/20160718182726883.jpg" alt="大人方法・特別2" border="0" width="312" height="500" />">〈番外編コミック「オトナのコドモたち」〉

なお文庫マンガは《書籍》扱いなので、今でも出版社在庫などがあれば取り寄せる事ができます。
ちなみに一般のマンガ・コミックスは「雑誌」扱いですので、書店や出版流通業者(日販とか東販など)そして出版社自体も、早めに処分しようとします。ここでは、一番最近と言っても、2007年(平成19年)発売の〈番外編コミック「オトナのコドモたち」〉が、これに当たります。
ですが、よほど人気でもあるのか?未だに在庫があるようで、書店注文が可能なようです。さらにこれは上記マンガ文庫も同じですが、古本としての入手は様々な方法で可能です。その上電子書籍化もされているので、3種類どの方法でも入手が可能という、珍しいコミックです。
《概略》
『オトナになる方法』(おとなになるほうほう)は、山田南平の代表作といえる少女漫画である。
元来「123cmのダンディ」に始まる『久美子&真吾シリーズ』の完結編として描かれたものであるが、シリーズの3分の2をこのタイトルが占めるため、後に白泉社文庫より、改めてシリーズ全体を『オトナになる方法』と名づけて再刊された。
1990年から1997年まで『花とゆめ』(白泉社)に連載されていた。単行本(花とゆめコミックス)全10巻(シリーズ全体では全15巻)、文庫本では全8巻(シリーズ全体の巻数。第3巻の末尾2話分と第4-8巻が、狭義の「オトナになる方法」である)。
〈中略〉
《あらすじ》
美人女子高生・加藤久美子の王子様は身長差30センチ、7歳年下の小学生・池山真吾。
だが、なかなか素直になれず上手くいかないこの恋に、真吾に恋する小沢悦子や悦子に恋する真吾の同級生・坂田歩も絡んでくる。やがて、周知の仲となった久美子と真吾だが、その年齢差故に受験の問題や考え方の違いなど、困難も多い。年齢差も身長差も乗り越えたラブロマンス。
神奈川県の葉山が舞台となっている。
《登場人物》
主人公:加藤 久美子(かとう・くみこ)
17歳、高校2年生。水瓶座、A型、158cm。
座右の銘は「君子危うきに近寄らず」。
美人で、頭も性格も良いと近所で評判の女の子。野良犬に怯えているところを真吾に助けられて以来、真吾を好きになる。一方的に猛アタックし、両思いになる。真吾が初恋。
小学生の頃はいじめられっ子で、麻生にかばってもらっていた。偏頭痛持ち。成績は学年首席で10位以内から落ちたことがない。普段は温厚な性格だが、泣き虫な上、その分怒らせるとしばらく機嫌が悪くなる。
小学校の教師になるのが小学生の頃からの夢。
大学の入学式の日に「美術鑑賞研究会」というサークルに勧誘され、麻生・西崎・五郎も芋づる式に入部させられた。
〈中略〉
池山 真吾(いけやま・しんご)
10歳、小学4年生。身長123cm。
12月03日生、射手座、O型。4年の冬には130cmに、6年の春には141.8cmと順調に成長。最終的には175cmまで成長する。
家は銭湯・池の湯。非常に短気で言葉遣いも荒いが、銭湯の掃除は勿論、家の手伝いも良くする(1週間手伝ってお小遣い1,000円、つまり月に4,000円)。
運動全般を難なくこなす反面、成績はあまり良くなく、夏休みの宿題は歩に写させてもらったりする。通信簿も図工と国語と体育以外は「がんばりましょう」。中学校に入っても成績の悪さは相変わらずで、400人中396番というひどさ。成績の悪さを見かねた美子が眞を家庭教師として雇う。
〈中略〉
《久美子の友人達》
麻生 啓子(まき・けいこ)
小学生の頃からの久美子の友達。
蠍座、B型座右の銘は「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」。
いじめられっ子だった久美子を唯一かばってくれて、以来大親友。久美子を含め、家族以外のほとんどが「麻生(ちゃん、さん)」と名字で呼ぶ。成績は学年で15位以内。逗子に住んでいる。
大学卒業後、西崎と同棲を始める。
西崎 真琴(にしざき・まこと)
麻生の友達。天秤座、A型。
座右の銘は「色男 金と力はなかりけり」(?)。
小学生に夢中になっている久美子を心配した麻生が、久美子に年相応の子を、と考え紹介した。真吾一筋の久美子には見向きもされなかったが、2人が両思いになるきっかけを作った人物でもある。麻生のことが好き。
大学に入学してからは麻生と付き合うようになり、卒業後には同棲を始める。大船に住んでいる。
《真吾の友人達》
坂田 歩(さかた・あゆむ)
真吾のクラスメイト。
3月3日生、魚座、A型。座右の銘は「温良恭倹譲」。
IQ180の天才児で、某研究所からコンピュータウイルスの分析を依頼されるほど。5ヶ国語(日本語・英語・フランス語・ドイツ語・北京語)話せる。
課題の読書感想文に三島由紀夫の『禁色』を選び、担任を驚愕させる。4歳の頃、両親が離婚し自分の明晰な頭脳と、狡猾さを生かせるであろう父親側に残ることを選ぶ。
悦子のことを好きになるが、真吾一筋の悦子を見守るに徹した。
〈中略〉
小沢 悦子(おざわ・えつこ)
真吾のクラスメイト。
美人だが気が強い。4年生の時に真吾に告白するが、振られる。
それ以来彼にきつい言葉を浴びせるようになる。一度は諦めるが、ドッジボール大会での真吾の雄姿に惚れ直す。中学校では、「真吾くん」と呼ぶようになる。二浪中の兄がいる(中学1年時)。
〈中略〉
根岸 良尚(ねぎし・よしひさ)
真吾のクラスメイトで、よく真吾に殴られる。
家は花火屋で、自身は十二代目(予定)。
下の名前「良尚」は、読者によって命名された。
〈中略〉
谷川 広子(せがわ・ひろし)
真吾のクラスメイト。病弱で、外見も女の子のよう。
母親が過保護。初恋の相手は真吾。
「広子」という名は祖父が命名、広子の"子"は"君子"の"子"という意味があり、心の広い立派な人間になるようにとの意味が込められている。
何も知らないウブな少年というイメージだが、中学校の時も高校の時も(両方とも男子校)付き合っている人がおり、色々経験豊富であることが、続編で判明。20歳の時、ジョナサンと付き合うようになる。
ジョナサン=晶=冨嶋( ―・あきら・とみしま)
6年生の時、父親の仕事の都合でイギリスから来日し、真吾のクラスに転校してきた。
関西弁を話す。クォーター。広子と仲が良くなる。親友になりたくて、広子と同じ私立中学を受験し、補欠合格する。
キャロル=絵麻=冨嶋( ―・えま・とみしま)
ジョナサンの妹。
4年生。道にうずくまっていたところを、助けてくれた歩を好きになる。
勘違いが原因で、真吾のファーストキスを奪う。転校当初は、なかなか日本語を覚えようとしなかった。
〈中略〉
寺田 あや(てらだ・あや)
真吾のクラスメイト。
6年生の頃から根岸のことが好き。
橘 穂乃香(たちばな・ほのか)
中学校で、真吾と同じクラスになった女の子。
稲穂の香る、秋生まれ。父子家庭。
別の友達と真吾の噂話をしているところを、悦子に嫌味を言われたため当初は仲が悪かったが、その後親友になる。友達のことは下の名前で呼ぶ。髪型が金色のツインテールなのでジョナサンに「セーラームーンみたいな子」と思われる。ただし作者は「モデルは濱田マリ」と、証言している。
高校で知り合った12歳年上の教師・鈴木と結婚、20歳で長女・菜摘を出産する。
〈以下略〉
とまァ~、こんな感じでこの作品には良くも悪くも、マンガ家山田南平氏の特徴が非常に良く出ている、傑作だと思います。
良いところは何と言っても、シリアス(真面目・真剣)な少年少女の成長を絡めた、ラブ・ストーリーでありながら絵柄も含めた表現は、見事にコメディ(笑える・可笑しい)だという事です。特にこの作者の特徴でありながら、作品内容によっては表現が弱くなって来ている感じのする、セリフとセリフの「書き文字(手書き文字のように字の大きさや形が変わる)」掛け合い漫才?的なやり取りは、それがシリアスな内容であっても、思わず笑ってしまうまさがあります。
小学生から中学生、そして高校生へと成長して行く過程の1年1年は、大学生以上の1年とは大きく違います。
その中に、恋愛問題から進学問題。挙句は家庭内問題まで、これでもかという深刻な問題が次々と、少年少女を襲います。しかも彼ら彼女ら未成年には、自ら判断し行動する自由は与えられていません!年齢も身長も大きく下回る小学生に恋をした、女子高生!!この出だしでいきなりの、大ハンディキャップで実際真面目に考えれば考えれば考えるほど、笑いしか出て来ないシチュエーション(状況)です。
ですが恋した女子高生は、大真面目!むしろ恋された男子小学生の方が、相手の神経を疑う始末です。けれども確かに、ちょっと抜けたところのある天然お嬢様ですが、眉目秀麗にして品行方正。運動は苦手でも、成績抜群にして社交性も抜かりなし。なのになぜ、小学生を?
友人でなくても、思わず「病気か!?」と疑いたくなるところですが、ちゃんと彼女には理性的で思いっきり感情的な!!
筋の通った理由があるのですから、いくら説得しようが脅迫しようが、泣き落としをかけようが無駄な事です。まァ、昔から「お医者様でも草津の湯でも」と言うのが『恋』なのですから、取り敢えずはどうにもなりません。
それどころか、お互いに貴重な時代を過ごす過程で、大人社会的には他愛が無いかもしれないけれど、この世代の男の子や女の子には重大で深刻な問題が、後か後から降って来ます。それを乗り越えたり、玉砕する過程で彼と彼女はそれぞれに成長し、「恋はやがて愛へと変わる」まるで歌の歌詞みたいですが、これに伴うのはなぜか喜びや幸福感ではなく、むしろ〈痛みや辛さや恐怖〉なのだという、ある種の理不尽。
大人が中心に回っている社会で、いくら真面目に真剣に子供が叫んでみても、結果は知れています。
22歳であれば問題がなくとも、15歳ではにっちもさっちも行かない大問題!20歳になっても、大学生という身分であると、許されないという理不尽。思わず「大人は何もわかってくれない!」と呟いて、あらゆる意味で終わりにしたい状況でも、この物語主人公と友人達は決してあきらめません!
何もしないよりは、した方がいいに決まっている!粉々に砕ける事は分かっていても、それでも全力でぶつかってみる。少女マンガよというよりは、少年マンガのような熱血ぶりですが、これは言葉に直すからでどこまでも彼ら彼女らの言い分と行動は、見た目には派手さも激しさもありません。
なぜなら常に問題は、心情や感情。
内面の問題で、第三者には見えない聞こえない分からない、情感という脆くて傷付きやすいクセに、涙と汗と熱気に塗れているのですから。多くの人の言う若さとは、青春とは、純情とは、決して美しくも無ければ、眩しくも爽やかですらない。そんなある意味常識的な、身も蓋もない現実感をどこまでもオブラートに包みながら、まるで砂糖菓子のように描いて見せると言ったら、言い過ぎかもしれません。
と同時に、この作者が未だに?少女マンガ家でいられる、理由かもしれません。何故なら、内面に渦巻く様々な感情を抱えながら、彼ら彼女はどこまでも見た目はクールに、天然に笑える言動を、して見せるのですから。
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《マンガ文庫版『オトナになる方法』》

〈表紙・池山慎吾
10歳、小学4年生。身長123cm〉

〈表紙・坂田 歩・真吾のクラスメイト。
3月3日生、魚座、A型。座右の銘は「温良恭倹譲」〉

〈表紙・小沢 悦子
真吾のクラスメイト。美人だが気が強い。
4年生の時に真吾に告白するが、振られる。〉

〈表紙・西崎 真琴
麻生の友達。天秤座、A型。
座右の銘は「色男 金と力はなかりけり」(?)〉

〈表紙・橘 穂乃香
中学校で、真吾と同じクラスになった女の子〉

〈表紙・根岸 良尚
真吾のクラスメイトで、よく真吾に殴られる〉

〈表紙・麻生 啓子
小学生の頃からの久美子の友達。蠍座、B型
座右の銘は「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」〉

〈表紙・加藤久美子
17歳、高校2年生。水瓶座、A型、158cm〉
(引用者註:多分間違っていないと思いますが・・・)
結果的に、この物語は完全な群像劇になっています。
ただそれであっても、徹頭徹尾〈男子小学4年生→中学生、女子高2年生→大学生〉2人のラブ・ストーリーであるのは、文字通り首尾一貫しています。そして作品の中で、この2人に関係する友達の一人が口にしているように、「どんなにフラれ続けても、ただ一途に彼が好きな彼女を、僕はひたすら好きなので、彼女が彼を諦めた時。『ラッキー!』と喜んで付け込むのは違う気がする。諦めた彼女は、僕が好きだった彼女なのか?」と、特に男子小学4生主人公が《有り得ないだろう?》と思うくらいに、女子高2年生ヒロインとお互い一途に恋している時に、同じ男子小学生の友人達も男女共に、同様に笑えるくらい頑(かたく)なにガラスのように繊細で、そのクセ割れると簡単に怪我をする。
なぜそんな連中が集まるかと言えば、小学生主人公と女子高生ヒロインが、「バカみたいに純情で、信じられないくらい本気で想い合っている、超大馬鹿カップルなのだから!」だ、そうです。特に小学生主人公が中学1年になるまでの間は、「あのバカが、ずっ想い続けていられる訳ないじゃない?女子高生の彼女が辛抱強く、あいつの我が侭(まま)と身勝手に、同じ目線で付き合っているからだろ?信じられない母性愛と信頼感を、良くもまァ小学生相手に発揮できる。その忍耐力あるからこそ、対等に我が侭も身勝手も言い合える関係が、続くんだろう?大したものだよ、彼女は・・・」(幾つかのセリフの合成省略なので、言葉使いの混乱は御容赦)。
という事になるようですが、取り敢えず主人公とその周辺は落ち着いても、4年間の付き合いも外から見れば、まだまだ外から見れば《大学生と高校生ならまだしも、女子大学生と男子中学生何て有り得ない!》関係となる様です。
それが後半のクライマックス、「彼女の教育実習編」となるのですが、ここでは幾つかの物語が輻輳(ふくそう)して展開する為、物語の展開順に時間・日付的に重複する場面が出て来ます。
作者はここに思いっきり力を入れた様で、これまでのコメディ要素が嘘のように、思いっきりシリアスに振られます。もちろん、コメディ要素はあるにはあるのですが、それは飽くまでもマンガの技法的表現に留まると、言ってもいいと思います。尤もそのおかげで、読み手は過度の緊張から、一瞬息を付ける絶妙のタイミングとなるのですが・・・。



〈オイオイ、それが小学4年生のセリフですか?〉



〈そして、こちらは中学生の会話!です〉
-------------------
〈そしてここからいよいよ、ヒロインに対する教習生イビリ!?〉




〈小学生と高校生の恋愛に対する、ヒロインの想い!?〉



〈恋愛は歳の差ではなく、人と人との関わりだと気付く?生徒達〉



〈ちなみにヒロインの指導教師が、教育実習で来た時に泣かせた
のはやはり、「彼」でした。本人は、覚えていないようですが・・・〉




〈教育実習が終わって、晴れて彼氏と彼女に!〉
いかに『百聞は一見に如かず』とはいえ、マンガの抜き出し掲載はアニメのキャプチャーよりも、面倒です!
そもそも、基本的にマンガは「駒割り」という演出があり、場合によっては見開き1ページ全体で語るものだから、簡単に一部抜き出しができません。しかも時系列順が今回のように決して、一直線の一方通行でない場合も沢山あります。特に、少女マンガには!結局全部読むのが一番手っ取り早いのですが、それを言ってしまったらどんな作品も100の評論や感想を見聞きするよりは、本物を見た方が早いという事になり、紹介の意味が無くなります。
更に教育実習の現場は、こんなものではありません。
特に現在は、より過酷になっていると聞きます。もちろん、生徒の「イビリ」も「イジメ=傷害事件」化するほど、場合によっては悪質化しています。もちろん女性実習生のセクハラもどきは、こんな生易しいものでは無いと思います。
もちろん時代の違いも、大きいのでしょうが…。
まッ、取り敢えず物語はこのあともう一波乱〈彼の世代の中学卒業と高校進学など〉あって、そこから一気に話は5年後。つまり、彼の大学1年生に飛びます。


「しょじょーーですか?」
「ちがいます!」
〈そこで何も、思いっきり否定しなくても・・・〉
という訳で、この後話は一気に《大団円》へと流れ込んで、物語は終わります。
下のAmazon・CMは、全て現在TVアニメ・シリーズ放映中の、『初恋モンスター』のものです。
残念ながら、『大人になる方法』は、アニメにもなっていないので本家マンガのコミックや文庫以外に、商品はありません。これも時の流れと言うものでしょうか?
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